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2016年03月02日

間伐材で「於御所(おごそ)橋」を架け替えました!


平成28年2月28日(日)、市民活動団体「きこりの会」
定例活動の一環として「ツツジの里」(旧熊野神社西側)に向かう
「於御所(おごそ)橋」の架け替えを行いました。


架け替えを行う前の「於御所橋」の様子です。近づいてよく見ると
腐った横木が確認できます。歩くとふわふわしていて危険です。


平成28年1月24日(日)のきこりの会の定例活動で「紅葉の森」で
チェーンソーを使って於御所橋用のヒノキ3本を除伐しました。


除伐したヒノキは太い部分は約4m、細い部分は約1mに玉切りしました。


4mのヒノキの材は、森の男性職員でクレーンを使って「紅葉の森」から
降ろしました。材を引き出すとき、材の先端にキャップをかぶせて
斜面をスムーズ引きずり出しました。

(右)工作棟南の広場に降ろしたヒノキの間伐材は、
森の職員がナタや鎌を使って皮をむきました。


本日の架け替え作業は、まず古い橋を解体します。
(先回の架け替えは6年程前)横木を外してみます。


わずか6年で横木がこんなに腐っているのにはびっくりです。
横木の下の橋桁にもかなりの腐食が見られます。
6年で架け替えなければいけないのには、大きな理由があります。
それは、あえて防腐剤を塗布しないからです。

なぜ防腐剤を塗布しないかと言うと、於御所橋の架かる沢には天然の
ゲンジボタルの生息地だからです。防腐剤が沢に落ちて、ホタルの幼虫に
害が及ぶのを恐れて、あえて橋の寿命が短くなっても防腐剤を塗布しません。
里山の環境を思い計るきこりの会の方針です。


次に、工作棟前からヒノキの材を運びます。
運搬車に載せてしっかりロープで固定します。
ロープワークも“きこり”の得意分野です。


慎重に作業車を運転して「於御所橋」に続く坂道を下ります。

(右)橋の手前に着きました。
一番太いヒノキの丸太は大人5人でやっと運べるほど重いものです。


現地でヒノキ丸太を必要な長さにチェーンソーで切りそろえます。


橋桁を沢に架けていきます。

橋桁3本を固定しました。
手前の細い棒はなんでしょう?実はこれで水平を計っています。
現場にあるものでうまく算段して活用するのもきこりの知恵です。
森の職員が水準器を持って来て試しに計ってみました。
するとどうでしょう?ぴったり水平!凄すぎるきこりの熟練技☆


薪割り機を使って横木を半分に割ります。
太いヒノキ材も油圧のパワーで真っ二つ!


半分に割った横木を橋桁にカスガイを打って固定します。
30本ほどの横木をカスガイで固定すれば
於御所橋の架け替え作業はほぼ終了です。


橋のたもとに杭を打って「於御所橋」のネームプレートを取り付けました。

(右)いよいよ渡り初めです。
架け替えの終わった新しい橋を自分の足でじっくり確かめて歩きます。


立派な新「於御所橋」の完成です!


午前と午後、合わせて4時間余り。きこりの知恵と力作業の賜物の
新「於御所橋」の完成です。主に架け替えを担当した5名の会員でハイチーズ!


於御所橋の架け替え作業と並行して、森の春の花を代表する
「コバノミツバツツジ」の移植作業を行いました。
「ツツジの里」から「コバノミツバツツジ」を掘り起こして、根を傷めないよう
ケースに入れて運び出しました。きつい斜面で重い苗木を運ぶのも大変です。


「紅葉の森」の下の方の斜面は、定例活動で下草刈りなどをして、
コバノミツバツツジの移植のための準備をしてきました。

コバノミツバツツジを1本1本ていねいに植えていきます。
植え終わった苗にたっぷり水を与えました。


写真の奥には、葉を落とした「イロハモミジ」があります。
きこりの会の皆さんがいる一帯に41本の「コバノミツバツツジ」を植えました。
この「コバノミツバツツジ」の移植によって「紅葉の森」は、
春はコバノミツバツツジ」に彩られ、秋にはイロハモミジを愛でることができます。


午後3時前、皆さんで記念撮影をして本日の活動が無事終了しました。
写真では11名の方々が写っていますが、本日活動された方は総勢16名!

尊い里山保全活動、本当にありがとうございました。


安全に渡れる「於御所橋」の架け替え作業に、美しい里山の風景を
演出する「紅葉の森」へのコバノミツバツツジの移植、
きこりの会の皆様、本当にありがとうございました。


市民活動団体「きこりの会」の里山整備活動は
毎月第2土曜日、第4日曜日、午前10時~午後3時に行っています。

「きこりの会」に興味を持たれた方は、おかざき自然体験の森にお電話ください。
電話(0564)45-5544 ※午前8時30分~午後5時


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撮影日  平成28年2月28日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
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HP:http://www.sizentaiken.jp/



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:59 │おかざき自然体験の森