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2014年12月17日

第2回「ドラム缶窯改修プログラム」を実施しました!


平成26年12月13日(土)、おかざき自然体験の森の炭焼き小屋で
2回目の「ドラム缶窯改修プログラム」を実施しました。

今回も「おかざき炭焼きの会」
の皆さんにご協力をいただきました。
本当にいつもありがとうございます!


まず、ドラム缶を据える部分をきれいに掃除します。


ドラム缶後部の排煙口下部に砕石を敷き詰めます。
ここが排水溝になり、炭材の水分やタールを出します。


次にドラム缶と煙突を合わせます。


赤土に灰を混ぜて、水を加えてよく練ります。
赤土と灰を混ぜた土は、固まると強い土になります。
赤土は体験の森内の「郷南」地域で採収してきたもので、
灰も炭焼きの会の方が集めておいていただいたものです。

できるだけ森にある素材
を生かして、ドラム缶窯を改修していきます!


赤土と灰を練り混ぜた土で、煙突の周りを固めます。


煙突とドラム缶の接合ができました。
だんだんと形になってきましたね。


今日も真冬並みの寒い日です。
火の周りで暖を取りながら一息入れます。


ドラム缶の上に赤土を敷き詰めます。
なかなかの力仕事です。


敷き詰めたドラム缶の上の赤土を「たたき棒」でたたいて固めます。


参加者の皆さんが赤土をたたいている「たたき棒」は、
参加者自身の手作りです!
その木も森の間伐材を使っています。


赤土をたたき固めると、煙突の周りをレンガで囲います。
その後、レンガの高さまで、乾いた赤土を敷き詰めて
この部分はほぼ完成です。


焚き口の部分をレンガでアーチに加工してレンガ壁を作ります。
左官職人のような鮮やかなコテさばきです!


改修したドラム缶窯は、次回「乾燥焚き」をします。
乾燥焚き用の竹をドラム缶の長さに合わせて切っていきます。


切った竹をドラム缶窯に詰めておきます。


本日予定していたドラム缶の据え付けは、無事終了です。
参加者の皆さん、大変寒い中の1日の作業、本当にお疲れ様でした!

次回(第3回)の「ドラム缶窯改修プログラム」は、
12月20日(土)「窯の乾燥焚きと炭材準備」です。

そして、最終回は「初窯」で窯詰めと火入れを
新年1月10日(土)、翌11日(日)
「精錬作業と窯止め」を行う予定です。


引き続き皆様のご参加を講師、スタッフ一同、心よりお待ちしています!



撮影日  平成26年12月13日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
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HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:49おかざき自然体験の森