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2014年09月07日

ホタルの川は生き物がいっぱい!


平成26年9月7日(日)、ホタル学校で
「川に入って生き物を調べよう!」イベントを開催しました。

前日はかなりの大雨で、当日の朝もどんよりした天気でしたが、
始まってみればカラッと夏空が広がり、絶好のイベント日和でした。


講師は元教員で、「岡崎市動植物調査会」所属の永井先生です。
永井先生は半世紀以上、この岡崎の自然の移り変わりを見て来られ、
随分と減ってしまった各地の生き物について残念に思う一方、
鳥川のようにまだ豊かな自然が残されていることについてお話いただき、
川の生き物について詳しく教えていただきました。


室内での挨拶を終え、さっそく着替えてホタル学校横の
鳥川に入りました。少し冷たく感じましたが、日が照ってくると
ちょうど良い水温に感じられました。


「網」があれば簡単に捕まえられる?
いえいえ、そうは簡単に捕まえられません。
生き物も必死で隠れようとするので、
永井先生に生き物の生態や捕獲方法など
色々と教えてもらいながら進めていきます。


手に持っているのは川の中をのぞく「アクアスコープ」です。
これを片手に持って川の中を見ながら石をゆっくりどかすと
「サワガニ」や「カワニナ」、「カワヨシノボリ」といった生き物が見つかります。


ゲンジボタルの幼虫もそうですが、川の上流に生息する生き物は
身を隠すためや日陰を好んで石の下に隠れて(潜って)いるものが多いのです。


真夏日とまではいきませんでしたが、かなり暑くなってきたので
もう子ども達はほぼ全身びしょ濡れになりながら生き物を探していました!
気持ち良さそうですね。


川岸のえぐれた所に網を入れてみると
ヤマサナエやコオニヤンマなどのトンボのヤゴや
マドジョウが見つかりました。


鳥川の水は本当にきれいなので沢山の生き物が捕まります。
こちらのケースには所狭しと「サワガニ」がいっぱいです!
片方のハサミが大きいのがオスです。
メスは両方とも同じくらいのハサミをしています。


こちらはお馴染み「カワムツ」です。
体の横に黒い線があるのが特徴です。

永井先生いわく「夏場のカワムツは臭みがあって
ちょっと食べるには適していないけど、冬場は全く
臭みがなくて美味しいですよ!」と教えてくれました。


1時間ほどで川の活動を終え、着替えて教室に集合し、
ホタルの川に生息している生き物についておさらいをしました。

これまでに紹介した生き物に加え、トノサマガエルやツチガエル、
トビケラの幼虫やゲンジボタルの幼虫(1匹のみ)もいました。

永井先生は「このような生き物が沢山いる川がどんどん減っています。
何とかこれら生き物がいつまでも安心して住める自然を残していきたいですね。」
と話してくださいました。


また、参加者の男の子がとても珍しい「アカザ」という魚を捕まえてくれました。
まだ大きさは4cmほどと大きくはありませんでしたが、鳥川のような清流を好む魚で、
絶滅の危機に瀕している魚の一つです。

※素手で捕まえるとヒレで刺されて痛いので注意が必要です!


みんな捕まえた生き物に興味津々で、先生のお話を聞きながら
ずっ~と観察をしていました。

なかなか街中の川ではこれほどの生き物はいないようで、
また、これら生き物の種類から川の水のきれいさが分かるとのことで、
ホタルが住む川のきれいさ・大切さを体を使って覚えることができました。


皆さんがお住まいの近くの自然はどうなっていますか?
川には生き物がいますか?
田んぼにはカエルやドジョウなどがいますか?
木々には野鳥がやって来ますか?

何かと忙しくて見過ごしがちな自然ですが、
自然は大切なことを色々と教えてくれます。
これからもぜひ自然に触れて、驚きや感動を
体験していただければと思います!



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撮影日  平成26年9月7日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:21 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)