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2016年12月31日

明日の元旦は「おおだの森」で初日の出!

皆さんこんばんは。2016年も残りあと2時間ほどとなりました。今年も様々な出来事がありましたが、皆様にとってどのような1年間だったでしょうか?素敵な年だったという方や、ちょっと今イチだったかも・・・と思う方など人それぞれではあると思いますが、来年はより良い年になるよう、気持ちを新たに新年に臨みたいものです。


(上の画像をクリックするとPDFで開きます)

さて、毎年恒例となりました「おおだの森で初日の出を見る会」のお知らせです。おおだの森の保全活動を続けている「山留舞会(やるまいかい)」会員の皆様のご尽力により、明日、平成29年1月1日の元日に初日の出を見る会を開催します。朝6時にふもとの「鬼沢八幡社」から山頂までゆっくり歩いて登ります。(大人の足で大体40分程度です。)とにかく寒いので、暖かい服装と歩きやすい靴でお越しください。また足元が大変暗くなっておりますので、懐中電灯を持参されることをお勧めします。


(山頂での温かいおもてなし)


頂上では、具沢山の豚汁や甘酒、ホットコーヒーなど、温かいおもてなし(無料)があります!
寒い体を暖めながら日の出を待ちます。


いよいよ待ちに待った初日の出の瞬間です!(予定では7時1分)
山の間から少しずつ昇ってくる太陽の輝きは感無量☆


日が昇り切る頃には山頂は多くの人で賑わいます。前回はおよそ400人の方に御参加いただきました。(年々増えているような!?)仮設テント横の展望台から見ると、人出の多さが一目瞭然です。

「おおだの森」はいつでも散策ができ、頂上には交流館と展望台があり、山歩きの感想をご記入いただけるノートも設置されておりますので、ぜひ登ったご感想やご意見をノートに記録していただけると幸いです。


(最後は記念撮影「ハイ!チーズ」)


「おおだの森で初日の出を見る会」
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平成29年1月1日(元旦) 朝6時頃にふもとの「鬼沢八幡社」を出発してください。(個々に山頂を目指してください。)山頂(標高262m)までは大人の足で普通に歩いて40分ほどです!

★朝6時は本当に真っ暗でまさに「一寸先は闇」状態・・・懐中電灯をお忘れなく!

★アクセスマップはこちら



それでは皆様、良いお年をお迎えください!
来年もよろしくお願いします。


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登録日  平成28年12月31日(土)
投稿者  環境保全課


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 22:00おおだの森

2016年12月29日

年末年始は夜空を見上げてみよう☆


皆さんは年末年始はどうお過ごしですか?
大手企業は連休になり、普段より暗い夜空が期待できます。
たまには星空を見上げてみませんか☆

冬の夜空は1等星が7個もあり、とてもにぎやかです。

上の図は、夜9時ごろの南東から天頂にかけての空です。
まず四角形の中に三つの星が一列の並んでいるオリオン座を見つけてください。
きれいな形をしているのですぐわかるはずです。

その左上に輝く赤っぽい星がベテルギウスです。
対角線上にある白い明るい星がリゲルです。

さて、ベテルギウスを中心にしてリゲルから時計回りにシリウス、プロキオン、ポルックス、
カペラ、アルデバラン、そしてリゲルに戻る六角形の星の並びがわかると思います。

冬のダイヤモンドと言われる星の並びです。いずれも明るい1等星ですので、
よく見えると思います。ぜひ探してみてください。


もう一つ、1月3日の夜11時ごろ、「しぶんぎ座流星群」
極大期を迎えます。上の図は、その時間の北北東の空です。

北斗七星が昇ってきています。ひしゃくの形がすぐわかるはずです。✕印しのところを中心に放射状に流れる流星があれば、しぶんぎ座流星群です。暗い空なら1時間に50個ぐらい見られると言われています。街中では5~10個ぐらいでしょうか。

8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と共に三大流星群の1つです。
時間があったらぜひ眺めてみてください。

除夜の鐘つきや初日の出を見に行くついでに夜空を見上げるのも面白いと思いますよ。


一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください。


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投稿日  平成28年12月29日(木)
投稿者  ホタル学校 かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:25鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月28日

おかざき自然体験の森の正月支度


今年の「おかざき自然体験の森」の営業は12月27日(火)が最終日でした。(年末年始の休みは12月28日(水)から1月4日(水)までです。)

体験の森も正月仕度が終わりました。入口ゲートの門松飾り。なかなか立派でしょ!こんな門松が似合う玄関のある家に住むためには「年末ジャンボ」よろしく☆(ついつい心の声が・・・)


管理棟と工作棟の入口には「しめ縄」を飾りました。


(こちらは工作棟)


管理棟の受付カウンターの横には、竹細工の団体の皆さんが作った作品や、森の職員が作った見本作品を展示する棚を新たに設置しました。


カウンター奥の展示棚も整理し、体験の森での工作の参考にと職員が作った作品も並べています。写真ではわかりにくいかもしれませんが、それぞれにユニークな名前を付けてあります。

・絶対にお金が貯まる「貯金箱」
・役にたたない!?「ひしゃく」
・手にした人が鍋奉行「鍋用つくね団子入れ」
・朝はパン、パンパパン!「バターケースとバターナイフ」
・高そうな蕎麦屋の「薬味入れ」
・うどん、牛丼、ドン小西 辛口好きの必需品「唐辛子入れ」

などなど、簡単なものからちょっと手の込んだものまで色いろ展示してあります。


管理棟の土間にはお馴染みの「火鉢」。
炭焼きの会の皆さんの炭を使って暖をとってください。

家にも囲炉裏(いろり)がほしいなあ。やっぱり「年末ジャンボ」しかない!


管理棟前のクスノキ、ベンチ。そして葉の落ちた木々。
やっぱり冬になったんだなあ~って感じのする景色です。

体験の森は、どちらかというと「大人が静かに楽しみを見つけて楽しむ場所」のイメージでしたが(私の個人的な感想です)が、老若男女、皆さん本当に元気でアグレッシブでびっくりする一年でした。62歳になる私などはここでは鼻垂れ小僧です・・・。

ということで、来年は1月5日(木)から開園します。
来年も元気に自然を楽しみましょう。皆様、良いお年をお迎えください☆


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撮影日  平成28年12月25日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:35おかざき自然体験の森

2016年12月27日

森の駅各施設の年末年始のお休み

いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご愛読いただき、
誠にありがとうございます。また、日ごろより森の駅施設をご利用いただき、
重ねてお礼申し上げます。

さて、各施設(4つ)の年末年始のお休みについてご案内いたします。
施設ごとにお休みの期間が若干異なりますのでご承知おきください。


【森の総合駅】 (樫山町)
年末年始休み:12月29日(木)~1月3日(火)
HP:http://www.morinoeki.jp/mori_eki.html


【おかざき自然体験の森】 (八ツ木町)
年末年始休み:12月28日(水)~1月4日(水)
HP:http://www.sizentaiken.jp/


【こども自然遊びの森(わんPark)】 (淡渕町)
年末年始休み:12月28日(水)~1月4日(水)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html


【ホタル学校】 (鳥川町)
年末年始休み:12月29日(木)~1月3日(火)
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html



この一年間、たくさんの方に森の駅施設をご利用いただき、
本当にありがとうございました。

至らぬ点も多々あったかと思いますが、
これからも市民の皆様、市民活動団体やボランティアの方々、
関係者の皆様方のご参加並びにご協力を賜りながら、
様々な自然体験を通して、身近な自然の素晴らしさや大切さなどをお伝えし、
発見の喜びや感動を分かち合っていけたらと思っています。

来年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

どうぞ良い年をお迎えください!


