2013年12月04日
第2回「おと川リバーヘッド大作戦」を開催しました!
平成25年11月30日(土)、今年度第2回目となる「おと川リバーヘッド大作戦」を開催しました。(主催:おと川水源の森づくり実行委員会)
貴重な水源林を保全していくことを目的に、今回は千万町町(ぜまんぢょうちょう)の森林で、市民の方々の参加を得て間伐を実施しました。
朝、「森の総合駅」に集合し、バスで現地へ移動し、まずは開会式です。森の現況についての説明や注意事項などを確認し、いざ森の中へ!
初めは、講師による実技見本の見学です。どのように作業するのか説明を受けながら、最初の1本が伐り倒されました。
さあ、いよいよ参加者皆さんの出番です。いつもはノコギリだけで間伐してもらっているのですが、今回は大きめのヒノキの森林なので、講師がチェーンソーで手伝いながら行う予定でした。しかし、参加者の皆さんはやる気に満ち溢れていて、「やっぱりノコギリでやってみよう!」ということになりました。
伐倒した後の切り株を見ると、切り方の悪い点など、色々なことがわかります。講師の指導を受けながら、次の木を伐るときの参考にします。
年輪を数えてみると、30年程度だとわかりました。でも、この木を運び出して市場へ持って行っても、1本数千円程度にしかならないそうです。(国産材の価格低迷が続いています…)
ある班では、講師が枝打ちの効果がどういうものかを説明してくれました。枝打ちとは、植林後に枝を切る作業のことで、地味な作業のうえ大変なのですが、将来、節の少ない良質の材を得ることができるようになるのです。
あっという間にお昼になりました。今回はお昼に額田特製の「シシ汁」を振る舞いました。体を動かした後なので、みなさん食欲旺盛!あっという間になくなってしまいました。(山で食べる暖かい汁物は格別ですね)
昼休憩の後、もうひと頑張りして本日の作業はすべて終了です。
最後にみんなで記念撮影!
終了後のアンケートでは「楽しかった」「ためになった」というご意見をいただくことができました!このおと川リバーヘッド大作戦は、これからも毎年続けていく予定です。皆さんもぜひご参加ください。
◆毎年第1回は、小学生親子を対象に、細い木の森で間伐体験を行っています。
◆第2回(今回)は、中学生以上を対象に、直径20cm前後の比較的太い木の森で間伐を行っています。
※今年度の第1回目の様子はこちら ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e240629.html
撮影日 平成25年11月30日(土)
撮影場所 千万町町にて(水源林)
投稿者 かわい
行こう!水とみどりの森の駅!
http://www.morinoeki.jp/index.html
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:25
│森の総合駅