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2016年03月23日

「環境学習活動フォローアップ実践講座」開催レポート


平成28年3月19日(土)、岡崎市ホタル学校で
環境学習活動フォローアップ実践講座を開催しました。

この講座は、平成26・27年度に「おかざき自然体験の森」で開催しました
環境学習活動コーディネート実践講座の受講者の皆さんを対象に企画し、
会場を天然のゲンジボタルが生息する鳥川町にあるホタル学校に移して行いました。


(写真のアクティビティは「ノーズ」:ヒントを聞きながら生き物を当てる)

自然体験学習や環境学習のリーダー(指導者)はまだまだ少ない割に
学習の機会は求められています。そこで、より実践的な手法を学びながら
リーダーとしてのスキルを磨いていきます。

講師は市民活動団体の「自然・環境学習実践隊」の皆さん。
この日は環境教育プログラムの一つとして広く実施されている
ネイチャーゲームのアクティビティの中から7つを厳選し、
グループに分かれて各アクティビティの進め方や資料作りなどを行い、
お互いに実践・体験し合うスタイルで講座を展開していきました。


受講者の皆さんには事前に課題が出されていて、6つのネイチャーゲーム
アクティビティについてねらいや進め方を自分なりに考えてきてもらいました。

何事も企画の段階でしっかりとプログラムを作り、シミュレーションを
重ねておくことが大切です。この繰り返しがやがて自信につながります。


各グループに分かれたあとはさっそくアクティビティの進め方について打合せです。
すでに前回の講座で顔見知りということもあって意見交換もスムーズです。


ネイチャーゲームのアクティビティを実践するといっても、やはりフィールドの
確認やその地域に生息する生き物などチェックが必要!まずはホタル学校の
展示物をじっくり見ながら題材を集め、確かな情報を得ていきます。


お昼の休憩を挟み、午後からいよいよ実践開始です。
最初のグループは「動物ヒントリレー」です。
ホタル学校2階の廊下を使って体験をします。


グループ内で鳥川ホタルの里に生息する3つの生き物を決め、その生き物の
特徴が書かれたヒントカードを手作りし、リレー形式でカードを取りに行き、
3種類の生き物を全て当てるアクティビティです。


その生き物の名前だけ聞けば姿・形は想像できますが、細かい特徴(食べ物、生息地、
体の大きさや色など)だけではなかなかわからないもの!グループ内で協力して
その生き物が何か考えます。


その後、外に移動して「食物連鎖」を体験し、前半3つ目の「フォールドポエム」
を体験しました。前の人が一行“詩”を書き、次の人は前の人の詩を受けてそれに続く
詩を書き込みます。3番目の人は1番目の人が書いた詩を見てはいけません。
このようにしてそれぞれが詩人になり、グループで独特な詩作りを体験します。

しかし、最後に全部を読み上げた時、意外にも全ての詩がつながっていて感動!
これまでの体験を通じて自然に対する驚きや感動、感謝の気持ちがつづられ、
自然への思いを共有することができます。


休憩を挟んで後半戦スタート!

まずは自然観察力を養うために草むらの中に隠された“人工物”を探す
「カモフラージュ」を実践します。いくつ隠されているかはリーダーしか知りません。
目を凝らして身を低くしながら探していきます。


最後に見つけやすかったもの、見つけにくかったものに分けてみます。
すると当然ながら人工物といえども保護色のものは見つけにくく、
生き物が持つカモフラージュ能力の凄さについて改めて考えさせられました。


その後、「フィールドビンゴ」カードを持って実際に自然観察をしました。
まだ時期的に生き物の数は少ないながらも「春」を感じることができる自然を
たくさん見つけ、着実に近づく春の足音を聴くことができました。

最後は自分が「これは素敵!写真に収めたい」と思う自然を一つ探し、
それを記憶して紙に描く「カメラゲーム」を体験しました。

写真のようにしばし一人になって、心に残る自然を一つ決めます。


今度は二人一組になって、一人がカメラ役、もう一人が撮影者になって
自分の選んだ自然の前までカメラ役の人を連れて行き、シャッターを押す要領で
肩を叩いてカメラ役の人に記憶させます。(カメラ役は目をつぶって移動)

※上記写真:校舎のコンクリートの隙間からけなげに咲く小さな花を撮影


互いが同じように撮影したら、記憶が新しいうちに撮影した自然を紙に描きます。
この時、風景などは非常にわかりにくいため、比較的小さなものや形がわかりやすい
ものだとカメラ役の人は記憶しやすいので、子ども同士で行う時などはそうした
アドバイスが必要です。


こうして夕方までじっくりと実践と体験を重ね、参加者の皆さんはそれぞれ
レベルアップが図れた様子で、最後に感想を発表したり意見交換をしました。


自然は私たちに多くの情報を発信していて、季節の訪れや命の尊さ、神秘さなどを
教えてくれます。私たちが心を開き、自然の中に身をゆだねるとき、今まで
感じ得なかった自然からのメッセージを聴くことができると思います!



そのような機会を提供するためにも“自然案内人”としてのリーダーの存在は不可欠です。
これからもぜひ実践を通してスキルアップを図っていただき、各地で活躍するリーダー
になっていただければうれしいです☆


講師、受講者の皆さん、丸一日本当にお疲れ様でした!
自然から受け取った“感動”を忘れず、他の人にもぜひ伝えていってくださいね。


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撮影日  平成28年3月19日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:34 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)