岡崎市 環境部 環境保全課職員、各施設職員一同



◆追伸:1月1日(元旦)の早朝、「おおだの森」で初日の出を見る会を開催します。
大変寒い時期ですが、一年のスタートを『おおだの森』からはじめてみませんか!
たくさんの方のご参加を心よりお待ちしております。

↑ 画像をクリック(詳細案内ページへ)


おおだの森「初日の出を見る会」
平成29年1月1日(元旦) 朝6時頃にふもとの鬼沢八幡社を出発してください。(各自で出発してください。)山頂(262メートル)までは大人の足で歩いて35~40分程度です!

※朝6時頃はまだ真っ暗なので懐中電灯をご持参ください。
※未舗装道を歩きますので運動靴などの歩きやすい靴でお越しください。
※山頂で温かい豚汁や甘酒の振る舞い(無料)があります☆
※岡崎市の初日の出時刻は7時1分の予定です。   


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:19森の総合駅

2016年12月27日

正月支度!「ミニ門松作り」イベントを開催

平成28年12月18日(日)、樫山町にある森の総合駅で
年末恒例となりました「ミニ門松作り」イベントを開催しました!


講師は、額田地域で里山や竹林の整備をしながらそこで出た材を使って
「炭焼き」活動を続けておられる「額田炭焼の会」の皆さんです。
夏の竹炭風鈴作りに続き、今回もお世話になりました。

新年を迎える少し前にお正月飾りを作ることができるこのイベントは今年も大人気で、
募集開始後、すぐに定員いっぱいになってしまいました。


まずは門松の本体部分にあたる竹を、適当な長さに切ります。
太い竹には協力して挑みます。こちらのご家族はかなり順調に作業が進んでいるようです。


ちょっと人手が足りない時は、講師の皆さんに助けてもらいましょう。


続いて、太い竹の台に入れる細い竹を切っていきます。最初に加工した太い竹よりは楽な作業になりそうですが、先程と違って今度は斜め方向に切らなくてはならないため、意外とテクニックが要求されるようです。


慣れてくると、こんな上手に切れるようになります。切り口がとてもシャープで美しいですね。


細い竹は3本まとめて紐でしっかりとくくります。
これを大きな竹に砂を入れてパーツに組み合わせたら、メインとなる部分は大体完成です。


最後に、その周りを笹や松の葉、色鮮やかな実のついた南天、千両などで飾り付けます。新しい年のスタートを祝うためのとても大切な飾りとなるものなので、色や形のバランスを確認しつつ、慎重に作り上げていきます。

門松を玄関に飾る習慣は室町時代から始まったそうです。中心となる「竹」がどちらかというと目立ちますが、本体はあくまで「松」であり、古来よりおめでたい樹木として日本文化の中に根付いてきました。

また、竹を斜めに切った加工のことを「そぎ」といい、その創始者はあの徳川家康公です。これは、「三方ヶ原の戦い」で敗れた相手である武田信玄に、次は斬るぞという念を込めたことに由来するという説があります。

また、今回のミニ門松にはありませんが、大きな門松には葉牡丹(紅白)を飾ったりします。葉牡丹は、幾重にも重なる葉が「吉事が重なる」とされ、これまた縁起の良い植物とされています。


完成品がこちら

とても素敵なミニ門松が出上がりました。
緑色に南天の赤や万両の黄色がとても鮮やかに映えますね。

最近では門松を飾るご家庭が減ってきているということを耳にしますが、このイベントで自分の手で一から手作業で門松を作りながら、新年に思いを馳せるというのも、なかなか素敵な体験になったのではないかと思います。


参加者の皆さん、また講師の「額田炭焼の会」の皆さん、誠にありがとうございました。
完成した門松をご自宅に飾って、ぜひ良い年をお迎えください。

※水をあげるのを忘れないでくださいね!


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撮影日  平成28年12月18日(日)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  なかむら


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:50森の総合駅

2016年12月25日

竹は万能で使い道色いろ!竹細工教室


今回はおかざき自然体験の森の「竹細工」教室をご紹介します。

いきなり何の写真か?といいますと、木とか竹を煮るための「煮釜」です。
浅い「五右衛門風呂」ようなものです。

通常は「体験の森木製プレート」を作るときに使ってます。
(ネームプレートのようなもの)

材料のリョウブの木をこの煮釜で一度煮ることで、木を割れにくくすると共に殺虫効果もあります。その後、切断して焼印を押したものを工作など色んな用途で使用しています。


今回は、その煮釜を竹を煮ました。そうすることで竹の表面の油分を浮き出し、それを磨くことでつやつやの竹が出来上がります。テレビ番組の中で、携帯バーナーを使って竹を炙り、表面の油分を浮き出させているのを見たことがありますが、理屈はまったく同じです。

ただ、申し訳ありませんが、皆さん思い思いに作品作りをしてますので、たまたまその「つやつやの竹」を使った作品作りをしている様子を写した写真がありません・・・。またの機会にご紹介します。


ということで、今回の竹細工の様子をご紹介していきます。

基本的に参加者皆さんが自由に作品作りをしています。
目的にそって長さや幅を加工していきます。


こちらでは竹を薄く削いでいます。

下側に歯がテーパーについてますので、竹を繰り返し歯の隙間の狭い方へ通していくことで、
どんどん薄く仕上がっていきます。


こんな感じで竹ひごが出来上がったいきます。

わかりますか?「ノギス」まで写ってます。もう素人の域を超えてます。


こちらでは、また何か作ってみえます。
お聞きしたところ「取っ手」を作っているとのことでした。


作品を見てこの取っ手の使い道がわかりました。

取っ手の使い道はわかりましたが、作品の使い道を聞き忘れました。
私が思うに「花器」の置き台ではないでしょうか?不器用な私にもできるでしょうか?


過去の作品も一部ですが紹介します。

ざる・鞠・花飾り・野菜かご・コースター等々、他にも体験の森管理棟に
展示してありますので、ぜひ一度見にいらしてください!

