2015年09月01日
昆虫クイズの正解を発表☆(おかざき大昆虫展)
皆さん、こんにちは。今日から9月!暦の上ではもう「秋」です。
さて、8月1日(土)~30日(日)まで開催しました
「おかざき大昆虫展」ですが、たくさんの方にご来場いただき、
誠にありがとうございました☆ (会場:森の総合駅)
今回、初の試みとして実際の昆虫標本を活用した
昆虫クイズコーナーを設置し、たくさんの方にチャレンジして
もらいました。答えは昆虫展終了後に当ブログにてお知らせすると
告知させていただいておりましたので、以下の解答をぜひご覧ください。
※左:チョウの触角 ※右:ガの触角
◆第1問
下の標本箱の中には、チョウが何匹いるでしょう?
※ヒント:チョウの触覚(ひげ)の先は、丸くふくらんでいます。
赤丸を付けたものだけがチョウです!
つまりチョウは1匹しかいません。ということで①が正解です。
◆第2問
下の標本箱の中には、虫が何匹いるでしょう?
※ヒント:枯れ葉や木の枝など、いろいろな所にかくれていますよ。
赤丸をつけたものが昆虫です!5匹の昆虫がいますね!(⑤が正解)
それにしても、どの昆虫も擬態するのが本当に上手ですね!
◆第3問
チョウは、2つの方法ではねの色を出しています。
1つめは、はねが持っている色の素で色を出しています。
2つめは、はねの特殊な形で色を出しています。
さて、下の標本箱の中には、2つめの方法で色を作り出している
チョウが何匹いるでしょう?
※ヒント:2つめの方法のチョウは光って見えます。
赤丸の2匹が2つめの方法で色を出しているチョウです。
特殊な形で出す色のことを「構造色」と言います。
実は、この標本を提供してくださった杉坂美典先生は、
チョウの構造色の仕組みを物理的に解明された方なんですよ!
◆第4問
下の標本箱の中で「ギフチョウ」は何番でしょう?
※ヒント:この昆虫展の「ギフチョウコーナー」に行けば、
ギフチョウと他のチョウとの違いを学ぶことができます。
答えは赤丸をつけた5番のチョウです。
ギフチョウとヒメギフチョウの違いは、前のはねの一番上にある
斑紋がわずかに違います。
ということで、答えは
第1問 「1」
第2問 「5」
第3問 「2」
第4問 「5」 皆さん、全問正解できましたか?
実はこのクイズコーナーで会場に答えを書かなかったのには
理由があります。それは、クイズに参加された皆様に
ご自分の手で調べていただきたいという思いがあったからです。
最近はインターネットが普及し、分からないことはすぐに
調べることができます。それ自体は素晴らしいことですが、
一方で深く考える、よく観察するといったことが
なくなってきているように思えます。
どれだけ知識を簡単に取り出せるようになっても、
よく観察して考え抜かなければなかなか身になりません。
そういう思いから、誠に勝手ながら昆虫展期間終了後に
答えを公表させていただくことにしました。
最後になりますが、昆虫展を通して皆様に何かしらの
学びや感動があったなら幸いです。
昆虫展へのご来場、昆虫クイズへのご参加、
誠にありがとうございました!
※全問正解者の中から抽選で景品をプレゼント☆
抽選の結果は景品の発送をもってかえさせていただきます。
何卒ご了承ください。※景品は特製「昆虫の下敷き」です。
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投稿日 平成27年9月1日(火)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者 オザワ
行こう!水とみどりの森の駅!
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:14
│森の総合駅