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2013年11月30日

わんPark「どんぐり日和」


平成25年11月23日(土)、わんParkで「楽しもうどんぐり狩り」というイベントを開催しました。以前、このブログでも「どんぐり予報」を出しましたが、わんParkにはたくさんのどんぐりがあるんですよ!


まずは恒例のお話からスタート。でも、ハウスの中が寒いので、外のテラスで今日やることを確認です。どんぐり、いっぱい集めてクラフトやろうね!


さっそく「昆虫の森」に入るとどんぐりを発見!これはなに?あれは形がちがうよ。種類を覚えながら歩きます。これがコナラ、あれがクヌギ…。


アラカシは背が大きいから、子どもたちでは届きません。
ここはお父さんが大活躍!


お兄ちゃんたちにまじって、一緒に来ていた小さな子も一緒にクラフトを作りました。


完成品はこちら!ゴージャスでしょ?トトロを模していますが、すこしばかり個性が出たようです。(笑) ボンドが乾いたら、おうちで飾ってね!



撮影日  平成25年11月23日(土)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)にて
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば 岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:55わんPark(こども自然遊びの森)

2013年11月29日

2つの「橋」の名称を募集します!

開園11年目を迎えた「おかざき自然体験の森」では、管理棟南の「クスノキ広場」前の橋と、炭焼小屋と炭焼広場を結ぶ橋の老朽化にともない、市民ボランティアのご協力を得まして、順次架け替え工事を行ってきました。そこで、2つの橋の名称を市民の皆さんから募集したいと思いますので、この機会にぜひご応募ください!




※下記画像をクリックするとPDFが開きます。(応募用紙付きチラシ)

※上記画像をクリックするとPDFが開きます。(応募用紙付きチラシ)

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◆募集期間
平成25年12月1日(日)~ 平成26年2月28日(金)

◆募集内容
2つの橋のそれぞれの名称

◆募集方法
1.おかざき自然体験の森の管理棟にある投票箱に投票(投票用紙あり)
  ※用紙はホームページからもダウンロードできます。
2.官製はがき(〒444-2143 岡崎市八ツ木町字池ノ上10番地 おかざき自然体験の森 宛)
3.FAX(0564-45-5891)
4.Eメール(taiken@m2.catvmics.ne.jp)

・ 応募先はすべて「おかざき自然体験の森」です。
・ 応募数は一人何点でも可。ただし入選はお一人一点のみ。
・ 名称の文字数制限はありません。

◆審査
平成26年3月上旬

◆結果発表
ホームページ・森の駅ブログにて発表(入選者へは文書で通知します)
※現地に名称看板を設置します

◆賞品
森で収穫した「もち米」と、森で製作した「竹炭」をプレゼント!

◆応募先・お問い合せ
おかざき自然体験の森
〒444-2143 岡崎市八ツ木町字池ノ上10番地
TEL0564-45-5544/FAX0564-45-5891
Eメール:taiken@m2.catvmics.ne.jp



A.管理棟南の「クスノキ広場」前の橋


B.炭焼小屋前の橋


◆おかざき自然体験の森ホームページ
http://www.sizentaiken.jp/

◆応募用紙付きチラシ
http://www.sizentaiken.jp/index%20data/hashi_meisyo_bosyu.pdf


☆ふるってご応募ください!
(橋の製作に携わってくださった皆さん、本当にありがとうございました)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:19おかざき自然体験の森

2013年11月28日

祝!「ホタル学校だより」第1号発行

平成24年4月にオープンした「岡崎市ホタル学校」。地元鳥川町の皆様をはじめ、多くの方々のご協力に支えられ1年半が過ぎ、ホタルやホタルを取り巻く豊かな自然を通して、「自然はかけがえのないもの」ということをあらためて考えさせられるときとなりました。

このブログを通しても、ホタル学校の取り組みや様々な情報を発信しておりますが、通信誌としてのスタイルでホタルの情報や保護活動など、より具体的な内容を市民の皆様にお伝えしたいと思い「ホタル学校だより」を発行することとなりました。

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ホタルとは一体どのような生き物なのか
どのように暮らしているのか
ホタルを取り巻く環境はどのようなものか
どのように保護し、増やしていくことができるのか
私たちにできることは何か
誰がどのような活動をしているのか
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などなど、お伝えしたいことは沢山あります。

