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2014年06月16日

体験の森の管理棟周辺で見られる初夏の花々


(平成26年6月14日)

コマツナギの赤紫色の花が見ごろを迎えています!
※管理棟手前(写真左の背丈ほどの植物)


コマツナギを漢字で表すと「駒繋」となります。
コマツナギの名前の由来は、枝が丈夫で、
馬を繋ぐことができるとも、
マメ科の植物で馬の大好物で、
馬がその場から離れようとしないことからとも言われています。

コマツナギの花の期間は長く、9月ごろまで見られます。


百葉箱の下の斜面に
淡いピンク色の「ネジバナ」が咲き始めました!


ネジバナは名前の通り、ねじれて
花が下から上に咲いていきます。
ちなみにねじれ方は、右巻き、左巻き
両方あるようです。


管理棟前の竹の支えには
「ウマノスズクサ」が巻きついて伸びています。


ウマノスズクサの名前の由来は、
葉っぱの形が馬の顔に似ていたり、
花(写真中央のラッパのような形のもの)の形が、
馬につける鈴に似ていたりすることからです。

また、ウマノスズクサは有毒植物ですが、
ジャコウアゲハというチョウの幼虫の食草になっています。


(ジャコウアゲハ:撮影 安藤 ひろみ 氏)

ジャコウアゲハのオスは、
ビロードのような光沢のある美しい黒色のチョウです。
岡崎市内でジャコウアゲハが見られるのは、
矢作河原の一部などですので、
ぜひ体験の森へお越しの際は、
食草園などで、美しいジャコウアゲハを観察してみてください!



撮影日  平成26年6月14日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
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HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:19おかざき自然体験の森