› 水とみどりの森の駅ブログ › 2015年09月18日

2015年09月18日

川の違いを体験!男川小学校5年生がホタル学校に来校


平成27年9月15日(火)、男川小学校5年1組の皆さんが
ホタル学校の環境教室に参加しました。このクラスは前の週に学校で
水環境に関する出前講座を実施しましたが、今回は実際に鳥川を訪れて
自分たちの目でホタルの舞う上流の川の環境を学びます。


まずはホタルのことについてみんながどれくらい知っているか腕試し!
「ホタルクイズ」にチャレンジです!ホタルに関する7問の問題に
自分で答えを予想してもらい、一問一問答え合わせをしていきます。


ホタルはなじみのある生き物ですが、案外その生態は知らないものです。
オスしか光らないと思っている子もたくさんいましたが、
ホタルはオスもメスも光るんですよ!大人でも難しいこのクイズ、
それでも数名の全問正解者がいました!
間違えた子もこの機会にぜひ覚えてしまいましょう。


さて、続いては「ワークシート」を使ってホタル学校の展示を調べながら、
ホタルやホタルを取り巻く環境についてより詳しく学びます。
普通は見ることのできない卵や幼虫の標本に興味津々☆


ホタルについて随分と詳しくなったところで、お待ちかねの
川の生き物調べです。街中では危ないからと川に入る機会が
ほとんどないそうで、子どもたちも最初は遠慮がちでしたが、
箱メガネで川底の世界を見始めるとどんどん積極的になっていきました。


このクラスでは水中の微生物の学習もしており、微生物を捕まえるための
手作りの捕獲ネットを持って来ていました。学校に持ち帰って
顕微鏡で観察するそうなので、またどんな結果だったか教えてくださいね。


この日はサワガニ、カワムツ、トビケラの幼虫などきれいな川に棲む生き物が
たくさん見つかりました。学校の近くを流れる乙川にはどんな生き物がいるか?
鳥川とはどんな違いがあるか?またぜひ調べてみてくださいね。


川底の様子、水の冷たさ、周りに広がる山や田んぼの景色、
聞こえてくる鳥や虫の声…普段暮らしている地域とホタルの舞う鳥川との
環境の違いを体全体で体験した一日でした。

環境学習では理論や知識を身に着けることも必要ですが、自分の身体で
自然に触れ合い、感動する体験こそが何より大切だと思います。


このクラスでは水の学習を今年度かけて続けていくそうですが、
この日の鳥川での体験がこれからの皆さんの学習に役立つことを期待します。
5年1組の皆さん、先生方、ありがとうございました!

また、いつでもホタル学校に遊びに来てくださいね。


----------------------------------------------
撮影日  平成27年9月15日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:30鳥川ホタルの里(ホタル学校)