2015年06月14日
幻想的なゲンジボタルの乱舞inとっかわ
岡崎市内在住の中川繁幸さんからご提供いただきました
鳥川ホタルの里のホタル乱舞写真第二弾です!
★第一弾はこちら
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e321210.html
撮影日は平成27年6月10日(水)で、撮影地点はD-E地点です。
一頭のゲンジボタルがカメラの近くをダイナミックに飛翔している
様子がよくわかります!
この地点は毎年たくさんのゲンジボタルが飛翔するスポットです。
左岸側は山で、ゲンジホタルが昼間、体を休める木々がたくさんあります。
これらの木々のおかげで水蒸気のトンネルが形成されることにより
ホタルの生息・飛翔に最も適した空間が作られています。
ヘアピンカーブのような光の軌跡が写し出されています。
ゲンジホタルは直線的に飛んだり、不規則な飛び方をしたりと色いろですが、
懸命に飛んでいるのはほとんど「オス」なんです。
オスは強い光を出して葉に止まっているメスに自分をアピールします。
オスとメスの数の割り合いは3:1と言われていますので、
数の多いオスは他のオスに負けじと必死に結婚相手を探しているのです。
そんなことを思いながら観賞の際はオスの動きや、葉に止まっているメスを探すなど、
ホタルの気持ちになって観察していただけると面白いと思います。
※メスの発光器は1つなのでオスに比べて光は弱いです。
ちなみにオスの発光器は2つです。
こちらはA-B地点で撮影された乱舞写真です。
写真奥で飛翔するゲンジホタルがたくさん写し出されています☆
おそらくその辺りにメスがいるのではないかと推測されます。
中川さんからご提供いただきましたお写真は、聞いたところによると
約5分ほどシャッターを開放して撮影(長時間露光)されたとのこと。
「自然の生き物なのでなかなか思い通りに飛んでくれないが、
何度も通ってホタルを観察し、明るいうちから川の様子を見ておくよう
心掛けています。」とおっしゃっていました!
★中川さん、いつも貴重なお写真をありがとうございます!
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今年はすでにピークを過ぎてはいますが、G-J地点(イヌハサ地域)など
まだまだホタルの飛翔を楽しむことができると思います。
ホタル見どころマップや飛翔数情報は
以下のページでご覧いただけます。
http://www.morinoeki.jp/hotaru_20.html
鳥川のホタルに関するお問い合わせは
「ホタル学校」までお願いします。
(電話:0564-82-3027)
皆さんのお越しを心よりお待ちしています!
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撮影日 平成27年6月10日(水)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
撮影者 中川 繁幸さん
投稿者 やまのうち
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:03
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)