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2013年05月20日

「ホタル川柳・俳句」作品を募集します!


昨年度に引き続き、ホタル学校で「ホタル川柳・俳句」作品を募集いたします。

初夏の暗闇を照らすホタルの光。その小さな光に想いを寄せ、言葉にしてみませんか!ホタルを見て感じたこと、ホタルについて思うこと、ホタルがいる自然のこと(逆にホタルがいなくなった自然のこと)など、「五・七・五」で表現してください。

◆川柳…季語は不要です。自由に表現してください。
◆俳句…必ず「季語」を入れて表現してください。


募集期間は、平成25年5月19日(日)~7月14日(日)まで。
応募用紙はホタル学校ホームページからダウンロードできます。
http://www.morinoeki.jp/download/hotaru25_senryu_haiku.pdf

皆様からご応募いただいた全作品は、順次ホタル学校内に展示させていただくと共に、ホタル学校ホームページにてご紹介をさせていただきます。(応募作品は返却できませんのでご了承ください。)

お問い合わせ・ご応募先は、下記までお願いします。
〒444-8601
愛知県岡崎市十王町2-9
岡崎市 環境部 自然共生課(TEL:0564-23-6921)

もしくは、
〒444-3614
愛知県岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1
岡崎市ホタル学校(TEL:0564-82-3027)


★昨年度の応募作品を、ホタル学校ホームページでご紹介しています。ぜひご覧ください。
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/senryu_haiku.html



※今年も「鳥川ホタルの里」でお会いしましょう~♪  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:27鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年05月20日

第2回「ホタルマスターファミリー」を開催しました!


平成25年5月19日(日)、ホタル学校で第2回「ホタルマスターファミリー」が開催されました。
ちょっと天気が心配でしたが、そんな心配はよそにとても良い天気になりました。今回のテーマは「ホタルの里の自然や生き物を探そう!」です。ホタル学校のある鳥川(とりかわ)町は、天然のゲンジボタルがたくさん見られる地域として有名ですが、ホタルのほかにはどのような生き物が生息しているのでしょうか?また、どんな植物があるのでしょうか?ホタルを取り巻く自然について、楽しく学んでいきたいと思います。

講師は、「自然・環境学習実践隊」の皆さんです。また、今回は植物の先生として「岡崎市動植物調査会」の河江さんにもお越しいただき、植物と生き物(主に昆虫)の関係性などを探っていきます。


さぁて、まずは昆虫採集!ではなくて、まずは植物や生き物などをしっかり観察するための準備として、ネイチャーゲームの中からお馴染み「カモフラージュ」の体験です。これは、ある一定の範囲の草むらなどに隠された「人工物」を探し出すアクティビティで、いくつ人工物が隠されているかは秘密です。ゆっくりそぉ~と草むらを見ながら探していきます。見つけても「あったぁ!」と叫んではいけません。ほかの人には内緒で、ゴールで待っているリーダーに見つけた数をそっと伝えます。果たして時間内に全部見つけることはできるのでしょうか!?

※赤い矢印のところに何かあります。 「あっ!あったぁ!」(心の中の声)


一人2回までチャレンジできます。全員がチャレンジし終わったら一つずつ答え合わせをします。リーダーの「のび太」くんが、自然の中に隠された人工物を一つずつ取り上げて紹介していきます。「それはちゃんと見つけたよ!」、「え~!ぜんぜん気づかなかったよ~」など、色々な歓声が上がります。

周辺の自然の色と同じような色のものは、人工物とはいえ、やはり見つけにくかったようですね。隠された人工物の合計は16個。全部見つけたお友達もいましたね。それと、一回目より二回目の方がよりたくさん見つけられた!という人がほとんどでした。少しずつ自然を見る目(観察力)が養われたことと思います。


さぁ、ここからが本番です。まずは河江先生の後を付いて、足元にたくさんある植物を観察していきます。ただ教えてもらうだけでなく、色や形、におい、増え方や食べれるものか?など、様々な角度からじっくり植物を見て、記録シートに記入していきます。今回は、まず最初に「植物」を観察し、帰り道に「昆虫」を探しながら、「自然のつながり」を探っていきます。


途中、「モチツツジ」の花に、大きな黒いチョウ「モンキアゲハ」がとまり、蜜を吸っていました。このチョウは、「蝶道」と言って、同じところを行ったり来たりするそうで、途中何度も見ますが、網が届かず捕獲はできませんでした。残念…。


河江先生はどんどん植物を見つけて、色んなことを教えてくれます。花の名前の由来や、生活の中に活用できるようなもの(「カタバミ」の葉にはシュウ酸が含まれていて、汚れた10円玉にこすり付けると汚れが落ちるなどなど)、どうやって外国から日本に入ってきたかなど。皆さん、真剣に記録シートに書き込んでいき、軽く30種類は超えていたと思います!


さて、今度は同じ道を戻りながら生き物を探していきます。生き物はお馴染み「ムシ」くんが教えてくれます。ムシくんというだけあってなのか、なぜかムシくんの周りに「虫」が集まってくるかのように、色々な虫が見つかりました。


これは森の宝石「オオセンチコガネ」!表も裏もとにかく輝いていてきれい!角度を変えると色も変化して、ずっ~と見ていても飽きない昆虫ですが、これ、実は「糞ころがし」なんです。鳥川ホタルの里は、イノシシやシカ、サルなど、野生の獣がたくさん生息していて、それらの糞をエサにしているのです。だから街中では見られない昆虫なんですね。(犬や猫の糞はエサにしないとのこと。野生の獣の糞だけなんですね。)


もう時間はあっという間にお昼です。最後にムシくんが「オバボタル」を見つけて見せてくれました。鳥川のホタルは決してゲンジボタルだけではないんですね。でもこのホタル、ほとんど発光はしません。そのかわり、におい(フェロモン)でオスとメスが互いを認識するのです。昼間に活動するタイプで、発光しないからなかなか見つけられないんですね。


↑「オバボタル」 ※上手く撮影できなかったので、以前撮影した写真を使います。


ほかにも様々なトンボやチョウ、チョウの幼虫やカエル、コアオハナムグリ、ツマグロヨコバイ、ミツバチ、ハンミョウ、ゴミムシなどなど、みんな色々な生き物を採集して観察し、自然のつながりを実感することができました。おうちに帰ってからは、今度は自分が住んでいる地域の自然をよく観察してみると、さらに自然が面白くなることと思います!


さて次回は、平成25年6月16日(日)、いよいよ「ホタル」の観察です。たくさん見られるとうれしいですね。雨が降らないことを祈りましょう!



撮影日  平成25年5月19日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  ホタル学校スタッフ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:41鳥川ホタルの里(ホタル学校)