見るだけではなく、体験教室に参加して自分流の竹細工作品を作ってみてはいかがですか?
ちゃんと講師の方が丁寧に指導してくださいますので大丈夫ですよ。待ってま~す。


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撮影日  平成28年12月20日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:48おかざき自然体験の森

2016年12月24日

鳥川の水源を探せ!美合小学校ホタル飼育部の環境教室


平成28年12月17日(土)、岡崎市立美合(みあい)小学校ホタル飼育部の児童8名が岡崎市ホタル学校の環境教室に参加しました。今回は「鳥川の水源探し」がテーマです。


「水源」と言うとみんなはどんなイメージを持っているでしょうか?ダムがある?湖みたいになっている?子どもたちは川の水が山から来ていることは学校で習ったそうですが、本当の水源には何があるのか?今日は山に登って自分の目で確かめてみましょう!


「音羽富士」を目指して長沢古道から登っていきます。ホタル学校の前では結構な水量があった鳥川ですが、登山口を入ったところでは幅1mも無い小さな沢になっていました。さらにここから沢沿いをさかのぼって行きます。


登れば登るほど沢はだんだんと細く、浅くなり、最後には水が見えなくなってしまいました。でもよく見ると足元の土から水が浸み出ていました。これこそが鳥川のはじまりなのです!みんなが想像していた「水源」とはちょっと違ったようですが、どんな川でもはじめはこんな姿をしています。


周りを見渡すとスギ・ヒノキの植林がされていました。でも斜めになっている木や倒れている木も多く、あまり元気が無い様子・・・?不健康な森は水にどんな影響を与えるのか、あとで学びましょう。


音羽富士の手前でチェンソーを持った方が木を倒していました。人工林の手入れの一つである間伐作業です。間伐された森はだいぶ明るくなっていました。プロの作業を目にすることができるなんてラッキーですね。


ついに音羽富士に到着!慣れない山歩き、ちゃんと全員登れるか心配でしたが、無事に登頂することができました。


帰る途中には、平成の名水百選「鳥川ホタルの里湧水群」のうち「庚申(こうしん)の水」と「大岩の水」にも立ち寄りました。集落のあちこちから湧き出た水も鳥川に流れ込み、川はどんどん太く、深くなっていきます。


ホタル学校に戻った後、実験装置を使って森と水の関係について学びました。実験装置に入っているのは健康な森の土(腐葉土)と、もう一方は間伐が遅れた山の土(砂)です。じょうろで水を流してみると、間伐遅れの山の土はすぐに流れてしまうのに対し、手入れのされた森の土は水を溜め込んでゆっくりと流れてくるのが分かりました。森は水を溜め込む「緑のダム」。森の手入れをしていくことは水を育み、水を使うすべての生き物の命を守ることでもあります。


半日寒い中を歩いて疲れたかもしれませんが、川がどうやって生まれてくるのかを自分の目で確かめることができましたね。ホタルを育む水も私たちが毎日使う水も、元をたどれば森の土からしみ出た水です。蛇口をひねる時に、その水が森から来ている事を思い出し、森を守るために何ができるかを考えてみてくれると嬉しいです。


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撮影日  平成28年12月17日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:47鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月22日

澄んだ空気と青い空!冬の京ケ峯トレッキング


平成28年12月18日(日)、岡崎市ホタル学校で京ケ峯トレッキングを実施しました。毎回人気の山歩き企画!今回は当日の飛び入り参加もあり、総勢29名での山行となりました。


いつもは冷え込む真冬の鳥川ですが、この日は雲ひとつ無い青空で風も無く、山歩きにはもってこいの天気になりました。


この日のルートは白髭神社(しらひげじんじゃ)の裏から一気に京ケ峯まで登るコースです。ご覧のとおり結構急な登りが続きますが、道中立てられた何合目かを示す看板を励みに歩みを進めていきます。


途中、森林ボランティア団体の水守森支援隊(みまもりしえんたい)の方々が作ってくれた休憩場で一休みしました。雑木が切ってあるので見晴らしがよく、伐採木で即席ベンチも用意されています。


30分ほど登りつめて京ケ峯の山頂に到着!ゆっくり休みたいところですが、あいにく尾根筋は下から吹き上げる風が冷たい・・・。少しだけ休んだら次の休憩ポイントまですぐに歩き出しました。


京ケ峯から少し下ったところにある見晴らし場に着きました。疲れも吹っ飛ぶ絶景です。


ここは眺めも日当たりもよく、風も来ないのでゆっくり休めます。来月のイベントで登る音羽富士(上の風景写真右側)や豊川の街並みが見渡せました。


続いては元気山までアップダウンを繰り返す尾根筋を進みます。このコースは広葉樹が多いエリアで、落ち葉を踏みしめながら変化に富んだ雑木林の間を抜けて行きました。


ようやく元気山までたどり着きました!ここはもともと送電用の鉄塔があったところで、山頂なのに空が開けていてちょっとした広場のようになっている不思議な場所です。陽だまりでしばし休息したら、あとは下山するのみ。


苦労した登りに比べて下りはあっという間です。でも山歩きの事故は大部分が下山時に起きます。落ち葉に足をとられないよう気をつけて!

お昼をちょっと過ぎたくらいに無事ホタル学校まで戻ってくることができました。冬にアウトドアなんて寒い・・・と思うかもしれませんが、山歩きをしていれば体が温まって気持ちよく汗を流せますよ。空気も澄んで見晴らしもよい冬の里山歩き、おすすめです!

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
次回は1月29日(日)に音羽富士に登ります!
参加をご希望の方は、ホタル学校までお問い合わせください。
(電話:0564-82-3027)


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撮影日  平成28年12月18日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:06鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月21日

宮崎小学校3・4年生が来園☆おかざき自然体験の森で環境教室を開催

平成28年12月14日(水)、おかざき自然体験の森に岡崎市立宮崎小学校の3・4年生(13人)がやって来て、環境教室を開催しました。岡崎市の東の果てから北の端まで、長距離のバス移動となりましたが、子どもたちは車内では生き物クイズ(ノーズ)で盛り上がるなど、とても元気いっぱいでした。


到着後、生き物クイズシートが配布され、管理棟までの道を歩きながら「体験の森の生き物クイズ」に挑戦です。散策路やビオトープをよーく目を凝らして観察していると、何か答えのヒントが見つかるかもしれません。


管理棟にたどり着いたら早速答え合わせです。問題は全部で7問。ウシガエルが外来種であることを初めて知ったという子が多かったのが印象的でした。身近な生き物のことであっても、案外知らないことは多いのですね。


クイズの答え合わせと解説が終わった後は外に移動し、身体を動かしながらの学習に移ります。まずは「つながり発見!生息地」で、動物が生きるために必要な要素とそのバランスについて考えます。それぞれ「水」や「食べ物」、「すみ家」など、生息地を構成する要素になりきって、それらがバランスよく存在していることの大切さ、またどれかが足りなくなってしまった時の大変さなどを、身を以て体験します。(人間イス)なかなかハードな設定ですが、写真に写る皆は何だか楽しそう!


