2014年05月22日
ホタル学校で環境教室!「豊富小学校」3年生が来校しました!
平成26年5月20日(火)、ホタル学校に豊富(とよとみ)小学校3年生が来校し、
環境教室を開催しました。(児童数41人)
朝から曇り空で、少し雨が心配でしたが、
天気が崩れることなく、無事に開催できました。
昨年、2年生の時にもホタル学校に来ているので、
最初の「ホタルクイズ」(7問)もみんな自信がありそうでした。
でもクイズ内容はもちろん3年生用にバージョンアップしてあるので、
復習も兼ねながらしっかりチャレンジしてもらいます!
クイズでは全問正解した子も多く、
みんなの成長ぶりが感じられました。すごいですね!
次に「ワークシート」を持ってホタル学校内の展示物の中から
答えを探していきます。この活動は「グループ」で協力して行います。
シートの問題を読み、シートにあるイラストや写真を
展示の中から見つけ、答えを記入していきます。
全員答えが埋まったところで教室に集合し、
大型モニターで答え合わせを行い、解説をしていきます。
◆ゲンジボタルの幼虫が川の中で過ごす期間は?
◆ゲンジボタル(成虫)のオス・メスのそれぞれの大きさは? などなど
みんな全問正解でしたね!
これでまた一歩「ホタル博士」に近づきました。
休憩のあとはお待ちかね「川の生き物調べ」です。
みんなはサンダルやタオル、着替えを持参していて準備万端!
といっても、やはり川には危険もあるので、
注意事項をよく聞いて、川でもグループで行動して
みんなで声を掛け合いながら生き物探しを進めていきます。
「キャー!冷た~い!」
最初はちょっと水が冷たかったけど、10分もしたらもうみんな慣れていました。
アクアスコープで水中をよく観察し、石をどかしてサワガニを捕まえたり、
網を使って魚を追い込んで捕まえたりと、子ども同士で協力しながら
活動していました。
コツをつかむと、どんどん捕まえられるようになります。
サワガニ、トンボのヤゴ、カワニナ、カワムツ、ドジョウ、カエル、カワヨシノボリなど、
1時間ほどの活動でしたが、清流を好む生き物がたくさん見つかり、みんな大興奮でした!
あるグループの子が「カワゲラ」の成虫を見つけました!
このカワゲラ、実は「水生昆虫」と呼ばれ、
幼虫時代は川の中で生活していて、
ゲンジボタルの生態と似ています。
ホタルと同じきれいな川に棲む生き物なんですね。
子どもたちも興味津々で観察していました。
みんなは改めてホタルがたくさん生息している
鳥川の生き物の多さにビックリしていました!
地元の方のお話では「今年はどうも川の生き物が少ない…」
とおっしゃっていましたが、それでもこれだけの生き物が
生息しているので、自然の不思議な一面を感じることができました。
時間はアッという間に12時です。
最後はみんなで記念撮影!みんないい笑顔ですね☆
昨年に引き続きホタル学校で環境教室を体験した3年生のみんなは、
ホタルや身近な自然のことについて体験を通してホタルのこと、
自然のことなど少しずつ知っていくことができたと思います。
自然は奥深く、多様性に満ちています。
学校や自分たちの住む近くの自然と色々な視点で比べてみましょう。
そして「どうしたらホタルがたくさん生息できるか?」など考えてみましょう。
またぜひホタル学校に遊びに来てくださいね☆
撮影日 平成26年5月20日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者 やまのうち
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:41
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)