今後、不定期ではありますが、一つずつ情報をまとめ、ご協力いただける多くの方に執筆をお願いしながら、「ホタル」を中心テーマとしてホタル学校だよりを発行していきたいと思いますので、ぜひご一読いただければ幸いです。

※下の画像をクリックするとPDFが開きます。


↑画像をクリックするとPDFが開きます。


↑画像をクリックするとPDFが開きます。


第1号となる今回は、ホタル学校名誉校長の古田忠久先生の執筆や、ホタルサポーター活動に参加していただいているサポーターの方々のご協力により記事がまとめられました。今後も様々な視点からホタル学校ならではの記事を掲載していきたいと思っています。よろしくお願い致します。


※紙媒体による発行をご希望の際は、下記担当までご連絡ください。後ほど郵送致します。

【担当】 岡崎市役所 環境部 自然共生課 自然体験推進班
【電話】 0564-23-6671・6921  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:05鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年11月27日

子どもたちの力作!石で作った「ホタル」

地元「豊富(とよとみ)小学校」の2年生のお友達が、「おかざきっ子展」用に石の作品を制作しました。そのうちの数人のお友達が「ホタル」をテーマに素晴らしい作品を作り、担任の先生のご提案でホタル学校に展示することになりました!

2年生のみんなは、今年の6月5日にホタル学校に遊びに来てくれました。(環境教室を実施)ホタルをはじめ、身近な生き物や自然を大切に思う気持ちがしっかりと育まれていることと思います。

4つの作品の写真と一緒に本人のコメントもご紹介します。どれも力作ぞろいで、石選びや色塗などの難しさがよく伝わってきます。ぜひご覧ください。また、ホタル学校にお越しの際は、ぜひ実物をご覧いただければと思います。


◆タイトル「ふるさとのホタルとカワニナ」 今泉 あゆの さん
◆コメント「川の中であるくカワニナと、夜空でとぶホタルを作りました。十字をかいて、ゲンジボタルにしました。」


◆タイトル「きらきら光ってかがやくホタル」 崎田 ゆきな さん
◆コメント「ホタルの体をにじ色にしました。草の色を黄みどりとみどりをまぜてぬりました。」


◆タイトル「ふたごのホタル」 柴崎 あゆみ さん
◆コメント「ホタルの形をくうふしました。赤色とくろ色で色をぬりました。ボンドで石をくっつけるところがむずかしかったです。」


◆タイトル「夜空をたびする親子ホタル」 武田 ゆな さん
◆コメント「ホタルの黄色い色をくふうしてぬりました。ホタルの体とかおをくふうして作りました。」


どの作品もホタルの特徴がよく表現されていますね。背景が青色(水色)で、ホタルの生息環境もしっかりと表されていて、躍動感あふれる作品に仕上がっています。なんといっても「石」選びはとても難しかったことと思います。



撮影日  平成25年11月26日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:16鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年11月26日

里山保全ボランティアで「橋」を架け替えました!

「おかざき自然体験の森」は開園して11年目を迎え、橋や散策路の階段など補修を必要とするところが増えています。そこで、11月23日(土)里山保全活動ボランティアで、「クスノキ広場」前の橋の老朽化にともなう架け替え工事を実施することになりました。


長い間、たくさんの人たちがこの橋を渡って森の中を行き交い、風雪に耐えてきた「橋」ですが、手前の丸太に腐りがあるのが見てとれます。


架け替え工事に備えて、前もって来園者の不便にならないように仮設の橋を架けておきました。


橋の上の土をはがしてみると、丸太に腐っている部分がかなりありました。


古い丸太を全て取り除き、新しい橋の材を乗せる部分を整備していきます。


橋の脚の部分に木材を並べて通行部分を作っていきます。

※すべての橋の材は、おかざき自然体験の森で活動されておられる市民活動団体「おかざき自然体験の森・きこりの会」の方々が間伐したスギやヒノキを使っています。(これぞ地産地消ですね!) きこりの会の皆様、本当にありがとうございました。


橋の脚の部分と通行部分の木材を「カスガイ」という部品で固定していきます。


固定が完了しました。


橋の周りを整備して架け替え工事は完了です。架け替え工事に携わったボランティアの皆様と職員そろっての記念撮影です。(樹木の影で橋がちょっと暗くなってしまいましたが…) 皆さん大変お疲れ様でした!


