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2016年07月15日

ホタルの川には生き物がいっぱい!第4回ホタルマスターファミリー講座を開催


平成28年7月10日(日)、岡崎市ホタル学校で
第4回目ホタルマスターファミリー講座を開催しました。

☆講師はお馴染み「自然・環境学習実践隊」の皆さん

まだ梅雨の最中で前日は大雨でどうなることかと思いましたが
この日は快晴に恵まれました。


講座の冒頭でこの講座に参加して3年目となる杉本ファミリーに今年撮影した
ホタル飛翔のタイムラプス動画と、鳥川で見つけたホタルの卵の写真を
紹介していただきました。

卵の写真はおそらく鳥川で撮影されたのは初めてではないかと思われる
大変貴重なものです。何回も鳥川に通い詰めて産卵場所を突き止めた
杉本ファミリーに拍手!


さて、今回のテーマは川の生き物探しと夏休みの自由研究の基礎学習です。

前回はホタルの成虫の観察をしましたが、鳥川には決してホタルだけが
いるわけではなく、様々な生き物が関係し合いながら里山の自然環境が出来ています。

今回はそんな川に棲む他の生き物たちを調べていきました。


はじめに自分が知っている川に棲む生き物をできるだけ書き出してもらいました。
ホタルの幼虫、カワニナ、カエル、ドジョウ・・・ヒラメ!?ヒラメは海ですね・・・。

10種類を超えるとだんだん苦しくなってきます。


それでは実際に鳥川のような里山の川にはどんな生き物がいるのか、
ホタル学校の展示物を使って調べていきました。

トビケラやカワゲラといったあまりなじみのない水生昆虫や、
ネコギギのような絶滅が心配されている魚もいます。(国の天然記念物に指定)


この日、ホタル学校で人工飼育しているゲンジボタルの卵がふ化したので
幼虫も観察してもらいました。


まだ糸くず(体長は1~2mm)のようなホタルの幼虫ですが、
顕微鏡でのぞいてみると元気に動いている様子が確認できました!


さて、川にどんな生き物がいそうかイメージできたところで、いよいよ川に入って
生き物調べをしていきましょう。両手に網とカゴをもって、ちょっと早い夏休みの
ような気分で川に向かいます。蒸し暑い天気ですが川の中は冷たくて気持ちいい!


石をひっくり返したり、やぶの根元に網を突っ込んでガサガサしたり・・・
さっそくたくさんの生き物が見つかりました!


(左)泳ぎが速くてなかなか捕まえられない魚はカワムツ
まだ生まれたばかりの小魚もいました。

(右)は珍しいアカザです。
ヒゲに毒があるのでうっかり素手で触らないように注意!


両生類はツチガエル、アマガエル、アカハライモリ(写真)を発見!


水生昆虫ではヤゴ類(写真左)、ガムシ(写真右)、
トビケラの幼虫などが見つかりました。


たくさんの生き物が見つかりましたが、その多くは水がきれいな川でないと
生きられない種類です。みんなが普段暮らしている川の生き物とは
どんな違いがあるのか調べてみても面白いと思います☆


さて、後半は夏休みに向けて自由研究の基礎を学びます。
子どもたちが急に大人しくなった気がしますが、今日の講座をしっかり聞いて、
早めに取り組んでいけば大丈夫!

講師のむしくんから、自由研究の定義や調査の進め方、
上手なまとめ方などについて一通りレクチャーを受けました。


最後に水質検査の実験を行いました。この日は皆さんに自宅近くの川の水を
汲んできてもらっています。鳥川の水や各地区の水をCOD(有機物量)と
pH(酸性かアルカリ性か)を調べるパックテストを使って比較調査を行いました。


CODは鳥川が一番低く「2mg/L」でした。一番高いのは小呂川の「8mg/L」。
でも小呂川でもホタルは出ているので、一概にCODが高いからホタルは住めない川
だとは言えません。pHはいずれも「6.5~7.5」とほぼ中性でした。

ひとつだけ、山綱川の水が「9.5」という強いアルカリ性を示しましたが、
別の子が汲んできた山綱川の水は「7.0」の中性だったので、
容器に何か付着していたか、汲んだ場所に水質の偏りがあったのでしょうか?


次回は実際に自由研究に取り組んでいきます。やるからには目指せ金賞!
毎年恒例の「エイ、エイ、オー!」と掛け声を出して気持ちを一つにしました。

さぁいよいよ夏休みが始まります。講師陣もサポートしていきますので、
今まで学んできたことをうまく活かして、実りのある自由研究にしましょうね!

参加者の皆さん、講師・スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした☆


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撮影日  平成28年7月10日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 06:17 │鳥川ホタルの里(ホタル学校)