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2016年06月12日

光の謎を解き明かせ!第3回ホタルマスターファミリー講座


平成28年6月5日(土)、岡崎市ホタル学校で第3回目となる
ホタルマスターファミリー講座を開催しました。
今回はいよいよホタルの観察(夜間)を行います。


いつもと違ってこの日は夕方からのスタートで、2部構成で進めていきます。
第1部のテーマは「ホタルの発光と生息環境を調べよう」です。
講師はおなじみの自然・環境学習実践隊の皆さんです。


まずはワークシートを使ってゲンジボタルの生態について理解を深めます。

・ゲンジボタルは昼間も光っている?
・ゲンジボタルの光の色は白っぽい?
・ゲンジボタルの光は少しあたたかい?

など、11問に自分の予想を答えます。
隣同士で比べてみると結構意見が分かれているようですね。どっちが正解かな?


自分の予想を確かめるために、ホタル学校の展示物を調べていきます。
家族みんなで学んでいくのがホタルマスターファミリー講座です。大人も子どもも真剣です!


最後に全体で答えの確認と講師のむしくんの解説を聞きました。
でも展示や人の話をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分自身の目で確かめることが
一番大切
です。それでは実際に川沿いを歩いて調べていきましょう!


ホタル学校の横を流れる鳥川を5つの区間に分けて、
明るいうちにそれぞれの環境を調査していきます。


川の中の様子だけでなく、草木の有無など周辺の状況も記録して
ホタルの発生数との関係性を考えます。


まずは一番上流のA-B区間
川の中の草が生い茂っていて、土手にも様々な木が生えています。
さっそく葉っぱの裏で休んでいるゲンジボタルの成虫を見つけました!
ワークシートで学んだ通りでしたね。


続いてはホタル学校のすぐ横になるB-C区間
こちらも草が威勢よく生い茂っていますが、両側がコンクリートの壁になっています。
先ほどと違って木は生えていませんが、どのような影響があるでしょうか?


さらに下ってC-D区間
よく川の生き物探しをするポイントです。道路のすぐ横ですが、地元の方が車のライトが
川に入らないようアジサイをガードレール沿いに植えています。
ちょうどアジサイの花も見ごろでした。


続いては今回調べた中では一番水深のあるD-E区間です。
川の両側が田んぼになっていて車の光は入りにくいと考えられます。


そして最後のE-F区間
ここは左岸が森になっており、他の区間とは随分と環境が異なります。
土手に生えていた木の裏でまたホタルの成虫を見つけました。すでにカメラマンが何人も
撮影の準備をしていて、多く飛びそうな気がしますがどうなるでしょうか?


いったん教室に戻って全体の様子を振り返り、お弁当を食べ終えたら第2部のスタートです。
辺りはすっかり暗くなりました。何人かは初めてホタルが光る様子を見るという子もいました。
楽しみですね!


時刻はちょうど8時。ホタルたちが一番元気に光りだす時間帯です。
A-B区間から順にホタルの数や飛翔の様子を観察していきました。初めは草の中で
ほのかに光っていたホタルが、次々に舞始めると思わず歓声が上がりました!


ついつい見とれてしまいますが、これはただの観賞ではなく観察です。
各区間の飛翔の違いを比べていきました。車のライトの影響は明らかで、
ライトが当たった瞬間にホタルたちは光るのをやめてしまう様子がよく観察できました。
ホタルにとって最大の天敵は人間なのかもしれません・・・。


調査結果としては、この日に一番ホタルが多く見られたのはC-D区間でした。
一方で昨年多かったE-F区間では数が減っていました。むしくんによるとここ数年
E-F区間は減ってきており、逆に上流のA-B区間はどんどん増えているそうです。

※数日後にスタッフが確認したところ、E-F区間でも数百匹のホタルがみられました。

同じ川でも年や時期によって数に増減があるのは興味深いですね。
皆さんにはぜひその原因を突き止めてもらいたいと思います。


じっくりと観察を行い、解散したのは夜9時前。
さすがに子どもたちは眠そうでしたが、思い出に残る1日になったのではないでしょうか?

次回からはこれまでに学んだことをもとに自由研究に取り掛かり始めます。
子どもたちにとっては悩みの種かもしれませんが、今日学んだことだけでも自由研究に
つながるヒントはたくさんあるはずです。張り切って取り組んでいきましょう!

夜遅くまでお疲れ様でした☆


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撮影日  平成28年6月5日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:38 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)