上記写真は、今年の7月に炭焼小屋と炭焼広場を結ぶ橋を架け替えた時に撮影したものです。橋の右に見えるのが炭焼小屋で、左に見えるのが炭焼広場です。


この写真は、今回架け替えた「クスノキ広場」前の橋です。奥の建物が管理棟です。

おかざき自然体験の森では、新しく架け替えた2つの橋の名称を募集することも計画しています。ぜひ、体験の森を訪れて散策の途中で新しい橋を渡ってみてください!


◆2つの橋の名称募集は近日中にお知らせします。



撮影日  平成25年11月23日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:06おかざき自然体験の森

2013年11月21日

【再掲】 参加者募集中!「とっかわ文化財巡りバスツアー」


(↑ 画像をクリックするとPDFデータが開きます)


ホタル学校イベント「とっかわ文化財巡りバスツアー」のご案内です。

天然のゲンジボタルがたくさん生息している自然豊かな「鳥川ホタルの里」。この山里に刻まれた深い歴史と、多様な文化・自然が、時を超えて私たちに様々なことを語りかけます。自然と共に歩むことの大切さ、自然をおそれ敬う心、ホタルを育む自然の謎など、この機会にご一緒に探索してみませんか。

ガイドはお馴染み鳥川ホタル保存会アドバイザーの「竹内謙作」先生です。(現「豊富小学校」在職) 鳥川小学校が閉校するまでの6年間をこの地で過ごし、子供たち・地域の人たちと共に取り組んだホタルの保護活動に加え、鳥川の秘められた歴史をひも解き、一歩踏み込んだ解説をしてくださいます。多くの方のご参加を心よりお待ちしております。


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◆日時
平成25年11月30日(土) 午前9時30分~12時 (雨天中止)
※8時45分に「岡崎市役所」からバスが出ます。ぜひご利用ください。
(下記「集合場所案内図」をご覧ください)

◆会場
ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
ホームページ http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html

◆定員
20名(先着順)

◆ガイド
鳥川ホタル保存会 アドバイザー 竹内謙作 先生

◆お申込み
ホタル学校までお電話ください(0564-82-3027)

◆チラシ
http://www.morinoeki.jp/download/hotaru_bunkazai_251130_2.pdf



※朝8時45分に「岡崎市役所」(西庁舎正面ロータリー/下の地図参照)から専用バスが出ます。ぜひご利用ください。お申込みの際に、直接ホタル学校まで来られるか、市役所からバスをご利用されるかをご連絡ください。




※昨年度に開催したときの様子はこちら(ブログ) ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e225280.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:41

2013年11月19日

おかざき自然体験の森「森の収穫祭」を開催しました!

平成25年11月16日(土)、おかざき自然体験の森で「森の収穫祭」を開催しました。作日の雨とはうって変わって、抜けるような秋晴れになりました。

まずは、森で活動しておられる市民活動団体さんによる各種体験プログラムのご紹介です。


「森のこだま」主催の「森のツルで作品を作ろう」では、まず、炭焼小屋の南の山へ入りました。昨夜の雨で濡れた斜面は滑りやすく、登るのはとても大変です。転ばないように山の中腹に入って、フジづるなどを探しました。ツルを見つけると、長い竹に鎌をつけた道具で、ツルを切り取ります。


採集したツルでかごを編みます。編み方は講師が丁寧に教えてくださいます。


太いツルを思い通りに曲げるには、けっこうな力が必要です。「よいしょ!」と一声かけてツルを編み込んでいきます。


まだ製作途中ですが、作品を持って「はい、チーズ!」。お昼前に炭焼小屋に伺うと、ツルで編むかごの本体がほとんどでき上がっていました。あとは持ち手をつければ完成です。昼食と管理棟前での餅と焼きイモの振る舞いで、十分英気を養って、すばらしいかごを編むことができました!


愛知植物の会の「森の恵みを探しに行こう」では、管理棟前で、講師が前もって作ってきていただいた「ドングリ笛」「イタドリの笛」「葉っぱのバッタ」など、森の素材で作った昔懐かしい遊び道具をプレゼントしてくださいました。来場者が足を止め、童心に帰って「ピー!」と笛を鳴らし、子どもたちもまねをして笛を吹く姿はとても微笑ましいですね!


