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2014年10月04日

いよいよ最終回!第6回「ホタルマスターファミリー講座」(第1部)

平成26年9月28日(日)、ホタルマスターファミリー講座もいよいよ最終回です。

少し寂しい気もしますが、最後までしっかり、楽しく活動したいと思います。
これまでも悪天候の日はありませんでしたが、フィナーレを飾るのにふさわしい
雲一つない秋晴れとなりました。

残念ながら1家族が欠席で、6家族17人と中学生2人、大学生9人、
そして講師の自然・環境学習実践隊メンバー5人を加えて活動が始まりました。


(散策スタート!)

今日の活動は、2部構成で行います。
午前中の第1部では「鳥川ホタルの里」を散策し、
自然観察や環境教育プログラム体験を通して自然からの恩恵について考えます。

午後からの第2部は環境教育プログラム体験と
これまでの活動の総まとめをします。


◆体験1 「ネイチャービンゴ」

鳥川を散策しながら、カードに示されたものを探します。
皆さんに写真や絵、言葉などが書かれているカードが配られました。
カードには、生き物や植物のほか、「きらきらするもの」や
「ふしぎなもの」という言葉もあります。

鳥川ホタルの里を歩きながら、このカードに示されたものを見つけて
番号に丸を付け、かっこのあるものは、それはどんなものかを記入し、
ビンゴがいくつできるのか、楽しみながら活動します。


ホタル学校を出発すると、皆さんすぐに何かを見つけてカードに書き込んでいました。
これまでに色んな活動をしてきたので、皆さんには自然観察力が養われていて、
小さな昆虫を見つけたり、不思議な形のものを発見したりすることができるんですね。

◆見つけたもの(植物編/一部)
イヌザンショウ、ヤマノイモのムカゴ、アベマキのドングリ、ゴンズイ、ススキ、ヒガンバナ など

◆見つけたもの(昆虫編/一部)
ハラビロカマキリ、コカマキリ、サワガニ、ツヅレサセコオロギ、ショウリョウバッタ など


自然に目を向けてみると、特に珍しいものではなくても
色んな植物や昆虫たちと出会うことができます。
皆さん本当に楽しそうに、そして夢中になっていますね!


市指定天然記念物の「トヨトミナシ」に到着しました。
カードに示されていた「こんな木」は、この木のことでした。
木の名前を記入しておきましょう。

トヨトミナシは直径2.5センチほどの小さな実を付ける
ヤマナシの原種ですが、強い渋みで食用には向かないそうです。
(何と世界でここにしかない珍しい木です。)

この木は、幹周り4メートルに及ぶ推定樹齢300年の古木だったそうですが、
昭和34(1959)年の伊勢湾台風で倒れて枯死してしまい、
その後、分岐枝を植栽したところ、幹周り1.5メートル、
高さ8メートルに成長したそうです。

しかし、平成21年に台風の強風で再び倒木してしまったことから、
平成22年に市は林野庁の補助事業「巨樹・古木林等保全管理推進」に応募して、
県樹木医会の専門家による枝の剪定、根の保護、木起こし、
鉄製の支柱の設置などの治療を施し、その甲斐あって現在は
元気な姿を見せてくれています。

小さな果実が実っていたので、この先もずっと元気でいてほしいと思います。
(鳥川復活の象徴の一つと言えますね。)


道中には、「ススキ」があったり、「ヒガンバナ」がたくさん咲いていたりして、
秋を感じることができました。また、里地の原風景を感じることもでき、
何となく落ち着いた気持ちになり、懐かしい気もしました。

そしてゴール地点の「白髭八柱(しらひげやはしら)神社」に到着しました。
小さな神社ですが、その境内には大きな「クスノキ」と「スギ」があり、
その姿はとても力強く、生命力を感じることができます。
また、長年人々の暮らしとゲンジボタルの生息を見守ってきたという
深い歴史を感じることもできます。


◆体験2 「木の鼓動」

聴診器で木の中から聴こえてくる音に耳を傾け、
木の中で起きていること、木と周りのものとの関係などに
思いをはせることで、木への親近感を深めるとともに、
木が生きていることを体感します。

みんなは大きな木を見てどんなことを感じるでしょうか?
そんな問い掛けからこの活動は始まります。
歴史、力強さ、生命力・・・木と話すことができたら
どんなことを語ってくれるでしょうか?
そんなことを思いながら、聴診器を使って
木の中からどんな音が聴こえてくるのか確かめます。


音を立てたりしないようにそっと木に聴診器を当て、
木の中から聴こえる音に思いをはせます。
「ゴ~という音が聴こえた」、「カ~ン、カ~ンって聴こえたよ」
何人かの人が、木の中から音が聴こえたようです。
違う木も音が聴こえるのか確かめてみましょう。

実際には、木が水を吸い上げる音などは人間の耳には聴こえません。
聴こえてきた音は、地面から伝わる音、枝や葉が風で揺れて出る音のようです。
でも、木がしっかりと大地に根を降ろし、懸命に生きているということが
実感できたと思います!


◆体験3 「森の美術館」

自然の中にいると、その景色や場所、動植物などが
1枚の絵のように美しく輝いている場面に出会うことがあります。
そこに額縁を置くだけで、そこはギャラリーとなります。
それぞれが芸術家となって作品を考え、
みんなで鑑賞して、自然の美しさやおもしろさを分かち合います。


タイトル「万華鏡」 (大学生Mくんの作品)

作品が完成したところで、みんなで順番に観賞します。
色んな所に額縁があり、まるで境内は芸術作品が並べられた「森の美術館」のようです。


色んな作品が出来ました。
どれも自然の美しさや不思議さ、はかなさなど
生きていることが伝わってくるものばかりです。

自然は、私たちの暮らしを支えるかけがえのないものです。
自然が見せてくれる様々な姿は、時に私たちに安らぎを与え、
豊かな感情や思いやりの心を育む素材にもなります。

こんなことも自然からの恩恵の一つではないでしょうか?


ここでの活動は終了で、ホタル学校に戻ります。
帰りは、途中から鳥川沿いの道を歩きながら
「ネイチャービンゴ」で残っているものを見つけます。

帰り道でも、皆さん色んなものを見つけていました。
また、植物の名前を調べたりする姿も見られました。


川の近くでは、「トノサマガエル」がいました。
翅を休めているトンボは「アキアカネ」の成熟したオスです。
赤くなったアキアカネを見ると、秋が深まってきたことが感じられます。


もうお昼近くになり、皆さんお腹が空いたと思いますが、
自然の美しさや面白さに足が止まってしまいます。
色んな植物や生き物を見つける度に会話も弾み、笑顔が溢れていました。


ホタル学校に着くと、第1部の活動を少しふり返りました。
秋晴れの「鳥川ホタルの里」を散策し、環境教育プログラム体験を通して、
自然の素晴らしさ、不思議さ、命の尊さへの理解を深め、
自然からの恩恵を体感することが出来たことと思います。

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お弁当を食べたら第2部(午後)の始まりです。 (↓ クリック)
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e288610.html
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撮影日  平成26年9月28日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
文責   むしくん
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:09 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)