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2013年05月18日

鳥川ホタルの里「音羽富士トレッキング」を開催しました!


平成25年5月12日(日)、ホタル学校イベント「大展望!音羽富士トレッキング」を開催しました。
前日の雨がウソだったかのような快晴に恵まれ、鳥川ホタルの里の山歩きコース中、最も過酷と噂される「音羽富士」を歩きました。「過酷」を言い換えれば、アップダウンの多いたいへん歩きがいのあるトレッキングコースと言えます!同行していただくのは、周辺の山々を熟知しておられる「鳥川ホタル保存会」の皆様、そしてガイドは豊富小学校の竹内謙作先生です。


鳥川町は、天然のゲンジボタルがたくさん生息する貴重な水環境に加え、300~400mの展望の良い小高い山々が連なり、歴史と文化にあふれ、たいへん美味しいお米がとれる地域であります。光と風を浴びながら山を歩き、自然と文化にふれる!少しの時間かもしれませんが、とても貴重な体験ができる場所と言えます。

※写真は、なかなか手入れが行き届かない森林を見学している様子です。森の中は暗い感じですね。間伐や枝打ちなど、必要な手入れがされないと密集した状態となり、林床に光が届かず、植物は生えず、土は痩せ、水を蓄えられない・水を作れない不健康な森になってしまうのです。(最近大きな問題となっている「深層崩壊」の原因とも考えられています。)


ちょっと写真ではわかりづらいですが、竹内先生の指差す向こうに豊川市・豊橋市・渥美半島、そして三河湾(太平洋)が広がっています。この素晴らしい景色が見られるのは、もちろん登った方のみの特権ですね!


さて、いよいよ「音羽富士」!写真奥の山の頂上が音羽富士の山頂です。ここは一気に登っていきます。かなりの勾配がありますが、途中で立ち止まってしまうと、登る気力を失いかねません。とはいえ、体力は人それぞれ。あくまでも自分のペースでゆっくり一歩ずつ登っていきましょう。


やれやれ、やっと音羽富士山頂に到着です。皆さんお疲れ様でした。ここでしばし休憩です。ここからは下りです。登りの疲れを十分に取っておかないと「ひざ」がガクガクきてちょっと怖いです…。でも「ストック」が一本あると随分と助かりますね。

※木の横に石碑が建てられています。これは鳥川ホタル保存会の方々が担いで音羽富士を登って設置されたとのこと!普通にバックパックを背負って登るだけでも大変なのに、重たい石碑を持って登られるとはすごいことですね!当時、石碑の設置にたずさわった皆様、本当にお疲れ様でした。この石碑と一緒に記念撮影ができるのも保存会皆様のおかげです!

こうして全員無事にトレッキングを終え、皆さんいい汗をかいておられました。お疲れ様でした!

★ホタルの里の山歩きマップ↓ (気になる箇所の文字をクリックすると写真が表示されます。)
http://www.oklab.ed.jp/tokkawa/tozandou/tozandou_map.html


なお、6月からはホタル学校の山歩きイベントはしばらくお休みします。涼しくなる9月頃にまた再開したいと思います。ただ、コースが閉鎖されることなどはありませんので、いつでもご自由に山歩きを楽しんでいただければと思います。その際は、ホタル学校にお車を駐車し、サポーター室にある登山者名簿に一筆お書きいただけると幸いです。



撮影日  平成25年5月12日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  ホタル学校スタッフ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:17鳥川ホタルの里(ホタル学校)