さあ、森の恵みを探しに出発です。管理道に出るとすぐに「コバノガマズミ」の赤く小さな実を見つけました。さっそくつまんで食べてみます。「酸っぱいリンゴのような味だね」「小鳥が食べるんですか?」「小鳥の大好物ですよ」と、森の恵みを味わいながら楽しい散策が始まりました。


秋晴れの下、色づき始めた森を愛で、上り下りする途中で食べられる植物を味わい、植物を使った遊び道具を作って楽しみながら散策しました。


アッという間に2時間が経ち、管理棟に戻ってきました。山歩きでお腹も空いたところで、講師からの振る舞いです。ムカゴご飯に、ドングリ茶、デザートは、縄文人も食べた!?ドングリクッキーです。講師の周りに子どもたちが集まってきました。「ムカゴご飯、初めて食べるけど美味しいね!」「ドングリクッキーって素朴な味だね!」などなど大好評でした!

※「ムカゴ」とは、山芋のツルの葉の所どころになる小さなジャガイモのようなイモのこと!


管理棟では「森の畑倶楽部大豆でe-co」主催の「森の畑で綿つみ・綿くり体験」が実施されました。まず、綿くり機で綿の実から種を取り除きます。綿くり機のハンドルを回してローラーに綿の実を入れると種が取り除かれ、綿だけが出てきます。子どもたちは面白そうにローラーを回して綿の種を取りました。


種を取った綿は、竹で作った60cmほどの長さの「唐弓」を使って綿をほぐします。弓の弦に綿を巻き付けて、弾くようにして、ふわふわの綿を作ります。


ふわふわの綿を気に入った柄の布に入れて縫います。たどたどしい手つきですが、お母さんと一緒に一生懸命針を動かして縫っていきます。とても微笑ましい共同作業ですね!


「ぼくのポプリができたよ!」小さな男の子もポプリを完成させて自慢げに見せてくれました。小さな子どもたちとお母さん、お父さんの微笑ましい共同作業が、あちらこちらで見受けられた「綿つみ・綿くり体験」でした。


「森もり!わんぱくAじゃん隊」の「石な(石ころ)でアート」も管理棟で行われました。講師の方々が集めてきたユニークな形の石ころに、子どもたちが思い思いの絵を描きます。講師がやさしく色ペンの使い方を教えてくれます。


お友達と相談しながらの色塗りはとっても楽しいですね!


たくさんの「石なでアート」が完成しました。自分が納得がいくまで、がんばって仕上げているお友達もいました。


最後までがんばったお友達に作品を紹介してもらいました。指差しているのは私の最高傑作です!子どもたちは、みんな素晴らしい芸術家ですね。


管理棟前では、トタンを敷き、周りをブロックで囲った特設の「焼きイモ場」を作りました。炭焼きの会の方々が森で作った木炭と薪でおき(おき火)を作ります。森に来られた方が飛び入りで焼きイモ作りを手伝ってくださいました。感謝!


森で採れたホッカホカの焼きイモです。熱いのでヤケドしないでね!
「甘くておいしいねぇ!」100個ほどの焼きイモがあっという間に振る舞われました。


いよいよ森で採れた餅米を使っての餅つきです。子どもたちもお父さんやお母さんと一緒にお餅をつきました。「よいしょ!よいしょ!」と掛け声をかけてキネで餅をつきます。


つき上がったお餅に長い列ができました。あんこ・きなこ・大根おろしの3種類の味が用意されました。


「あーん!」お母さんからお餅をいただきます。管理棟の土間で火鉢にあたりながら餅をほうばり、心も体もホッカホカです。

「森の収穫祭」は、秋晴れの下に4つのプログラムを通して、五感を使った色々な自然体験が行われ、楽しい時間を過ごすことができました。活動団体の皆様、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!これからも、多くの方々のご来園をスタッフ一同お待ちしております。そして、自然の恵みに感謝しながら、これからも自然を大切に感じていってもらえればと思います。


写真は森の収穫祭の当日の朝に撮影しました。工作棟北のカエデが、うっすらと紅葉し始めました。見ごろは今月末ごろになると思います。ぜひ、おかざき自然体験の森での紅葉狩りをお楽しみください!



撮影日  平成25年11月16日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:07おかざき自然体験の森

2013年11月19日

岩津小学校4年生が環境学習に来ました!


