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2016年03月13日

おかざき自然体験の森「春の兆し」パート3


平成28年3月10日(木)、おかざき自然体験の森の駐車場から
管理道路を通って四阿(あずまや)まで、春の兆しを求めて歩いてみました。
駐車場を出て、ものの2・3分歩くとビオトープに着きます。
管理道路を下りて、ビオトープを覗いてみました。


するとアズマヒキガエルの卵の入ったチューブのようなものに
黒いものがまとわりついているように見えます。


よーく見ると1センチに満たないアズマヒキガエルのオタマジャクシが
いっぱいいます。オタマジャクシは、チューブのような卵を覆っていたものに
取りついているように見えます。それは、オタマジャクシが卵から孵って、
卵の入っていたチューブのようなものを栄養にしているからです。


ビオトープを出て、正門を越えました。
南向き斜面を覗いてみました。


するとどうでしょう。もう、一輪だけですがコバノミツバツツジが、
赤紫色の花をつけていました。先週末の4月上旬並みの暖かさのせいでしょか。
少々フライング気味の開花です。本格的なコバノミツバツツジの開花は
3月下旬から4月上旬です。


工作棟を過ぎて、案内板の手前に来ました。
写真中央の大人の背丈ほどの常緑樹に目が留まりました。


ヒサカキの5ミリほどの白くて可憐な花を見つけました。
ヒサカキは、漢字を当てると「非榊」で「榊に非ず」。
神棚に供えるサカキと少し違う植物です。


管理棟からすぐ隣のEコース入口に入ります。急な階段が数分続きます。
備え付けの杖を使って歩くと安全かつ楽に登れます。
一度、管理道路に出て、もう一度階段を登り切って間もなく、写真中央の
大人の背丈ほどの常緑樹に、白い花が咲いているのを見つけました。


アセビの花です。アセビを漢字で書くと「馬酔木」です。
アセビは有毒植物で、これを馬が誤って食べると酔ったような状態になる
ことから「馬酔木」と書かれます。

Eコース沿いは、アセビの木がいたるところにあり、アセビの白くて可憐な花が、
散策者の心を和ませてくれます。


ぜひ、おかざき自然体験の森を訪れた際には、風光明媚な四阿を訪れることを
お勧めします。アセビの白い花を愛で、四阿からの絶景をお楽しみください。


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撮影日  平成28年3月10日(木)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:18おかざき自然体験の森