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2014年08月09日

水はどこからやってくる?「水道水源探訪親子バスツアー」を開催!

平成26年8月7日(木)、上下水道局と環境部の合同企画
「夏休み!水道水源探訪親子バスツアー」を開催し、
市内の小学生親子30名が参加しました。


このイベントは、生活に欠かせない「水」や「水循環」について、
親子で楽しみながら体験学習をし、市内の約半分の水道水を供給している
男川(おとがわ)浄水場とその水源地を巡ることにより、
川の水が「水道水」を作るうえでいかに重要か、
また、川にとって森林がいかに重要かなどについて楽しみながら学びます。

コースは「男川(おとがわ)浄水場」、「ホタル学校」(ここで昼食)、
最後に「くらがり渓谷」を巡ります。


朝9時に市役所を出発し、まずは「男川浄水場」に行きました。
普段は自由に立ち入ることができない浄水場ですが、
水道週間やこういったイベント時に特別に見学することができます。

最初に大型モニターで水道水ができるまでのDVDを観ます。
また、職員の方から市内各地の浄水場の場所や、
そこからどのように家庭や工場などに水を送っているのかなど
詳しく教えてもらいました。


今度は外に出て広~い浄水場の見学です。
川から水をひいてどのような工程を経て飲み水にするのかや、
だんだん水がきれいになっていく様子を見学することができました。


今回のツアーでは、各地で色んな水質実験も行い、記録していきます。
(写真は記録シート)

実験項目は透視度・水温・導電率・CODの4つで、
調べた結果を各自シートに記入していきます。
(夏休みの自由研究にも役立ちます!)

水源地へさかのぼっていくと水質はどのように変化するか、楽しみですね。


右:細長い円筒を使って川の水の「透視度」をチェックします。
  筒の下に十字マークがあり、筒の中の水を少しずつ減らしていったときに
  どの水位で十字マークが見えたか確認します。

左:特殊な機械を使って「導電率」を調べます。
  川の水には色んな有機物が溶け込んでいて、
  この機械で計測すると汚れが多いほど高い数値が表示されます。


COD(化学的酸素要求量)検査では、検査数値が「8」ぐらいで
あまりきれいとはいえない結果でした。(パックの中の水は水色に変化しました)

この場所はかなり下流にあるため、当然川の水には
様々な物質が多く溶け込んでいますので、
この結果は仕方ないですね。


外での活動を終え、今度は室内で「水」の性質を体験するプログラムを実施しました。
その名も「水のオリンピック」! 一回戦は、水がいっぱい入ったコップの中に
「おはじき」を一つずつ入れていき、何個入るかを競います。

コップの水は表面張力で今にも溢れそうですが、
そう見えてこれがなかなか溢れません。
優勝者はなんと20個も入りました!すごいですね!(景品あり)


二回戦は、そのコップの水に「クリップ」を何個浮かせられるか競います。
これも水の表面張力を使った体験で、楽しみながら水の性質について学習します。

どの家族も頑張って10個前後は浮かせていました。
水に浮いている生き物と言えば「アメンボ」ですね。
でももしこの水が洗剤などで汚れたとしたら…
クリップが浮いているコップに食器用洗剤を薄めた液を
数滴垂らすと、みるみるうちにクリップは沈んでしまいました。

この体験を通して、川の水が汚染されたら生き物に大きなダメージを
与えてしまうことをみんなで考えました。
川だけでなく、身近な自然を壊さないよう
今日から自分たちにできることを実践していきたいと思います!


男川浄水場を出発し、鳥川町にある「ホタル学校」にやって来ました。
移動時間を利用して「ホタルクイズ」(10問)にチャレンジし、
ホタル学校で答え合わせと解説を聞きます。

男川浄水場の水源地の一つに当たる「鳥川町」は
「鳥川ホタルの里」として、清流が育むホタルの里として親しまれています。
今日はこのホタル学校の横を流れる「鳥川」に入って川の生き物を調べ、
生き物の観点から水源地の自然を学んでいきます。

クイズの答え合わせの後はお待ちかねのお弁当タイムです。
ここでしばしお昼休憩です。


右:お昼の休憩時間を利用して「スタンプクイズラリー」に挑戦です!
  ※ちょっとした景品がもらえちゃいます!

左:鳥川の水を採水して水質検査をしました。
  男川浄水場での検査数値と比べると随分きれいだとわかりました。


午後からは川に入って生き物を探します。
網とアクアスコープを持って川の中に入り、
色んな生き物を捕まえます。もうみんな夢中です!


今日は「カワムツ」が大漁でした!
その他にもサワガニやトンボのヤゴ、カワヨシノボリ、
トノサマガエルや絶滅危惧種のアカザなど、
清流を好む生き物がたくさん見つかり、
川のきれいさを実感することができました!


また、今日は特別にホタル学校の裏にある簡易浄水場の中を見学しました。
この浄水場で作られている水が、皆さんご存知の「額田仙水」です。
美味しい水は、豊かな自然(森・川)があってこそ作ることができると
教えてもらいました。


最終目的地は「くらがり渓谷」です。(石原町)
「三河の奥座敷」と呼ばれ、年間を通じて安定した水量を誇り、
岡崎市の水道水の約50%を供給している男川の水源地です。

ここでもバスを降りた後、少し散策して川の水を取って
水質検査を行いました。(街中と比べると随分涼しいです)


やはり上流とあって透視度は抜群にきれいで、水温も低く、
導電率・CODともに数値は低く、たいへんきれいな水でした!
(パック内の水がピンク色ほど水がきれいということ)

こうした水源地が市内にあることはとても恵まれていることで、
この恩恵は絶大です。岡崎市はほとんど渇水になることはありません。
改めて自然の恵みに感謝するとともに、この自然を守っていきたいと思いました。


帰りに額田支所の裏手にある「森の総合駅」に寄って、
パネルを使って「森」の働きについてふりかえりを行いました。
森は水や木材を供給し、生活に潤いを与えてくれます。
また「緑のダム」としての効果もあり、かけがえのないものです。

この日の色々な体験を通して、「水」や自然の大切さに
気づいてもらえたことと思います。


森の総合駅では、現在「おかざき大昆虫展」が開催されているので、
身近な昆虫や世界の珍しい昆虫標本を見ながら、
生物多様性について感じるひと時を過ごしました。


こうしてバスツアーは終了し、事故やケガもなく無事に終わることができました。
今日の体験を活かしながら、これからも身近な自然や水について考え、
大切に想う気持ちを育んでもらいたいと思います!

ご参加いただきました皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。


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撮影日  平成26年8月7日(木)
撮影場所 男川浄水場・ホタル学校・くらがり渓谷・森の総合駅
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 06:50 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)