続いては、自然界で生き抜くことがいかに厳しいかを知ることができる「オー・ディア!」。子どもたちが、「ディア=鹿」と先程も出てきた生息地の構成要素とに分かれて、生き残るために全力を尽くして挑みます。エサや水が十分にあれば鹿は順調に増えていきますが、増え過ぎてしまえば生きるために必要な要素の奪い合いとなり、その数を減らしてしまいます。しかし鹿が減れば今度はエサなどの量が回復し、それにより再び鹿たちが繁殖する・・・という自然界のサイクルを、身体を動かしながら体感します。


身体が適度に温まった後は、いよいよ森の中に入っていきます。ここでは、自然の中で様々なものを探しながら観察する「フィールドビンゴ」を行いました。花や鳥といった比較的見つけやすいものから、「動物の落とし物」のように探すのがなかなか難しいものまで取り揃えられているので、かなり注意深く森を観察しなくてはなりません。それでも子どもたちの発見能力は素晴らしく、次々と見つけてビンゴを完成させていました。


森の中ではこんなものを発見。木から落ちたと思われる「鳥の巣」です。せっかく作った巣がこんなことになってしまい可哀想ではありますが(それとももう使わなくなった巣?)、かなり珍しいということもあり、見つけた時には皆とてもびっくりしていました。また、巣作りの精巧さにも驚きました!


歩いて行くうちに、落ち葉がたくさん集まった広場に出ました。みんな大はしゃぎで、いつの間にやら葉っぱのかけあい合戦が始まりました。(私も油断していたら大量の葉っぱを浴びせかけられました・・・)


再び管理棟まで戻り、お昼の休憩です。この日は風がやや強かったのですが、12月にしては暖かく、外でお弁当を食べるのにちょうど良い気候でした。カメラを向けると、とても良い笑顔をくれました。


午後からは、体験の森の職員の指導の下、「炭焼き体験」を行いました。炭焼き用に竹を加工する作業で、3年生のみんなは2年生のときに体験済みですが、4年生の皆にとっては初の試みになります。


2メートル以上ある竹を運搬し、炭焼き窯のサイズに合うようノコギリでちょうどいい大きさに切り、道具を使って細くしていきます。初めて見る道具も多かったと思いますが、子どもたちは器用で、作業をしていく内に上手く使いこなせるようになっていました。


まるっと一年が経って、成長した子どもたちに感動!とっても上手でスムーズです。


ナタの使い方もお手のもの!何事も「体験」は子どもの成長に欠かせませんね。


細く割った竹は、節を落とした後、まとめて束ねます。今回の作業でこの写真と同じくらいの束が5~6個できました。この日、頑張って作ってもらったこの材料が炭焼き窯でじっくりと焼かれ、竹炭へと生まれ変わるのです。


こうして一日の環境教室を終え帰路に着きましたが、すごいことに帰りのバスの中では宮崎小学校のみんなは誰一人寝ることもなく、「生き物クイズやりた~い☆」と、行きと同様の盛り上がりを見せるなど、そのエネルギッシュさには目を見張るものがありました。(先生は疲れてちょっとグッタリ・・・)


今回の環境学習をとおして、今まで知らなかったことを知ったり、または知っていたことについてより深い知識を得たりなど、子どもたちにとってはそれぞれの受け取り方があると思いますが、少しでも自然環境に興味を持つきっかけになることができたならば幸いです。


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撮影日  平成28年12月14日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  なかむら


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:23おかざき自然体験の森

2016年12月20日

「天王星」見ぃ~つけた☆

11月、ホタル学校の星空観望イベントで見つからなかった天王星が12月10日(土)のわんParkの流星・惑星観察会で見つかりました。

見つかりはしましたが・・・天王星は水・金・地・火・木・土・天・海と続く太陽系惑星の外から2番目で地球~太陽間の19倍の距離にありますので、望遠鏡で150倍に拡大してみても小さな点にしか見えません・・・。(写真下)


青みがかった点が「天王星」です。スマホで撮った画像で見難いですがこんなイメージです。


すぐ内側を回っている輪のある惑星「土星」


一列に並んだ衛星が見える「木星」に比べてあまり面白くありません・・・。

でも、そんな最果ての惑星を肉眼で見てみると宇宙の広がりを感じることができるのではないでしょうか。天王星は太陽のエネルギーも少ししか届きませんので、すべてが凍り付いた極寒の惑星です。その点、私たちの住む「地球」は太陽から程よい距離にあり生命あふれる、素晴らしい環境の惑星です。

しかし、産業革命以降、自然界ではありえないスピードで環境が変化しています。

最も顕著に現れているのが地球温暖化です。自然が何億年もかけて地球内部に取り込んだ炭素(石炭・石油・天然ガス等)をここ100年ぐらいのうちに大気に放出し、それが温室効果ガスを生み、地球が温暖化しています。(夏の暑さを考えると熱帯化といったほうがいいかも?)

南極や北極の氷が融けて、ツバルやバヌアツ等の小さな南太平洋の島国は水没し始めていると聞きますし、台風なども年々巨大化しています。逆に局地的な寒冷化も起きていたり、熱帯の生き物たちが北上(しゅにっては南下)しています。ジャングルに封印されていた未知なるウイルスを媒介する可能性もあると言われています。

いつか「ゴジラ」のような?未知の生物が現れるかも知れません。ゴジラは言い過ぎですが、今年、台湾に上陸した巨大台風はまさしくゴジラ並みの勢力で、通った跡は破壊しつくされてしまっています・・・。


(写真提供:石原 均 氏/真伝町在住)

近年、冬になるとイルミネーションが点灯され話題になります。見に行かれる方も多いと思います。でも、わざわざ電気を使ってLEDなどを点灯しなくても、逆に電気を消すだけで空にはすごいイルミネーションが輝いていることを忘れていませんか?見てください!満天の星空を☆

また、夜が暗くないと光で結婚相手を探しているホタルは繁殖できません。街の空に満天の星が戻ったとき、街中の川にホタルが舞うことでしょう。今さら電気や自動車の無い暮らしはできませんが、すこしでも省エネしていきましょう。孫子の世代に乱舞するホタルや満天の星空を見てもらうために。


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撮影日  平成28年12月10日(土)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  かみや(ホタル学校スタッフ)


ふたば でっかい原っぱでおもいっきり遊ぼう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:36わんPark(こども自然遊びの森)

2016年12月19日

貴重な水源林を守る「おと川リバーヘッド大作戦」を開催☆

平成28年12月10日(土)、岡崎市石原町の水源の森(宮崎財産区有林)で、今年度2回目となる間伐体験イベント「おと川リバーヘッド大作戦」を開催しました。

主催:おと川水源の森づくり実行委員会

今回も市内各地から約30名の皆さんに御参加いただきました。当日は少し風が強かったものの、さほど寒くはなく、とても良いお天気に恵まれました。今回も公用バスの発着場所として、会場にほど近い岡崎市立宮崎小学校さんに御協力をいただきました。(いつもありがとうございます!)


