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2013年01月20日

ホタル学校「体験!水の不思議」を開催しました!


平成25年1月19日(土)、ゲンジボタルを育む「水環境」について、いろんな体験を通して楽しく学ぶ「体験!水の不思議」イベントを開催しました。冬真っ只中の寒い日でしたが、たくさんの方が参加してくれました。(講師:NPO法人ワンダー・エコ・プロジェクト)


◆体験1「フィールド・ビンゴ」(ネイチャーゲーム)

ホタルの里の川や森の様子などをビンゴカードを使って調べます。カードには、いろんな形や生きもの、感覚的なことなども書かれています。

足下を見てみよう! あれれ?何か黒くて楕円形のものがたくさんあるぞ。「これはシカのフン」と聞いてみんなビックリ!でも、カードに書かれた「動物の落し物」が一つ見つかりました。


家族で相談しながら、カードに書かれているものを探します。「これは芽かな?」「今度はどれを探そうか?」・・・みんな寒さを忘れて!?真剣です。川の様子を調べる家族もいました。「川の生きもの」「川の水のようす」「川をよごすもの」「川の中のようす」「川の水の利用」「人が作った物」・・・ゲンジボタルの幼虫が暮らす「川」がどんなふうになっているかわかったかな?


◆体験2「水の言葉」(プロジェクト・ワイルド)

「水」から連想される言葉を集め、それらのつながり(水循環)について、ホタルの里の自然と重ね合わせて考えます。用意されたたくさんの水に関係する言葉カードを使って、どの言葉と言葉が関係しているか、模造紙に並べながら考えます。自然や自然現象、動物や虫、人間の暮らしに関係するもの・・・いろんな言葉がどう関係しているのか、家族で相談しながら考えます。どのグループも子供たちが積極的に意見を出しています。


こちらの家族は、「川」を中心にしてまとめています。「川」からたくさんのつながり線があり、つながりごとに線の色を変えたり、「災害」、「ふせぐ」、「生活」という説明を入れたりして、とてもわかりやすくまとめられています。

各グループの水の言葉を見てみると、自然に関係するものと人間の水利用に関係するものに分けることができます。この言葉がどんなふうに関係してつながっているのか考えてみましょう。「雨」が「山」に降り、「山」のふもとの川に「ホタル」が生息し、川の水を利用して「電気」が作られ、「電気」や「水」を利用して「洗濯」したり、「お風呂」に入ったりしているよね。・・・こんなふうに、形や場所を変えている「水」について、いろんな言葉のつながりを考えます。

このプログラムで、「水」は形や場所を変えて空から海に至ること、「動物」や「人間」の暮らしが「水」に支えられていること、「水」は大切な資源であるこに気づいてもらえたと思います。


◆体験3「水のオリンピック」(プロジェクト・ウェット)

「水」を使った競技を行い、「凝集」「凝着」といった水の物理的性質を学びます。「ゲンジボタル」の幼虫が生息する川の水はとてもきれいです。この川の水を使って簡単な実験を行い、「水」の不思議な性質を実体験し、最後に水が汚れていたらどうなるのか、水に依存している生きものへの影響などについても考えます。


競技1 棒高跳び:天までとどけ!
水がいっぱいまで入ったコップの中に水をこぼさずにおはじきをいくつ入れられるか競います。まず、自分たち家族が何個入れられるか予想します。おはじきをどんなふうに、どこから入れるのがいいか、家族で相談して順番が決まったら競技開始です。みんなの顔は真剣です!さあ!どの家族が一番たくさん入れることができるかな?


競技2 平均台:落ちないで!
1円玉の上に水滴を何滴乗せることができるか競います。スポイトの使い方を練習して、自分が乗せられる水滴の数を予想します。


競技3 背泳ぎ:沈まないで!
コップいっぱいに入った水の上にクリップをどれだけ浮かせられるか競います。どんなふうにクリップを乗せるか、家族で相談して挑戦します。


「クリップのように水の上にいる昆虫を知ってるかな?」・・「そう、アメンボです。」「アメンボは体が軽いから浮いているのではなく、水の持つ不思議な作用によって浮くことができるんです。もし、この水がすごく汚れていたらどうなるか?」「アメンボは溺れてしまいます。」 クリップが浮いているコップの中に、薄めた食器洗剤を少し入れたら、クリップが沈んでしまいました。みんなビックリ!


◆体験4「塵も積もれば」(プロジェクト・ウェット)

川岸の土地利用方法を自由に計画してから、その計画が川にどのような影響を及ぼすのか考えます。川の絵が描かれた用紙に、その川岸を自由に開発してもらいます。それぞれ思い思いに絵を描いていきます。家のほかに飛行場を作ったり、電車を走らせたり・・・みんな自由に川岸の土地利用を考えて絵を描いています。

みんなに渡された川岸の絵には番号がついていて、番号の順に並べるとこれまで何もなかった川岸は、いろんなものが作られていました。


上流から順番に、どんな土地利用をしたか聞いていきます。この土地利用が川にどんな影響を及ぼすのか、みんなで考えていきます。川への影響(ゴミの排出や汚水など)をおはじきを使って考えてみると、上流から下流にどんどんおはじきが増えていき、一番下流ではとてもたくさんになってしまいました。


山に降った雨が地面に浸み込んで、そこから川ができ、川にはいろんな生きものが暮らし、私たち人間はこの川の水をいろんな形で利用しています。人間の活動が、川や自然、生きものたちに影響を与えることが、この体験でよくわかったと思います。

今回は、地域の人たちの保護活動によって、毎年たくさんのゲンジボタルが見られる鳥川の自然に目を向け、水に関する環境教育プログラムを体験しながら、「水」の持つ不思議な性質や水循環、自然と私たち人間の暮らしに「水」がどのように関係しているのか、みんなで楽しく考えました。今回の体験が、身近な自然や生きものに興味を持ち、自分たちができることを考えて生活していくきっかけになれば幸いです。


撮影日  平成25年1月19日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  ムシくん


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:00 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)