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2013年05月02日
ホタル学校にグレート家康公「葵」武将隊がやって来た~!
平成25年5月1日(水)、ホタル学校にグレート家康公「葵」武将隊の水野勝成殿と服部正成殿のお二人がやって来られました。今回、地元密着でお馴染みのケーブルテレビ「ミクスネットワーク」さん制作番組「何事じゃ!!」の撮影で、家康公から「ワシよりオーラを放っておる生き物がおるじゃとぉ!?そヤツを探して来いぃ~!」との命を受け、おかざきの宝「ゲンジボタル」を探しに鳥川(とりかわ)町のホタル学校にやって来られました。
※ミクスさん、いつも取材ありがとうございます。
※この日はものすごい快晴でしたが、風はモーれつに吹いてました…
ゲンジボタルの幼虫は川の中で過ごしているとあって、そんなホタルの幼虫を探し出そうと水野殿は、なっなんと自前で「長靴」を履いてこられたではありませぬか!何という抜け目のないお方!
一方の服部殿は「ワシの足袋は確か防水じゃ…」といいつつ、水野殿の長靴をうらやましそうに見ておられました。(大丈夫です。ホタル学校でちゃんと用意してありますから!)
さて、さっそくホタル学校の展示室「ホタルの里」で、ゲンジボタルの一生についてや、生態について詳しく学びます。お二人ともとても勉強熱心で、疑問に思ったこと、不思議に思ったことなど、どんどん質問をしながらホタルの知識を吸収していかれました。
そんな不思議な生き物「ゲンジボタル」が生きていくのに欠かせないものは何でしょう?
武将隊のお二人…小ボケ!?を連発された挙句、最後はミクスの案内人「三世(みつよ)」さんに無茶振り…。「それは水です!」と三世さんが答えてくれました。それでは鳥川(川の名前)の水はきれいなのか、汚れているのか!?今回、簡単に水の状態を判定できる「COD」検査(パックテスト)を行なってみました。
あらかじめ採水しておいた都市部の河川の水と、さきほど採水した鳥川の水を紙コップに注ぎ、専用のテスト容器にそれぞれ水を入れて待つこと数分。さて結果は!?それは番組を見てからのお楽しみです!(だいたい想像はつきますよね)
※COD…化学的酸素要求量
この検査は、水の中の有機物を酸化剤によって酸化するときに消費される酸素の量を調べ、消費酸素量が少ないときれいな水、多いとあまりきれいでない水ということが簡単に判断することができるものです。(一言でいえば有機物が多いと汚れている、少ないときれいということ)
いかに鳥川の水がきれいかということがわかったことと思います。
それでは鳥川にはゲンジボタルの他に、どんな生き物がいるのか?刀を「網」に持ち替えていざ出陣…じゃなくて、いざ川の調査に参ろうぞ!
青いバケツのようなものは「アクアスコープ」といって、川の中を見通せる言わば水中眼鏡のでっかいバージョン!「おぉ~よく見えるぞぉ~」と歓喜の声!お二人とも、最初は少し恐る恐るでしたが、色んな生き物を捕まえるたびに感動され、いつしか仕事を…じゃなくて任務を忘れ、童心に帰って楽しんでおられました。(実はまだ川の水はかなり冷たい…)
↑このころは…ほぼ無言で捕獲中。(お二人ともものすごい集中力!)
ゲンジボタルの幼虫を見つけるのはかなり難しいですが、それでもサワガニやカワニナ、カワムツやカワヨシノボリ、トンボのヤゴやカゲロウの幼虫、アカザやオタマジャクシなど、たくさんの生き物を見つけることができました。さすが葵武将隊のお二人!短時間にコツをつかみ、生き物を一網打尽にする勢いはまさにグレート!(寒い中お疲れ様でした)
こうして撮影は無事終わり、水野殿・服部殿のお二人は家康公の待つ岡崎城へ帰って行かれました。帰り際に「こんな素晴らしい自然や生き物がたくさんいる岡崎は何と良いところじゃ!」と感想を述べられ、満足気なご様子でした。家康公のオーラにも匹敵するホタルの光。もう間もなく出会えることでしょう。
放送は5月21日(火)から一週間、随時放送されますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
水野殿、服部殿、ミクススタッフ皆様、本当にありがとうございました。放送を楽しみにしておるぞ!(あれっ!?口調がうつったかな…)
撮影日 平成25年5月1日(水)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者 ホタル学校スタッフ
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at
14:18
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)