平成25年11月14日(木)、おかざき自然体験の森に岩津(いわづ)小学校4年生2学級の子どもたちが、環境学習に来ました。まずは先に到着した1組が、ドラム缶窯による竹炭作りを体験しました。

最初に森の職員から「炭焼き」とは何か、どのように進めるのかなどについて教わります。そして、道具の安全な使い方を実演してもらいました。


まずは竹をドラム缶窯に入れる長さに切りそろえます。友達と協力して「ノコギリ」を上手に使います。馬(木や竹を切るときに乗せる台)に乗せた竹が動かないように友達にしっかり押えてもらいます。ノコギリの歯を長く使って切ると、曲がらずに上手に切れるよ!


切った竹を竹割り器を使って4等分します。竹割り器はけっこう重いです。この重さで竹を割っていきます。「よいしょ!」との掛け声とともに竹を割ります。バリバリと音がして、気持ちよく竹が4等分できました。


4等分した竹をさらにナタで2つに割ります。ナタでケガをしないよう、慎重に竹を割ります。


割った竹の節を取ります。ナタで手を切らないように気をつけて作業します。


節まで取った竹を、写真の様にドラム缶窯に入れていきます。炭にする竹材は、森の職員が一本ずつチェックしますが、少し長かったり、節が残っているとやり直しです。


実際にドラム缶窯で竹炭を焼くには、2~3日かかるので、森の職員が前もって焼いておいた竹炭を出す体験もしてもらいました。


竹炭を出してみると、割った竹の形がそのまま残った竹炭が出てきました。今日はみんな一生懸命に作業をしてくれたので、お土産に完成した「竹炭」をたくさん持ち帰ってもらいます。脱臭剤・除湿剤などとして使ってくださいね!

※一連の作業を体験した後は、2組と交代です。(午後から)


後から到着した2組は、最初に管理棟でおかざき自然体験の森のような「里山」について学習していきます。里山とは、人と自然とが共生する雑木林のあるところです。里山の素晴らしさをクイズを交えながら楽しく覚えていきます。


外へ出て、今日作業を体験する「竹」についてお話を聞きます。竹の成長の速い理由など模型を使った説明では、みんな納得の様子です。また、体験の森が自然を大切にしている一つの表れとして、「循環式トイレ」のこともお話ししました。このトイレは、生物の力(バクテリア)で汚物を分解し、いっさい水を外に流さない仕組みのトイレです。


その後は、周辺を散策しながら里山の自然の豊かさを実感していきます。歩いて行く所々で、小鳥のエサになる木の実や、サルなどの野生動物の食べる木の実の豊富さを知りました。


ビオトープでは、たくさんの水生生物のことを知りました。特に6月の梅雨の頃は、ヒメボタル、ヘイケボタル、ゲンジボタルの3種類のホタルがビオト-プ一帯で見られることにみんな驚いていました。ホタルの季節になったら、ぜひ家族や友達と一緒にホタルを見に来てくださいね!


午前のプログラムを終えると、2クラス一緒に山頂のあずまや(四阿)まで散策しました。紅葉の始まった様々な植物を観察しながら、みんなで楽しく歩きました。


あずまやに着くと、見晴らしの良さにみんな感動です!遠くは名古屋のビル群にひときわ高いツインタワー、うっすらとテレビ塔、その右には東山タワーが見えました。手前には、伊勢湾岸自動車道のループがくっきり見えました。(この日は若干曇り気味でした)

「岩津小学校の近くに、こんな見晴しがいい所があるなんて!」みんなびっくりです。ひとしきり景色を楽しんだら管理棟まで戻ります。ちょうど時間はお昼!待ちに待ったお弁当の時間です。みんなは思い思いの場所でお弁当を食べました。

午後からは、プログラムを入れ替えて授業再開です。


秋の一日、おかざき自然体験の森での環境学習は、一人一人にとって実り多いものだったと思います。炭の作り方や炭の利用方法、竹や木などの使い方など、「森(自然)」から教えてもらうことはたくさんあります。今日の学習を思い出しながら、これからもぜひ身近な自然を探求し、そこから環境を守っていこうとする気持ちを育んでもらえれば!と思います。

またぜひ、家族やお友達といっしょに『おかざき自然体験の森』に遊びに来てくださいね!



撮影日  平成25年11月14日(木)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:15おかざき自然体験の森

2013年11月15日

ホタル学校「自然素材でクリスマス」参加者募集!


