2016年07月09日
昔ながらの稲作体験「虫取りとザリガニ釣り」編
平成28年7月2日(土)、昔ながらの稲作体験プログラムです。
※会場は「おかざき自然体験の森」の田んぼ
いつものオリエンテーリングからスタートします。
注意事項はしっかり聞いてくださいね。
スタッフ:
先月やりましたがこれが手動の草取り機です。
こうして前後に動かすと羽根の部分が回転して
田んぼの草を押し込んでいきます。
女の子:
みんな~、おじさんの説明をちゃんと聞いてる?
よそ見してちゃダメだよ。
※実はこの女の子、今年の稲作体験ほぼ皆勤賞。
スタッフより説得力がありそうです☆
昔ながらの稲作体験としては、田んぼの草取りが
メイン行事ですが、ほとんどのご家族はリピーター
なので先月のプログラムで草取りは経験済み。
なので、今回は虫取り・ザリガニ釣りをメインにしちゃいました。
まずは田んぼ廻りをしっかりと観察してみます。
カエルとか見えるかな?
男の子:
おとうさん、カエルさんがいるよ。
お父さん:
おお!よく見つけたね。
でも田んぼに落ちないように気を付けるんだよ。
って言ってるのかな?
田んぼの虫取りはそこそこにして、さっそく釣竿を
もってビオトープにザリガニ釣りに行きます。
ビオトープでは、ザリガニもいますが他にも貴重な
「カワバタモロコ」、「メダカ」などの動植物も生息して
いますので、今回は網は使わずザリガニ釣りに専念します。
おかざき自然体験の森では、無承認で動植物の捕獲・採取
などの行為を禁止しています。(持ち込み行為も禁止)
※悪質な行為は警察に通報する場合もあります。
子どもたちが虫を捕ったりして直接触れて観察し
体験することを目的にした施設ではありますが、
ビオトープ廻りなど、できるだけ自然の生態系に
必要以上に手を加えない状況を保持したい場所も
あることをご理解願います。
話が硬くなりましたが、このザリガニ釣りの風景を
見てもらえば、子どもたちのはしゃぎ声が聞こえて
くるように思いませんか?
くれぐれも、ここは釣り堀ではありませんよ。
(左)
お父さん:
おッ、釣れたかな?
男の子:
ボクは釣竿なんで使わなくても手づかみでいっちゃうもんね。
お母さん:
ザリガニに挟まれないように気をつけてね。
(右)
スタッフ:
どうかな?なにか釣れそうかな?
男の子:
しィ~~。いま集中してるところなんだから。
(左)
男の子:
ねえ、お父さん。ぼくにもやらせてよ。
お父さん:
ちょっちょっと待って。いま釣れそうなんだから。
けっこうお父さんの方がはまったりして。
(右)
お母さんA:
ああ~~。おしかった~~。
お母さんB:
うむっ。
こういう決定的なシーンではずすようでは
まだまだ代表入りは無理かな?
男の子:
???・・・ここはピッチじゃないよ。
ボクね。ちょっとね。眠たいの・・・。
暑かったけどみんな一生懸命にザリガニ釣りを体験しました!
釣ったザリガニはみんなで観察して、またビオトープに戻しました。
一段落したところで、稲刈り用にすげ縄の準備をします。
今回もボランティアとして、わらじ作りの永田さんに
わらのより方・すげ縄の作り方をご指導願いました。
今回は、けっこう子どもたちが面白がって挑戦してくれました☆
中にはあっさりと先生から免許皆伝をいただいて
しまう子(サッカーのユニホームを着ています)もいて
お母さんたちも思わず「スッゲー」。
(それって、もしかしてだけど「シャレ?」)
最後は常連さん家族の女の子が「ちびガエル捕ったよっ!」て
見せに来てくれました。(親指の先に乗ってます)
私は「ちびガエル」より、女の子の純真無垢な、
そして力強いまなざしの方に魅かれてしまいました。
8月6日(土)には稲作体験の一つ「かかし作り」を計画しています。
体のサイズは変わってないのに、どういう訳か素地が縮む???
などして着られなくなった服などを持ち寄っていただき、
個性あふれる「かかし」を作りましょう。
皆さんのご参加をお待ちしてま~す。
------------------------------------------------------------
撮影日 平成28年7月2日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者 おかだ
この森まるごと自然体験フィールド
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:44
│おかざき自然体験の森