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2015年08月29日

ホタルの保護には「土」も大切!ホタルサポーター活動


平成27年8月23日(日)、ホタル学校でホタルサポーター活動
が行われました。今回のテーマはゲンジボタルの幼虫が上陸する
土手の環境についてです。岡崎市内外から8名の方が参加くださいました。


講師はホタル学校名誉校長の古川忠久先生です。
本日もよろしくお願いします。

※古田先生は生田(しょうだ)蛍保存会会長、
全国ホタル研究会顧問も兼任されておられます。


(写真はゲンジボタルの「土まゆ」)

ゲンジボタルの幼虫は5月頃に川から陸へ上がり、土の中でまゆを作って
サナギになります。しかし上陸した土に有機物が多いと菌類が繁殖しており、
寄生されたホタルのサナギは死んでしまいます。


古田先生によれば上陸した幼虫の7割がこの時期に命を落としてしまうとのこと。
昔は土手の草は家畜のエサや堆肥にするため刈り取って持って行かれていましたが、
家畜を飼わずに肥料も買うようになった今は、刈った草をそのまま残してしまうため
土の富栄養化が進んでしまいます。


赤土と砂が7:3くらいの割合で混ざった新鮮な土を土手にいれることで
環境を改善できます。鳥川ホタル保存会でも毎年少しずつ新鮮な土を
土手に入れて環境を整えていますが、お金も手間も掛かります。


参加者からは「人の暮らしが豊かになった結果、ホタルがいなくなったんですね。」
という感想が聞かれました。私たちの便利な生活の陰で、物言わぬ里山の小さな命に
影響を与えてしまっていることに気づかされた講座でした。

ホタルの保護・再生活動は、川の水質の向上はもちろん大切ですが、
見落としがちな部分の「サナギ」の状態で安心して過ごせる環境づくりも
非常に重要な課題であることがわかりました。

これらの学習を皆様それぞれのお住いの地域でのホタル保護・再生活動に
活かしていっていただければ幸いです。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。


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撮影日  平成27年8月23日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:11 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)