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2013年09月26日

ホタル学校で環境教室!(豊富小学校5年生)


平成25年9月25日(水)、ホタル学校のある鳥川町を含む地元「豊富小学校」の5年生40人がホタル学校に来校し、環境教室を実施しました。

「ホタル学校のある鳥川でホタルを見たことがある人?」と聞くと、4割ほどの子が手をあげましたが、それ以外の子たちは初めて鳥川に来たようです。


まず最初は「ホタルクイズ」(7問)に挑戦しながら緊張をほぐしていきます。豊富小学校周辺でも、かなりの数のゲンジボタルが見られるので、みんなホタルのことはけっこう知っているようです。

大型テレビに答えを写し出し、解説を加えていきます。マルペケで答えるのは簡単ですが、「なぜ?」「どうして?」となると「う~ん…」と考えてしまいます。少しずつ、身近で馴染のある「ホタル」について理解を深めていきましょう!


次のプログラムは「水の言葉」です。ゲンジボタルの幼虫は川(水)の中で過ごします。水がなければ生きられません。私たち人間や植物も同じです。みんなには「水」に関する言葉を色んな観点から考えてもらい、水の言葉カードを模造紙に貼り付け、関係がある言葉を線でつなげていきます。

ある子が「水」と聞いて「プランクトン」と答えてくれました。さすがですね!プランクトンは海にも川にも生息しています。このように水の言葉を考え、一つずつつなげていきます。慣れてくるとどんどん言葉がつながっていきます。


グループごとに発表します。「どんな言葉を中心に考えていったか?」「難しかったところは?」「気付いたことは?」などを発表してもらいます。「ホタルを中心に考えていった」、「空→雨→山→川→海といった流れでつなげた」、「人間の生活を中心に考えてみた」など、グループごとにアプローチは様々です。

このように、自然は「つながり」で考え、覚えていくことが大切だと思います。つながりがあることで、一つの自然(例えばホタル)でも大切に感じれば、他の多くの自然を大切にすることにつながっていくのだと気付けるでしょう!


さてお次は…何やら男の子が大きな紙の上で寝転がっています。他のお友達が体の輪郭を描いていますねぇ。お題は「人間の体の水分量はどれくらいでしょう?」です。すぐに「70%!」と声があがりました。そのとおり!では、その70%を紙に描いて表現してみてください。

プログラム名は「アクアボディ」です。

グループ内で誰がモデルになるか、どんな態勢で描くかなど、この時点で大盛り上がりです。体の輪郭が描けたら、水分量70%をわかりやすく描いていきます。言葉で言うのと、紙に描くのとでは訳が違います。「体の中の水ってどこにある?」「脳にもあるんじゃない?」色々と考えをめぐらせます。


これはパワーポイントの説明画像ですが、簡単に描いてしまうとこうなります!が、実際には体のいたる所に水は存在しています。どのグループもユニークな態勢の絵で、わかりやすく70%の水分量が表現されていました。

※体の水分の約67%は細胞中に、約25%は細胞と細胞の間に、そして血液中に8%含まれています。

また、イヌやネコ、野菜や果物、ピザやアイスクリームの水分量も確認していきました。普段、あまり意識はしませんが、私たちの身の回りには、実にたくさんの「水」が存在していることがわかりましたね。


最後のプログラムは「塵(ちり)もつもれば」です。各グループに川岸の絵が描かれた用紙が配られました。その土地はみんなが自由に使うことができる広~い土地です。そして各グループに「100億円」もの大金が贈られ、このお金を使って川岸の土地にみんなが「欲しい!」と思うものを建設していきます。

高級リゾートホテル、高級マンション、遊園地、大型ショッピングモール、オリンピック競技場、飛行場などなど、夢は膨らむばかりです。


最後に、8グループの土地利用図を集め、並べます。すると真ん中に「川」があることに気付きます。そしてみんなが建設した魅力的な施設から、どれくらい「ゴミ」が出るかを考えます。この時点で「ハッ!」としました。

施設の建設に夢中になるあまり、川など周辺の自然に対する配慮を忘れてしまっていました…。


各グループの土地から出るゴミを「おはじき」で表現し、絵の上に置いて、順に下流へ流していきます。競技場やスタジアムなど、たくさんの人が集う施設からはかなりの量のゴミが出そうですね。そうでない所でも、同じようにゴミは出ます。おはじきの量はどんどん増え、下流へ流れていきます。ゴミは途中で回収されず、消えてなくなってしまうことはないのです。

「もしこれがみんなの住む地域にある『男川』だったら?」みんなの顔が一瞬曇りました。楽しく、快適な生活を望むあまり、自然への配慮が足りないまちづくり(自分の生活も同じ)では、ゴミは溢れ、自然は汚され、取り返しのつかないことになってしまいますね。

「塵も積もれば山となる」 この言葉から教えられることはたくさんあります。生き物を大切にする、水を大切にする、自分の住む街を大切にする。環境を良くしていく取り組みは今日からでもできるのです。これからは、ほんの少しでもいいので「自然(環境)」を意識して生活していきましょう。またぜひホタル学校に遊びに来てくださいね!



撮影日  平成25年9月25日(水)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:05 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)