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2016年08月04日

届いてびっくり!木のハガキで暑中見舞い


平成28年7月23日(土) 森の総合駅(樫山町)で、
「木のハガキで暑中見舞いを作ろう!」イベントを開催しました。

講師は鳥川ホタル保存会会員の松本吉央(よしお)さんです。

鳥川の登山道の看板作りなどでいつもお世話になっており、お馴染みという方も
多いかと思います。ちなみに木ハガキに使われる木は「ハリギリ」といい、
額田地域にもわずかに自生しているそうです。

※スギやヒノキの板では乾燥して反ってしまうので木ハガキには向かないとのこと。


まずは、自分が描きたいイラストを選びます。
スイカやヒマワリ、風鈴といった夏を感じさせるサンプルを
今回もたくさん御用意いただきました。


絵を選び終えたら、カーボン紙を使って絵を木ハガキに転写する作業に入ります。
簡単な作業に思えますが、ここで失敗してしまうとリカバーは難しい・・・ので、
真剣に取り組まなくてはいけません。


綺麗に写せました!


続いてはイラストの線を電熱ペンでなぞって、板に焼き付ける作業です。
電熱ペンは一気に物凄く熱くなるので取扱注意です。

皆さんが作業に入ると、木がうっすらと焦げる香ばしい匂いが部屋中に立ち込めます。
※意外にクセになる匂い!


こんな複雑な構造のイラストにチャレンジする方もいました。(花火)


黙々と・・・


集中して・・・(大人顔負けの色彩力)


焼き付け作業が完了したら、アクリル絵の具で思い思いの色を付けていきます。
お手本と同じ色にきっちり塗る方、完全オリジナルな色合いを作り出す方など、
皆さんの個性がいちばん発揮される作業となりました。

あとは絵の具が乾けば完成です。


今年の完成作品がこちら。いずれも力作ぞろいです☆

この裏面に送りたい相手の名前や住所など必要事項を電熱ペンで刻み、
140円切手を貼れば本当に送ることができます。

暑中見舞いを出すという方も最近はめっきりと減っているようですが、こんな立派な
ハガキが届いたらうれしくなって返事を出したくなるかもしれませんね。


最後に自分の作品を持って記念撮影「ハイ!チーズ☆」

皆さん、どなたにこの暑中見舞いを出すのでしょうか?


今回は小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い年代の方にご参加いただくことが
出来ました。「木でできたハガキが届くなんて素敵だな」と感じられた方は、
是非この夏、挑戦してみてはいかがでしょうか。


講師の松本さん、事前の準備、また、当日はご丁寧にご指導いただき、
本当にありがとうございました!


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撮影日  平成28年7月23日(土)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  なかむら


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HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:19森の総合駅