› 水とみどりの森の駅ブログ › 鳥川ホタルの里(ホタル学校) › 第6回ホタルマスターファミリー(第1部)を開催しました!

2013年10月02日

第6回ホタルマスターファミリー(第1部)を開催しました!


平成25年9月29日(日)、第6回ホタルマスターファミリーを開催しました。この日は第1部(午前)に「ホタルの里の森をつくろう!」と題して間伐体験を行い、第2部(午後)に自然界のバランスを体感するアクティビティや、自然に配慮したまちづくりを考えるプログラムなどの環境教育プログラムを実施しました。(全体の進行は「自然・環境学習実践隊」の皆さん)

4月から毎月1回の講座を受講しながら「ホタルマスターファミリー」を目指して参加された6家族の皆さん。最終回ともなると、もうすっかり顔なじみで、話も弾みます。ホタルの自由研究では、金賞を受賞した子や、学年代表に選ばれた子もあり、家族で協力して、一生懸命ホタルの学習を続けてきた成果だと言えます。とにかく皆さんの頑張りにはスタッフ一同脱帽です!これからも、さらに身近な自然について理解を深めていってもらいたいと思います。


さて、第1部では、市内の山で間伐のボランティア活動をしておられる「水守森支援隊」(みまもりしえんたい)のメンバー3名(写真は会長の水谷さん、右は薗田さん)が、講師として駆けつけてくれました。山(森)の役割・大切さ・整備の仕方など、色んなことを教えてもらいながら、ホタルの里の森づくりを進めていきます。


まずは「手入れのされていない山」に行きました。(オレンジのヘルメットが水守森支援隊の都筑さん)植林をしてから一度も間伐(成長の悪い木を切って間引くこと)されていない山の中はうっそうとしていて暗く、ジメッとした感じです。

ただお話を聞いて、決められた木を切るだけでは学習になりませんので、まずは「森の様子記録シート」を片手に、森の中の明るさ・木の種類の多さ・地面の様子・草などの多さ・野鳥や昆虫の様子の各項目に沿って、自分の目で見て確かめ、感じたことをしっかり記録していきます。(あとで手入れのされた森の様子も記録して比較します)


「木材」を生産する山には、通常1ha(ヘクタール)に約3000本の苗木を植えます。10年を過ぎたら除伐をして、16~35年の間に「間伐」を行って(時には2~3回行う)、立派な木材を育てていきます。(間伐に合わせて枝打ちも行います)

最終的には2割前後の600~800本ほどを残して育て、木を切り出し、加工して使用します。


しかし、この森はどうやら一回も間伐がされていないようです。そのせいで枝が混み合い、地面に太陽の光が届かず、地面には植物と言える植物がほとんどありませんでした。また、雨が地面に浸透しないので表土を流してしまい、木の根がむき出しになっているところもたくさんありました。


地表を流れる水が土を削った跡です。土の中のゴロゴロした大きい石が顔を出してしまっています…。根がむき出しで倒れそうな感じの木も見受けられます。地面に草は…まったく緑はありません。光が届かないので無理もないですね。


次は実際に間伐を行う森へ移動し、木の見方、残す木・切る木の選び方、ノコギリでの切り方、安全に作業を行うためのルールなどを教えていただき、まずは水谷会長さんがお手本を示してくれました。「木を切るのは初めて!」という子もいるので、みんな興味津々です。


カイト君は黙々と木を切っています。ノコギリは慣れた様子です。お父さんが1ヘクタールほどの山を持っているそうで、山が大好きだそうです。


タイユウ君はお父さんと一緒にロープを引っ張って、木が狙い通りのところに倒れるよう頑張っていました。


ユウジ君も、ノコギリの使い方がだんだん上手になってきました。パッと見は細い木でも、いざ切り始めてみるとなかなかノコギリが進みません。少しずつコツをつかんで、体で覚えていきましょう。


タツヒロ君も黙々と頑張っています。最初に「受け口」を作るのですが、木を斜めに切るのはやはり難しいですね。でも誰も弱音を吐くことなく、家族で協力しながら切っていきます。


ケンタロウ君も「受け口」作りにチャレンジです。さすがは5年生!力強く頼もしいですね。


女の子のアヤセちゃんだって男の子に負けてはいません!妹のマオちゃんも(ちょっとよそ見をしつつ)応援しています。

こうしてアッという間に時計の針は12時です。あまりたくさんの木を切ることはできませんでしたが、切る前と比べると明るい森になりました。

ホタルの生息に欠かせない「水」。この水を作り出す働きが「山」にあります。立派な木材を作ることも大切ですが、今は山が健康を取り戻すのに「間伐」という治療が必要なのだと言われます。それを実行するのは私たち「人」の役割です。

今日はほんの少しの体験でしたが、森の大切さを知ることができました。いつまでもきれいな「ホタル」が見られるように、自分にできることから一つずつ行動していきたいですね。(水守森支援隊の皆さん、ご指導ありがとうございました!)


★第2部(午後)へ続く↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e245457.html


撮影日  平成25年9月29日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば



同じカテゴリー(鳥川ホタルの里(ホタル学校))の記事画像
冬空の下に広がる絶景!音羽富士トレッキング
「ホタル学校だより」第12号を発行しました!
カワニナの増殖と飼料開発のポイント
エコな「書道作品」展示中!
第2回「河合ホタルサミット」開催レポート
森と私たちの暮らしの関係を学ぶ!豊富小学校で出前授業を実施
同じカテゴリー(鳥川ホタルの里(ホタル学校))の記事
 冬空の下に広がる絶景!音羽富士トレッキング (2017-01-30 14:47)
 「ホタル学校だより」第12号を発行しました! (2017-01-29 11:05)
 カワニナの増殖と飼料開発のポイント (2017-01-28 07:42)
 エコな「書道作品」展示中! (2017-01-27 09:23)
 第2回「河合ホタルサミット」開催レポート (2017-01-26 14:47)
 森と私たちの暮らしの関係を学ぶ!豊富小学校で出前授業を実施 (2017-01-20 09:15)

Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:41 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)