最初に、「おと川水源の森づくり実行委員会」の浅井会長からご挨拶と、森林についてのお話をいただきました。実行委員会を構成しているのは、森林に関する仕事のプロの団体ばかりで、今回も多くの方が講師として協力してくださいました。

木の切り方のお手本を見せていただいた後、早速グループごとに分かれて、間伐体験スタートです。高い木が生い茂った森の中は薄暗く、風で大きく揺れることもあるので、慎重に作業しなければいけません。安全のため、ヘルメットと軍手の着用は必須です。


まずは切りたい木にロープを巻くことから始めます。木にはしごをたてかけ、ある程度の高さの部分にしっかりと結んでいきます。なかなか高いところまで登るので、子どもさんにとっては結構な迫力がありそうです。


続いて、ノコギリで木を切る作業に移ります。倒したいと思う方向をしっかりと決めたら、そちらの方向に「受け口」という写真にあるような斜めの切れ込みを入れます。そして受け口の反対側には、水平方向に「追い口」と呼ばれる切れ込みを施します。事故を起こさないためにも、この2種類の切り口を作ることがとても重要になるのです。


切り口をしっかりと決めたら、遂に倒す作業に突入です。結んだロープを、力をあわせて「よいしょ!よいしょ!」の掛け声と共に引っ張ります。やがてメキメキと音を立てて、見上げるような大きな木が倒れると、拍手と歓声が上がりました。

午前中の作業では各班とも順調なペースで木を次々と倒していき、気づけばあっという間にお昼の休憩時間になってしまいました。


ランチタイムには、地元「中部猟踊会」さんから、リバーヘッド大作戦の定番メニュー「猪汁」をご提供いただきました。大きな肉と野菜がゴロゴロ入った具沢山の一品です。体力を使った後の猪汁は格別で、おかわりをされる方も多くいらっしゃいました。


更に今回はなんと「猪肉ソーセージ」も御用意いただきました。濃厚な旨味とコクが堪能できる絶品メニューで、こちらも参加者の皆さんに大好評でした。(額田でしか味わえない、唯一無二の味☆)


美味しいものを食べるとみんなとてもいい笑顔になりますね。


お昼休み終了後は、各班のペースで再び作業を行いました。午前中にかなりの量の木を倒したこともあり、午後は材の玉切り(木を運搬しやすい長さに整える作業)や輪切りなどがメインとなりました。また、林業の道具に触れるということで、専用の梯子(はしご)を使ってこんなに高いところまで登った方もいらっしゃいました。(お母さん、凄い!)


こちらのご家族は、様々な大きさに輪切りした木を見せてくれました。自分で切った木を持ち帰られる参加者の方は毎回たくさんおられ、コースターにしたり工作の材料として使ったりするケースが多いようです。


こちらでは木の皮をナイフで剥いています。水分が多い夏のようにスムーズにはいきませんが、なかなかのお手並みです。一見「危ないっ!」と思われる道具も、使い方のルールを守れば危険なことはありません。使いこなせるようになると、大きな自信につながることと思います。


間伐体験終了後の森の様子です。開始時に比べると、かなり光が差し込んできているように思います。森林を健全に保つためにも、こうして太陽の光が入るように木を間引くことはとても大切です。


イベントの締めとして、協力して手入れした森を背景に、皆で記念撮影。半日間の作業、たいへんお疲れ様でした。


今年度2回目の「おと川リバーヘッド大作戦」も、多くの皆様の御協力のおかげをもちまして、ケガ等もなく、盛況のうちに完了させることができました。本イベントは来年度も継続して行っていく予定ですので、水源林の保全に興味を持っていただいた方は、ぜひ次回(来年度)開催時に御参加いただきますよう、心よりお待ちしております。


最後になりましたが、御参加いただきました皆様、森づくり実行委員会の講師陣の皆様、宮崎小学校様、美味しい猪汁を作ってくださった中部猟踊会様。たいへんお世話になりました。誠にありがとうございました。これからも市民の皆様と共に水源林を守る活動を末永く続けていきたいと思います。


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撮影日  平成28年12月10日(土)
撮影場所 宮崎財産区有林(石原町)
投稿者  なかむら


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:53森の総合駅

2016年12月17日

「ワイルドベリーのジャム作り&流星群・惑星ウオッチング」を開催


毎年、大人気となっている「ワイルドベリーのジャム作り」そして、「ふたご座流星群ウオッチング」。今年は2つのイベントを抱き合わせにして行いました。ちなみにこちらが、「ワイルドベリーのジャム」。おいしそうでしょう?

※平成28年12月10日(土)開催


ただ、“ワイルドベリー”とわんParkで呼んでいるのは、実りの森にあるアキグミのこと。「今からアキグミを摘んでジャムを作ります」とお話しすると、皆さん「そこからやるの?」と目を丸くしました。


実りの森で、さっそくアキグミを摘んで試食すると、皆さんから聞こえた声は、ほぼブーイング(!)。「まずい!」「しぶい」「ま、まさかこれでジャムを作るの?」。散々ではありましたが、アキグミを2.6kgも摘みました。そのうち、800gを使ってジャム作りがスタート。地元の88歳、近藤ばあちゃんもかけつけて、調理を手伝ってくれましたよ。


加熱が終わったら、アキグミを裏ごしします。こうしないと、大きな種が残ってしまうので・・・。少し大変ですが、皆さんワイワイとがんばりました。


砂糖を入れて煮詰めに入ると、手が空きます。
その間は、みんなで星空を眺めようというわけです。


葵湯をベースに活動する岡崎天文同好会のメンバー4名が、それぞれの望遠鏡を持ってきてくれました!金星のほか、二重星団などを見て、感動する人が続出。星空のお話も、聞き応えがあったようです。


観察から戻ったときには、ジャムが完成!みんなで試食し、味を確かめると・・・。
「甘い!」「おいしい!」「市販品みたい」
生でアキグミを食べたときとは、まったく違う評価となりました。

自然がはぐくんだ木の実を使ったジャム、そして晴れわたる空にまたたく星。ふたつの冬の風物詩を存分に味わった皆さんは、とっても満足そうでした。年内の行事はこれにて終了ですが、わんParkでは来年もおもしろい企画を準備中です。

ぜひまた、遊びに来てくださいね☆


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撮影日  平成28年12月10日(土)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  ナリキヨ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:16わんPark(こども自然遊びの森)

