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2015年08月14日

うまく入るかな?「ペットボトル」で魚をつかまえよう!


平成27年8月8日(土)、ホタル学校で夏休み特別企画
「ペットボトルで魚をつかまえよう!」を開催しました。


市街地では安全性の問題から川で遊ぶ機会が減ってきています。
一方でホタル学校の横を流れる「鳥川」は水がきれいで水深も浅いので、
安全で気軽に川遊びを楽しむことが出来ます。

せっかくの夏休み、子どもたちに里山の川に親しんでもらおうと
身近な材料である「ペットボトル」で簡単な仕掛けを作って
魚をつかまえるプログラムを企画したところ、
21名の親子が参加してくれました。


まずは家庭から持って来てもらったペットボトル(2リットル)を
ハサミやカッターで加工して罠を作っていきます。

セルビンやビンドウと呼ばれる罠と同じ作りで、
エサに引き寄せられた魚が一度ペットボトルの中に入ると
うまく出られなくなる仕組みになっています。


罠が出来あがったら、魚をおびき寄せるためのエサを用意します。
今回はエサとして小麦粉、米ぬか、市販の魚のエサを用意しました。
水を加えて各自好きなように混ぜ合わせて「練り餌」を作ります。


魚たちは匂いにつられてペットボトルの中に入って来ます。
エサが柔らかすぎると魚が入る前に溶けて無くなってしまうし、
固すぎると水に溶けにくくなり匂いが広がりません。
ちょうどいい柔らかさに仕上げるのがコツです。


ペットボトルに名前や好きな絵を描いて、中にエサを入れたら準備完了!
さっそく川に仕掛けに行きましょう。


川に沈めるときは中に重しの石を入れます。
深い場所や高い土手から仕掛けるときは、ロープを付けて
流れてしまわないように固定しておいて、しばらく時間を置きました。


魚がペットボトルに入るのを待っている間に川の生き物探しをしました。
網と箱メガネを持って石の下や草かげに隠れている水辺の生き物たちを探します。


この日は日差しが強くとても暑い日でしたが、川の水はヒンヤリしていて
気持ちいい!サワガニやドジョウ、カワニナなど、綺麗な水の川に棲む生き物が
たくさん見つかりました。

さてさて、1時間ほど経ったところでいよいよペットボトルを
引き上げてみます。果たして魚は捕れているでしょうか?


おー!大漁です!
カワムツがたくさん入っていました。カワムツは通称「ハヤ」と呼ばれるくらい
泳ぐのが速くて網で捕まえるのはなかなか難しい魚ですが、
ペットボトルで簡単にたくさん捕まえることが出来ました。


大部分の子のペットボトルに魚やサワガニが入っていました。
捕まえてきた魚を部屋で観察してみると、かなり大きいサイズの
カワムツもいました。すごいですね!

うまく入らなかった子もいましたが、エサや仕掛ける場所を変えて
またチャレンジしてみてください。また、家の周りの池や川では
どんな生き物が捕まるか試してみると、鳥川との環境の違いが
よく分かると思います。


暑い一日でしたが、鳥川の豊かな自然を満喫できた一日でした。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!


※捕獲した魚はイベント後に鳥川に戻しました。

※池や川によっては危険があったり、魚捕りが規制されている場所もあるので
注意してください。また、簡単に捕れるからといって生態系に影響を与えるような
使い方は慎みましょう!


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撮影日  平成27年8月8日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html




☆参加者のその後の取り組みをご紹介!

イベントにご参加いただいた一組のご家族が今回の方法で
自宅近くの「占部(うらべ)川」での捕獲にチャレンジしたところ、
なんと「タモロコ」が捕まりました!

※下の2枚の写真がタモロコです。カワムツに似ていますね。
※お写真をご提供いただき、誠にありがとうございます!


お父さんの話ではご自身が子どものころ(30~40年前)の占部川は
とても汚くて、川で遊んだり生き物を探したりなどは全くできなかったとのこと…。

魚類に詳しい永井先生の話では「川が汚れる前は『タモロコ』などの魚は
どこにでもたくさん棲んでいたが、川が汚れて生息地を失ってしまった…。」
と教えてくださいました。


時代は進み、河川の改修や下水道の整備、家庭排水の減少などで
徐々にきれいさを取り戻し、その結果、「タモロコ」といった在来魚が戻ってきて
棲めるようになったことは驚きで、川の環境が良くなってきている証拠だと思います。


生き物が安心して棲める環境をもっと増やしていきたいですね!


[タモロコ]とは?
漢字で「田諸子」と書く。コイ科カマツカ亜科に属する淡水魚。
体長は最大で12cm前後に達する。体型は流線型を基調とするが
同じタモロコ属のホンモロコと比べて、ずんぐりとした体型をしているのが特徴。

吻(くちさき)は丸く1対のやや長い口ヒゲを備える。
体色は褐色がかった銀白色で、体側には太い暗色の縦帯がある。

主に池沼の中、低層や河川の中、下流及び用水路などに生息する。
比較的低層を集団で泳ぐことが多い。
雑食性で主に底生動物などを捕食している。



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:39 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)