アカガエルの卵の塊を見つけました!

岡崎市環境部環境政策課

2014年02月04日 00:02

おかざき自然体験の森の管理棟南のビオトープや、郷南広場南の棚田の跡に掘った池に、毎年「立春」(今年は2月4日)の前の暖かい日に「アカガエル」が卵を産みます。

今年は、2月1日(土)に同じ場所に、それぞれ1つずつのアカガエルの卵の塊を見つけました!


上の写真は管理棟南のビオトープです。手前のビオトープの右の土手の中央からすぐ下の水中にアカガエルの卵の塊がありました。


中央の黒っぽい塊がアカガエルの卵の塊です。


近づいてみると直径20㎝ほどの塊です。


よく見ると1つの卵は、直径7~8mmほどの無色透明の丸い袋です。その中央に黒い粒があります。この小さな卵が何百個も集まって1つの塊をつくっています。


もう1つのアカガエルの産卵のあった所は、郷南広場南の棚田の跡に掘った池です。写真では、広場の右に棚田の跡があります。


上の写真のようなアカガエルの産卵用の池掘りを1月25日(土)の里山ボランティアの作業の一つで行いました。20代・30代の若者5名と職員1名で泥だらけになりながらも、2つの産卵用の池を掘りました。ボランティアの方々に感謝です!


上の写真は平成26年1月25日(土)の里山ボランティアの様子です。1つの職場から28名もの方が参加してくれました。

この日の里山ボランティアには合わせて30名もの方が参加をして頂いたので、カエルの産卵用の池掘りだけでなく、イノシシに荒らされた郷南の散策路の補修や竹林整備、女性の参加者には、竹ぼうき用の竹を集めるなど、4つの作業を行うことができました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!またぜひ参加してください。


郷南広場南の棚田の跡に掘った池の中に、直径20㎝ほどのアカガエルの卵の塊が1つ見つかりました!写真中央の丸いものが卵です。


管理棟南の卵の塊と比べると茶色の泥をかぶっています。1月30日(木)にけっこう雨が降って、泥をかぶったのかもしれません。そうするとアカガエルの産卵は、30日より前だったかもしれません。

アカガエルの産卵は2月上旬が最も多くなります。おかざき自然体験の森に来られたおりには、管理棟南のビオトープや郷南に散策に行かれて、アカガエルの卵の塊を見つけてみてください!

また、3月上旬にはアカガエルの卵からたくさんのオタマジャクシが孵って、ビオトープの日当たりのよい所に黒くなるほど集まります。この頃のアカガエルのオタマジャクシも見ものです。

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水辺が少なくなり、今や数が減ってしまったアカガエル。
この何気なく思われる貴重な自然の営みを、いつまでも
後世に残していけるよう守っていきたいと思います。
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撮影日  平成26年2月1日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


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