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2013年06月16日

「鳥川ホタルまつり」が開催されました!


平成25年6月15日(土)、岡崎市ホタル学校で「第5回鳥川ホタルまつり」が開催されました。主催は地元「鳥川ホタル保存会」の皆さん。昨年は雨のためホタル学校校舎内での開催となり、今年こそは屋外での開催を!と意気込んでいましたが、なんと今回も雨…。外で開催できないのは残念ですが、急きょ会場をホタル学校校舎内に移しての開催となりました。

定刻の5時にホタルまつりがスタート!まずは鳥川ホタル保存会の松田会長さんからご挨拶がありました。続いて来賓の方々からもお祝いのご挨拶をいただきました。


ご挨拶のあと、さっそくコンサートの始まりです。鳥川小学校が閉校するまでの最後の6年間、この小学校に在職されておられた竹内謙作先生が司会進行を務めます。(現在は豊富小学校に勤務)

まず最初に、岡崎市出身のハープ奏者「高田知子」さんにご登場いただき、演奏をしていただきました。高田さんは、ちょうど3年前の鳥川ホタルまつりでもお越しいただき、今回も素晴らしいハープの音色を奏でてくださいました。


ハープは、とても大きな弦楽器で迫力がありますが、その音色はとても美しく繊細で、気持ちが安らぎます。なかなか普段お聴きすることができない音楽に、皆さん、静かに耳を傾けておられました。


続いて、高田さんと同じく岡崎市出身の「浅井由紀」さんにご登場いただき、ヴァイオリンによる演奏をお聴きしました。こんなに近い距離でハープやヴァイオリンの演奏はなかなか聴けないと思います。暑さを忘れて、素敵な演奏に心奪われるひと時でした。


会場がとても狭いので、多目的ルームからは人があふれ、立ち見の方もたくさんおられました。ご不便をお掛けしまして申し訳ありません。(なにぶん小さな施設ですのでお許しください)


お二人からは、曲のご紹介のほかに、楽器の特徴など色々とご説明をいただくなど、音楽をとても身近に感じられることができました。

滞りなく予定されていた演奏はすべて終了しましたが、最後に「アンコール!」の声が掛り、私たち日本人にたいへん馴染のある「蛍の光」を、お二人で演奏してくださいました。よくお店などの閉店間際に流されることが多い曲ですが、こうして改めて聞いてみると、日本人の持つ奥深い感性を表現した素晴らしい曲だと実感することができました。

高田さん、浅井さん、雨の中(暑い中)、演奏していただき、本当にありがとうございました。


外では鳥川名物の「猪汁」の準備が出来たようで、振舞いが始まりました。あいにくの雨でしたが、本当にたくさんの方にお越しをいただき、猪汁は残ることなく完食となりました。目でホタル、下で猪汁を味わって、鳥川ホタルの里を思い出の1ページに刻んでいただければと思います。


そんなこんなで日も暮れ、辺りは暗くなってきました。いよいよホタル観賞の時間です。(午後8時からが見ごろ!)ホタルがたくさん見られるポイントへ移動すると、そこにはすでにたくさんの方がスタンバイしておられました。そして、ポツポツとゲンジボタルが光を放ってくると、みなさんの歓声も少しずつ大きくなってきました。(7時半ごろにはほとんど雨は止んでいました)

※暗い中ですので、くれぐれも川に落ちたり、お子様から目を離したりしないでくださいね!


番外編ですが、ホタル教室2・3には、鳥川小学校時代からの「黒板」が残されていて、現在は、メッセージボードとして、ホタルを見に来られた方の感想やメッセージがたくさん書き込まれています。ちびっ子たちも、可愛いホタルやお花の絵を描いたりして、メッセージを残してくれています。


また、ホタル学校の展示室「ホタルの里」(1階)や、ホタル教室1(2階)では、ホタルやホタルを取り巻く自然のことなどの展示がたくさんありますので、ホタル観賞の前に、ぜひホタル学校で少し学習してから行ってください!

※それにしても蒸し暑かったですね。でもこんな気候が、実はゲンジボタルは好きなんですよ!(湿度が高くて風が吹いてない日)



撮影日  平成25年6月15日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:16鳥川ホタルの里(ホタル学校)