2012年10月05日
美川中学校の生徒2人がホタル学校で職場体験をしました!
平成24年10月4日(木)、美川中学校2年生の小倉くんと山田さんのお二人が、ホタル学校で職場体験をしました。まずはホタル学校の中をぐるっと回り、展示内容などについてお話をしました。また、ホタル学校の事業内容や、ホタル・カワニナの飼育についても勉強しました。今日は半日という短い時間のため、ホタル飼育室で飼育しているゲンジボタルの幼虫と幼虫のエサであるカワニナの水槽の水替え作業を体験しました。
水替えと聞くとそんなに難しくないと思われがちですが、ホタルの幼虫もカワニナも小さくてデリケートな生き物なので、まずは一つ一つ別の容器に移し替え、取り残しがないかチェックしてから古い水を捨てます。捨てるといっても、万が一幼虫などがいるといけないので、古い水は川に流します。そうすればもし幼虫やカワニナがいたとしても、川で安心して生きられるからです。
古い水には堆積物・浮遊物がたくさんあります。幼虫やカワニナの排泄物です。そのまま放置すれば、水質は悪化し、幼虫・カワニナはすぐに死んでしまいます。そのため、ほぼ毎日飼育ケースの水を替えているのです。「ちょっと大変そう」と感じつつも、お二人は黙々と水替え作業をしてくれました。短い時間でしたけれども、生き物の世話がいかに大変か、そして生き物を育てることの責任などを理解してくれたようです。本当にお疲れ様でした。
市役所にはたくさんの仕事がありますが、どれも無駄な仕事などありません。どんな小さなことでも仕事は仕事です。そして、その小さな仕事の積み重ねがかけがえのない「経験」という大きな財産になっていくと思います。これからも色々な体験を通して大きく成長していってくださいね!
撮影日 平成24年10月4日(木)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者 ホタル学校スタッフ
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:00
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)