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2015年05月27日

ホタルを育てるコツを学ぶ!ホタルサポーター活動を開催


平成27年5月24日(日)、ホタル学校で
ホタルサポーター活動を実施しました。
今年度2回目のテーマは「ホタルの人工飼育」です。


講師はホタル学校名誉校長の古田忠久先生。長年ホタルの再生、
保護活動に取り組んできたノウハウを教えていただきます。


ホタルの人工飼育をするためにはまず産卵箱を用意して、成虫のホタルを
捕まえて産卵してもらいます。産卵箱はザルやバケツを組み合わせた
簡単なもので大丈夫です。(成虫は産卵後に自然に帰します。)

ゲンジボタルは自然の川では湿ったコケの中に産卵するので、
産卵箱でも自然環境にできるだけ近づけられるようにミズゴケを山状に積み、
乾かないように毎日水をスプレーします。

コケは平らに置くとうまくいかず、実際の川岸のように斜面ができるように
置かないと産卵はうまくいきません。


この日は古田先生が捕獲したゲンジボタルの成虫を持って
来られました。写真中央の発光器が一つしかないのがメスです。

ゲンジボタルのメスは一匹で600~800個、多い時は1,000個以上の
卵を産みます。産卵後、30日ほど経つと幼虫となって産まれてくるので、
それまでに幼虫のエサとなるカワニナの準備が必要です。


ホタル学校でも5月中旬から玄関前に水槽を並べて、鳥川で捕まえた
カワニナの飼育を始めています。発酵させた生ごみやクズの葉っぱ、
野菜くずなどを餌として与え、子どもの貝(稚貝)を産んでもらいながら数を
増やしていきます。ホタル(幼虫)は肉食なので食欲が旺盛です。


カワニナやホタルの幼虫飼育にあたり、古田先生が最近お勧めしているのが
こちらの木製の飼育容器。プラスチックやガラスの容器で飼育をするよりも
幼虫の生存率が高くなるようで、現在研究をしているところです。
ホタル学校にもいくつか木製容器が置いてあります。

コケの置き方や容器の素材にも影響を受けるホタルの人工飼育。
一番大切なのは、実際に自然のなかでホタルがどうやって生息しているのか
周辺環境も含めてよく観察し、その状況をできる限り再現すること
だと気付かされました。


次回のホタルサポーター活動は、ホタルシーズン真っ只中の
6月21日(日)にホタルの成虫の観察と産卵場所の調査を行います。
ぜひご参加ください!



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撮影日  平成27年5月24日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
(ホタル学校ホームページ)



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:41 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)