(↑ 画像をクリックするとPDFデータが開きます)


ホタル学校イベント「自然素材でクリスマス」のご案内です。

一足先に、ホタル学校でクリスマスの準備をしてみませんか!
イベントでは、自然の中を少し散策しながら、小枝や葉っぱ、木の実を集め、それらの自然素材を使いながらクリスマスリースや、壁掛けを作ります。もちろん可愛い飾り用の小物もたくさん用意してあります。この機会にぜひホタル学校へお越しください。

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◆日 時  平成25年12月1日(日) 午前1時30分~4時
◆会 場  ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
◆定 員  親子25名(先着順/11月22日(金)から受付開始)
◆講 師  自然・環境学習実践隊
◆参加費  リース1個につき300円(飾り用小物のお買い物体験あり)
◆持ち物  花切バサミ、自然素材を入れる袋、作品を持ち帰る袋
◆申込み  ホタル学校までお電話ください(0564-82-3027)
◆H P  http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html(ホタル学校)
◆チラシ  http://www.morinoeki.jp/download/hotaru_Xmas_251201.pdf



↓ 昨年開催したイベントの様子です

外はちょっと寒いですが、袋を片手に自然素材を集めていきます。


お楽しみ「買い物体験」!可愛い小物がいっぱい用意されています。


素敵なリースの完成です!もう気分はクリスマスですね☆


拾ってきた枝を「星」の形にアレンジした作品です。聖夜にピッタリですね!(参考にしてください)


※申込みは「ホタル学校」まで(電話:0564-82-3027)  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:01鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年11月14日

山歩きイベントのご案内!「紅葉の額堂山トレッキング」


(↑ 画像をクリックするとPDFデータが開きます)


ホタル学校イベント「紅葉の額堂山トレッキング」のご案内です。

寒さが増してきて紅葉が進む「鳥川ホタルの里」。体全体で自然を感じながら、一歩ずつ大地を踏みしめ、しばし自然の中に身を置いてみませんか?

健康増進・体力強化・運動不足の解消にももってこいです!少しずつ秋色に染まり始めた里山を、ご一緒にのんびり歩きましょう。多くの方のご参加を心よりお待ちしております。


◆日 時  平成25年11月17日(日) 9時~12時 (雨天中止)
◆会 場  ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
◆定 員  20名
◆ガイド  ホタル学校職員
◆申込み  ホタル学校までお電話ください(0564-82-3027)
◆H P  http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html(ホタル学校)
◆チラシ  http://www.morinoeki.jp/download/hotaru_trekking_251117.pdf

  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:14鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年11月13日

【ご案内】 「森の収穫祭」を開催します!

平成25年11月16日(土)に、おかざき自然体験の森で「森の収穫祭」を開催いたします。

お餅や焼き芋の振る舞いがあり、普段、体験の森で活動されておられる市民活動団体の皆さんによる各種の体験プログラムも用意されています。森の葉が赤や黄色に色づき始めたこの時期、ぜひ体験の森にお出掛けください!

※少雨決行です。


体験の森の田んぼで収穫されたもち米で、つきたてのお餅の振る舞いがあります!


同じく畑で収穫されたサツマイモを「焼きイモ」にして振る舞います。アツアツ・ホクホクで美味しいこと間違いなし!

※ お餅・焼きイモの振る舞いは12時頃から始めます。


◆体験プログラム「森のツルで作品を作ろう」
・時間 9時~15時
・会場 工作棟
・定員 10人
・費用 100円~
・講師 森のこだま
・持ち物 軍手、弁当、水筒、あれば剪定バサミ


◆体験プログラム「森の畑で綿つみ・綿くり体験」
・時間 9時30分~12時
・会場 管理棟
・定員 10家族
・費用 1家族100円
・講師 森の畑倶楽部大豆でe-co
・持ち物 作業のできる服装、水筒、軍手


◆体験プログラム「森の恵みを探しに行こう」
・時間 10時~12時
・会場 管理棟
・定員 20人
・費用 50円
・講師 愛知植物の会
・持ち物 山歩きのできる服装、水筒、筆記用具、あればルーペ・双眼鏡


◆体験プログラム「石な(石ころ)でアート」
・時間 10時~12時
・会場 管理棟
・定員 20人
・費用 無料
・講師 森もり!わんぱくAじゃん隊
・持ち物 水筒、タオル、帽子


体験プログラムはいずれも予約制です。事前に体験の森までお電話ください。
たくさんの方のご来場を心よりお待ちしております。 (今年こそ晴れますように!)