2016年12月14日

イノシシ対策!ワイヤーメッシュ防護柵を設置


平成28年12月6日(火)、おかざき自然体験の森の駐車場付近から細川町方面にかかる森の中に、イノシシの侵入を防ぐことを目的としたワイヤーメッシュの防護柵を設置しました。


この地域はイノシシの出没が多く、何らかの対策を講じる必要に迫られていました。ワイヤーメッシュはイノシシの自由な行動を封じる有効な手段として日本各地で利用されており、この度おかざき自然体験の森でも導入することとなりました。


ワイヤーメッシュは縦1.2メートル×横2メートルの金属製の網で、1枚だけでも結構な重量があります。これを森の中にイノシシの活動エリアを分断するように配置し、地面に打ち込んだ杭に丈夫な針金を使って結びつけ、固定していきます。


森の中に生えている竹や木なども上手く活用しながら、固定作業を進めます。今回の設置分は総延長約150メートルにわたり、かなりの範囲に効果を及すことができると考えられます。


ひたすら作業が続きます。手間のかかる工程ではありますが、8人で一気に作業をしたので、慣れてくるとだんだんと作業スピードが上がっていくのが実感できました。


(イノシシ対策の第一弾が完成)


すべてのワイヤーメッシュを設置した結果、写真のような感じとなりました。イノシシの行動を完全に押さえ込むにはまだ少し足りない感じがしますが、人間と野生動物が上手に共存するため、今の状況の改善に向けた第一歩になるのではないでしょうか。


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撮影日  平成28年12月6日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  なかむら


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あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:39おかざき自然体験の森

2016年12月13日

元旦「おおだの森」で初日の出を見よう!

皆さんこんにちは。2016年も残りあとわずかとなりました。今年も様々な出来事がありましたが、皆様にとってどのような1年間だったでしょうか?素敵な年だったという方や、ちょっと今イチだったかも・・・と思う方など人それぞれではあると思いますが、来年はより良い年になるよう、気持ちを新たに新年に臨みたいものです。


(上の画像をクリックするとPDFで開きます)

さて、毎年恒例となりました、「おおだの森で初日の出を見る会」のお知らせです。おおだの森の保全活動を続けている「山留舞会(やるまいかい)」会員の皆様のご尽力により、平成29年1月1日の元日に初日の出を見る会を開催します。朝6時にふもとの「鬼沢八幡社」から山頂までゆっくり歩いて登ります。(大人の足で大体40分程度です。)とにかく寒いので、暖かい服装と歩きやすい靴でお越しください。また足元が大変暗くなっておりますので、懐中電灯を持参されることをお勧めします。


(山頂での温かいおもてなし)


頂上では、具沢山の豚汁や甘酒、ホットコーヒーなど、温かいサービス(無料)があります!
寒い体を暖めながら日の出を待ちます。


いよいよ待ちに待った初日の出の瞬間です!(予定では7時1分)
山の間から少しずつ昇ってくる太陽の輝きは感無量☆


日が昇り切る頃には山頂は多くの人で賑わいます。前回はおよそ400人の方に御参加いただきました。(年々増えているような!?)仮設テント横の展望台から見ると、人出の多さが一目瞭然です。

「おおだの森」はいつでも散策ができ、頂上には交流館と展望台があり、山歩きの感想をご記入いただけるノートも設置されておりますので、ぜひ登ったご感想やご意見をノートに記録していただけると幸いです。

おおだの森について、詳しくは「森の総合駅」までお問い合わせください。
(電話0564‐82‐2511)


(集合して記念撮影「ハイ!チーズ」)


「おおだの森初日の出を見る会」
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平成29年1月1日(元旦) 朝6時頃にふもとの「鬼沢八幡社」を出発してください。(個々に山頂を目指してください。)山頂(標高262m)までは大人の足で普通に歩いて40分ほどです!

★朝6時は本当に真っ暗でまさに「一寸先は闇」状態・・・懐中電灯をお忘れなく!

★アクセスマップはこちら
http://www.morinoeki.jp/mori_eki.html#


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登録日  平成28年12月13日(火)
投稿者  なかむら


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:04おおだの森

2016年12月11日

山里に秘められた様々な謎とは?「とっかわ歴史ミステリーバスツアー」開催


平成28年12月4日(日)、岡崎市ホタル学校主催で「とっかわ歴史ミステリーバスツアー」を実施しました。ホタルの里として知られる鳥川町は今のように道路が整備されるまでは他の集落から切り離された地理的環境にありました。そのためか鳥川には他地域とは異なる独特な史跡・文化財が残されています。このツアーではそうした歴史の足跡をたどりながら山里の文化を学びます。


ガイドは鳥川ホタル保存会アドバイザーの竹内謙作さん。現在は豊富小学校の先生ですが、以前はホタル学校の前身である鳥川小学校に6年間勤めていたため鳥川の自然や文化に精通しています。それではバスツアーで巡った中から一部をご紹介しましょう。


こちらは「瀬長の猪垣」です。江戸時代、獣害から田畑を守るために作られた石垣で鳥川町内にはのべ2km(!)ほど残っていますが、この場所のものは特に状態が良いです。特徴は「猪返し」と呼ばれる上部が反った構造。数百年経っても崩れない石垣を誰がどうやって作ったのか、記録も残っておらず謎です。


「馬の渡らん沢」は民話として伝わるミステリースポット。昔はこの山の中に沢を渡る道路がありました。しかし馬を連れた人が沢を渡ろうとしたところ、抵抗してどうしても渡ろうとしない。10mほど下流に行くとそちらのほうが沢の幅は広いのにすんなり渡ったそうです。この「馬の渡らん沢」のすぐ横には武将のものと思われる墓が残っており、それが関係しているのでしょうか・・・?


「西国三十三所観音」は鳥川の高台にあるお寺・慈徳院(じとくいん)に向かう坂にずらりとならんだ観音像です。江戸時代に観音巡礼信仰が広まりましたが、鳥川からあちこちの霊場を巡るのは大変なこと。そこで各地の本尊の石像を並べて参拝し、巡礼の代わりとしたというものです。過去の話かと思いきや、各観音像に新しいシキミの葉が供えられていました。今でも誰かがきちんとお参りをしているのですね。


※サービスカットは「慈徳院」の大イチョウ

散った黄色い葉っぱが地面を覆い尽くし、「黄色の絨毯」のようできれいです!


