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2016年06月06日

カワニナの人工飼育を考える!ホタルサポーター活動を開催


平成28年5月22日(日)、岡崎市ホタル学校にて
今年度、最初のホタルサポーター活動を実施しました。

第1回目のテーマは、ゲンジボタルの幼虫の餌となる
カワニナの人工飼育についてです。

講師は、ホタル学校名誉校長の古田忠久先生です。
半世紀にも及ぶホタル保護活動のノウハウを学ぶ絶好のチャンスです。


初めて参加される方も多くいらっしゃったので、まずは自己紹介。

それぞれの活動地域や活動状況をお話しいただき、それだけでも良い情報交換
の場となりました。出席されている方のレベルの高さと熱意に驚かされます。


まずは、古田先生が川から採取してきたカワニナをバットにあけて観察します。
しばらくすると0.1mmほどの稚貝がはい出してきました。

カワニナは卵ではなく稚貝を直接産むのだそうで驚きです!
ホタルの幼虫も生まれたばかりは、極小なので稚貝を食べて育ちます。

川で小さな稚貝を採取することは無理なので、親貝を周辺の石ころなどと
一緒に取ってきて産ませます。これが出来ないとホタルの幼虫を
育てることはできません。まさに生物多様性が重要なのですね。


また、飼育器具もプラスチックなどの素材ではなく自然素材が良いとのこと。
プラスチックは長年使うと有害物質が溶け出してくるようです。

コスト高にはなりますが、なるべく木桶などを使ってください。

カワニナの餌については生ごみをEM菌で発酵させて与えています。
近年、下水道の整備により川に流れ込む家庭排水がきれいで、逆に川の栄養が
少なくなっているそうです。生き物が住めるように川をきれいにしたのに、
今度は栄養不足になって生き物が育たないとは皮肉なものです。

いかにバランスが大切かがわります。


あとは、この人工産卵器にメスのホタルを入れて卵を産ませて、
幼虫をカワニナの稚貝がいる飼育箱に投入して育てます。

それについては、次の講座をお楽しみに☆


余談ですが、参加メンバーの中には中学生もいて、真剣に地元地域の
ホタル保護活動を行っています。(愛知教育大学付属岡崎中学校2年の三浦健太郎君)

ホタルの保護活動も高齢化が進んでいますので、若い後継者が育ってきているのは
頼もしい限りです。興味のある若者がもっと参加されることを期待しています。


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撮影日  平成28年5月22日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:02 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)