さて、慈徳院から山奥に入ること数分。周囲には何もない森の中に「御嶽講霊神供養塔」が現れました(写真中央の石碑)。御嶽信仰は鳥川周辺でも人気があったようで、その先達(ガイド)を勤めた方の霊を祀るために建てられたと考えられています。すぐ近くには観音様や不動様の像もありますが、なぜこんな誰も来ない山奥に設置したのか、ミステリーです。


※拡大写真がこちら


最後に立ち寄ったのは「双体道祖神」(そうたいどうそしん)です。この像の前が昔の主要道路だったことから、道行く人の安全を祈って建てられたのでしょう。しかし男女ペアの道祖神は珍しく、信州では見られますが、なぜそれが鳥川にあるのか?昔、この地域で心中した男女がいてその供養のために建てられたという説もあるそうですが、真相は謎のままです。


この写真は番外編。移動中の一コマですが、あることに気づくでしょうか?歩道の落ち葉を誰かがほうきで丁寧に掃除していたのです。誰かに言われたわけでもないのに自分から地域のために奉仕する行動に一同感動!このツアーで見てきた様々な信仰は家族や地域の安全と発展を願う心の現われでしょう。そうした地域を大切に思う心は時代を超えて今も鳥川の住民に受け継がれているのだなとしみじみ感じました。


丁寧なガイドをしてくださった竹内先生、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!今回ご案内した石仏等はまだまだ一部です。石仏巡りのマップもございますので、関心のある方はぜひホタル学校にお立ち寄りください。


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撮影日  平成28年12月4日(日)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:08鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月10日

高い所まで登れたよ!ツリークライミング体験


平成28年12月3日(土)  おかざき自然体験の森  微風・快晴

今日は、「わんぱくフェスタ」でツリークライミング体験を開催しました。絶好の天気に恵まれ、事前に参加申込いただいた元気な小学生達がロープを使った木登り体験をしました。大盛況のため各回24名のグループを、3回に分けて実施しました。まずは今日の注意事項をしっかりと説明します。中途半端に聞いているとケガのもとです。さすがインストラクターの方は、言葉巧みに子供たちの気持ちを集中させてます。


(左)説明のあとは、安全のための装備を身につけます。
ヘルメットサイズ調整よし!

(右)ハーネスの着装よし?
「あれ?こっち向きでいいのかな?」
わからないことはしっかり確認します。


ツリークライミングっていうのは全身運動です。いくら身体が柔軟な子供たちといえ、準備体操は欠かせません。お父さん・お母さんも一緒になってイチ・ニイ。イチ・ニイ。


身体も暖まったところで、さあ出発です。散策路Eコースの上口はけっこう階段が急ですが、さすがに元気が有り余ってるようで、息切れひとつせずにどんどん上がっていきます。


「ツリークライミングジャパン」の公式資格を持ったインストラクターの指導を受け、いよいよ木登り開始です。

「ツリークライミングジャパン」とはアメリカに本部を置くツリークライマーズインターナショナルという、ツリークライミング愛好家たちを結ぶネットワークの日本支部だそうです。雄大な自然を肌で感じ、樹上から森や山を見ることで自然を大切にする気持ちを育ててほしいと、活動をしている団体です。


インストラクターからロープを使っての木登りの仕方の説明を受けています。まさにここからは自力で木登りするわけですからみんな真剣そのものです。わからないところはどんどん手を上げて聞いています。この積極性を学校でも役立ててね。


低学年の子は、はじめ要領がつかめず悪戦苦闘・・・。インストラクターから教えてもらいながら頑張っています。さすが高学年の子たちはどんどん上がっていきます。


ちょっとおっかなびっくり?でも表情は真剣そのもの☆


下から見るとこんな感じです。なかなか迫力あります。


体の重い?スタッフも撮影のため何とか登って「ハイ!チーズ」
もはや「空中散歩」といった感じで気持ち良さそう☆


上から撮影してみました。見てください!この余裕の表情☆もうすでに「木」と友だちになった証拠ですね。


7~8m上にあるハンモック(正式名称は「ツリーポート」)まで到着し、ちょっと一休み。将来は消防のレスキューとかで、この技術を役立てることができるといいね。


(左)お母さん:わぁ~。うちの子、あんなところまで行っちゃったぁ。怖くないのかなぁ?

(右)女の子:何言ってんのお母さん!全然楽勝じゃ~ん☆

スタッフ:確かに余裕の「ドヤ顔」を見せています。さすがです!

※この女の子、10mくらいまでスイスイと上がっちゃいました。ズームで撮ってますので近くに感じますが4階建てビルの屋上にロープ1本でぶらさがっているような状態を想像してみてください。お母さんの顔の角度から見ても随分と高いところにいることがわかると思います。


子供たちの勇姿ををカメラ・ビデオ・スマホに収めようと、お父さん・お母さんたちも一生懸命撮影しています。明日、きっと首や腰が痛いと思いますが、湿布代は自己負担・・・でお願いします。


今日のツリークライミングの記念に、インストラクターから一人づつに「修了証」が手渡されました。みんな満足げな表情をしてます。


最後は参加者全員で記念撮影です。(写真は第1回の部)
「ハイ!チーズ」ではなく「ハイ!ツリー」の掛け声でパチリっ。みんな最高の笑顔です。

参加者のみんな、保護者の皆さん、そして遠路はるばるこの森にお越しくださったインストラクターの皆さん、大変お疲れ様でした!ありがとうございました。

人気イベントのため競争倍率が高いかもしれませんが、来年もまた応募してね☆


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撮影日  平成28年12月3日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:26おかざき自然体験の森

2016年12月09日

寒さなんてへっちゃら☆「わんぱくキッズプログラム」がスタート!

今年の冬は暖かいですが、それでも本格的に寒さを感じるようになってきましたね!そんな冬の始まりに「わんPark」では毎年恒例となったある行事が始まりました!保育園・幼稚園の『年中園児』を対象とした「わんぱくキッズプログラム」です!

※わんぱくキッズプログラムは年中園児を対象とした自然遊びプログラムです。大変人気で、今年度もすぐにいっぱいになってしまい、応募を締め切らせていただきました。次年度も行う予定ですので、参加を希望される園は10月頃に配布します申込案内をご覧になっていただき、ぜひご応募ください。


市のバスでわんParkに到着!まずは園内をお散歩しながらぐるりと一周して、わんParkがどんなところなのかを紹介していきます。


ここは「どろんこプール」です。どろ遊びや、生き物探しができてとっても楽しい場所です。でも、寒い季節にここで遊ぶと風邪をひいてしまうから、夏になったら遊びにきてね!


坂の上から、遠くの山に向かって「やっっほー!」みんなの力を合わせれば、大きな「やまびこ」が返ってくるかも?


お散歩のあとは自由時間です。自分が遊びたい場所で、思いっきり遊びます!お花やどんぐりを上手に使って作品を作ってくれた子がいました。気分は芸術家ですね☆


こちらは「丸太のジャングルジム」。一番高いところまで登れたよっ!


お弁当のあとは、いよいよプログラムの始まりです!マツボックリの玉入れか、落ち葉プールのどちらかを選択できます。

まずはマツボックリの玉入れの紹介をします。名前のとおり玉が全部マツボックリなんですよ。2チームに分かれて、どちらが多くマツボックリをかごに入れられるか競争です!外は寒いけど子どもたちの闘志は燃えています☆


1分間投げ終わったら、かごに入った玉の数え数えます。いくつ入ったかな?


「やったぁー!勝ったぁぁ!!」
でも相手チームも頑張りました。お互いに拍手しましょう。


次に落ち葉プールの紹介をします。

まずはみんなで落葉を一か所に集めてもらいます。ものすごーく大きなプールができました!


そしてこのプールの中に飛び込みます。勢いをつけてダイブっ!


葉っぱまみれになりながらも、みんなとっても楽しそうでした!

全てのプログラムが終ると、もう園に戻る時間です。
スタッフ:「みんな~、またわんParkに遊びに来てねぇ☆」


今回は屋外プログラムをご紹介しました。実は「わんぱくキッズプログラム」には雨天時用の室内プログラムもあります。雨が降ったらそちらも紹介しますね!(雨が降らなくて外で遊べるのが一番いいですが)


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撮影日  平成28年12月2日(金)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  おざわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:39わんPark(こども自然遊びの森)

2016年12月07日

森を育てる&木を使う「親子でワクワク!森しごと体験」参加者募集中


(上のチラシ画像をクリックするとPDFで見ることができます)


平成29年1月から3月にかけて、岡崎市ホタル学校で全3回の連続講座
「親子でワクワク!森しごと体験」を実施します!

豊かな水を育む「森」を守ることは、ホタルや私たちが生きていくうえでとても大切です。森(人工林)を健康な姿にしていくためには木を間伐し木材を活用していく必要があります。今回の講座では3回に分けて、山から木を出して薪として調理するところまで一通りの「森しごと」を体験します。


第1回目(1月14日・土曜日)は間伐体験で、手ノコギリを使って立木(りゅうぼく/実際に森に生えている木)を伐採します。大きな木が倒れる瞬間は大迫力!林業家グループである額田林業クラブのベテラン講師が指導してくれるので、安全に楽しく体験することが出来ますよ。


第2回目(2月11日・土曜日)は薪割り体験とロケットストーブ作りです。自分たちで伐採した木を斧やクサビを使って薪に加工していきます。パカーンと割れると気分爽快!さらに、一斗缶を利用して薪を燃やすための「ロケットストーブ」を自作します。


こちらがロケットストーブです。煙突の上昇気流を利用した仕組みで、ロケットのようにゴーっという音を出しながら勢いよく薪が燃えます。作ったストーブはお持ち帰りいただけるので災害時も活躍するでしょう。


第3回(3月11日・土曜日)は自分たちで作った薪とロケットストーブでアウトドアクッキングにチャレンジします!(カレー作り/写真はイメージ)


普段はできない体験を通じて、楽しく森と木にふれあいましょう!
ご参加をお待ちしています☆(ホタル学校までお電話を!)


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親子でワクワク!森しごと体験
(イベント概要)

◆日 時:
1.間伐を体験しよう!(雨天翌日) 平成29年1月14日(土)9時30分~12時
2.薪割体験&ロケットストーブ作り 平成29年2月11日(土)9時30分~12時
3.薪でアウトドアクッキング! 平成29年3月11日(土)10時~13時
※全3回のイベント全体でのお申込みとなります。
◆集 合:岡崎市ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
◆参加費:一人1,500円(材料費、食材費)
◆対 象:小学生親子15名
◆講 師:額田林業クラブ
◆持ち物:軍手、長そで、長ズボン、タオル、水筒、防寒着、食器類(第3回のみ)
◆申込み:岡崎市ホタル学校(TEL:0564-82-3027)


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投稿日  平成28年12月7日(水)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:38鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月07日

もらって嬉しい!木ハガキの年賀状作り


平成28年12月3日(土)、ホタル学校で「木のハガキで年賀状を作ろう」というイベントを開催しました。ハガキ大の木の板で年賀状を作るという人気イベントで、今年で3年目となります。講師は登山道の案内看板作り等でもお世話になっている松本吉央(よしお)さんです。


来年は「酉(とり)年」。鶏にちなんだ年賀状のイラスト集から気に入ったものを選び、カーボン用紙で木ハガキに写し取ります。


下絵が写せたら、電熱ペンを使って輪郭を焼きこんでいきます。焼くことで絵の立体感が増し、絵の具での色塗り作業も進めやすくなります。


細かい模様や宛名を電熱ペンで書くのは一苦労です。木ハガキ用に松本さんがご用意くださったセンの木の板材は珍しく、枚数も限られています。失敗しないように慎重に・・・慎重に・・・


電熱ペンでの作業が終了しました。これだけでも十分に味わいがありますね!


続いてはアクリル絵の具での色付けです。家族、親戚、友人・・・年賀状を受け取る方の顔を思い浮かべながら細かい作業を進めます。「孫に送ったら喜ぶかと思ってね☆」きっと喜んでくれると思いますよ!


集中して作業すること約3時間。個性あふれる作品が続々と出来上がってきました!同じ下絵でも人によって色使いが異なるので、お互いのものを見比べてみても面白いです。


この木ハガキは140円切手で定形外郵便として実際に発送できます。郵便局員も受け取った方もきっと元旦からビックリするに違いありません!

ご参加くださった皆さん、材料の準備から当日ご指導いただいた松本さん、
ありがとうございました!

もしかしたらあなたの所に届くかも?お楽しみに!


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撮影日  平成28年12月3日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:44鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年12月05日

秋景色 in おかざき自然体験の森


今回は、「おかざき自然体験の森」の秋景色をご紹介します。
秋の淋しげな景色と、ほんの少しですが紅葉の雰囲気を楽しんで戴きたいと思います。

ビオトープ付近の管理道路の様子です。落ち葉の絨毯が敷き詰められています。


ビオトープの散策路です。バードウオッチングに来られる方も多く、静寂の中から聞こえる鳥の鳴き声を楽しんでみえます。


管理棟付近の散策路です。一本だけモミジが色づいています。


管理棟から炭焼き小屋へ向かう散策路です。ここも落ち葉の絨毯でフッカフカです。


権現池から見た工作棟周りの紅葉です。


管理道路から工作棟を眺めるとこんな感じです。


山の中から工作棟を眺めてみました。


工作棟裏のAコースの景色です。

「そうだ、京都へ行こう。」体験の森なら時間もお金も節約できます。


同じくAコースを【四阿】(あずまや)方向へ向かうとこんな景色が見られます。

体験の森には何度も来られているという方も多いかと思いますが、こうして「絵」にしてみると、体験の森の景色もなかなか捨てたものではないと再発見してもらえたかと思います。たまにはご夫婦でゆっくりと散策されてみませんか?今回は大人の体験の森を紹介してみました。


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撮影日  平成28年11月30日(水)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:11おかざき自然体験の森