◆電話:0564-45-5544
◆HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:30おかざき自然体験の森

2013年11月11日

秘められた歴史に迫る!「とっかわ文化財巡りバスツアー」のご案内


(↑ 画像をクリックするとPDFデータが開きます)


ホタル学校イベント「とっかわ文化財巡りバスツアー」のご案内です。

天然のゲンジボタルがたくさん生息している自然豊かな「鳥川ホタルの里」。この山里に刻まれた深い歴史と、多様な文化・自然が、時を超えて私たちに様々なことを語りかけます。自然と共に歩むことの大切さ、自然をおそれ敬う心、ホタルを育む自然の謎など、この機会にご一緒に探索してみませんか。

ガイドはお馴染み鳥川ホタル保存会アドバイザーの「竹内謙作」先生です。(現「豊富小学校」在職) 鳥川小学校が閉校するまでの6年間をこの地で過ごし、子供たち・地域の人たちと共に取り組んだホタルの保護活動に加え、鳥川の秘められた歴史をひも解き、一歩踏み込んだ解説をしてくださいます。多くの方のご参加を心よりお待ちしております。


◆日 時  平成25年11月30日(土) 午前9時30分~12時 (雨天中止)
◆会 場  ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
◆定 員  20名
◆ガイド  鳥川ホタル保存会アドバイザー 竹内謙作 先生
◆申込み  ホタル学校までお電話ください(0564-82-3027)
◆H P  http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html(ホタル学校)
◆チラシ  http://www.morinoeki.jp/download/hotaru_bunkazai_251130_2.pdf



※朝8時45分に「岡崎市役所」(西庁舎正面ロータリー/下の地図参照)から専用バスが出ます。ぜひご利用ください。お申込みの際に、直接ホタル学校まで来られるか、市役所からバスをご利用されるかをご連絡ください。




※昨年度に開催したときの様子はこちら(ブログ) ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e225280.html
  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:19鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年11月07日

里山のイモ作り体験「イモ掘り」を実施しました!

平成25年11月2日(土)、おかざき自然体験の森で森の畑でイモ(サツマイモ)掘りを実施しました。


まず、森の職員がイモ蔓を刈り取って、イモ掘りができる準備をしました。


親子仲良く並んでのイモ掘りです。大人や小学生は「備中鍬」を上手に使って掘ります。安全第一、第二は、鍬でイモを傷つけないことです。畝を掘ると大きな『サツマイモ』が出てきました。


小さな子は、移植ごてを使って上手にイモを掘ります。大きなイモが出てくると「やったー!」と叫んでいました。


「ぼくの掘ったサツマイモ、すごいでしょ!」


「わたしの掘ったサツマイモ、かわいい!」


「お兄ちゃんの掘ったサツマイモ、形がちょっと変!?」
みんなサツマイモを掘って、ニコニコ顔です。


1時間ほどで、荷台いっぱいのサツマイモが収穫できました。


それでは、お楽しみのサツマイモのお持ち帰り(お土産)です。家族を代表して子どもたちのジャンケン対決です。勝った子から好きなサツマイモを選んでいきます。「一番大きなサツマイモにしようかな?」「美味しそうなのがいいかな?」

今年は例年にない猛暑でしたが、猛暑が功を奏したのか森の畑のサツマイモは大豊作でした。また、畑の周りと天井をワイヤーメッシュ(格子の金網)でしっかり囲って、イノシシやサルからの食害を受けることがありませんでした。そこで1家族3個のサツマイモをお土産にお渡しすることができました。そして、残りのイモは、11月16日(土)の「森の収穫祭」での焼きイモにする予定です。

6月1日(土)の苗の植え付けから、7月21日(日)の畑の手入れ(主に草取り)を行い、雨天で中止となった8月のつる返しは、できませんでしたが、サツマイモのつるはぐんぐん生長し、畝の中には、サツマイモが大きく育っていたようです。「里山のイモ作り体験」に参加されたみなさん、本当にありがとうございました。来年度も「里山のイモ作り体験」を実施する予定です。ぜひ、皆さんのご参加を職員一同お待ちしております。


11月16日(土)の森の収穫祭において、12時ごろから管理棟周りで、今日収穫したサツマイモ(焼きイモ)や同じく森の田んぼで取れたもち米でついたお餅の無料振る舞いがあります。ぜひ、この機会に「おかざき自然体験の森」に足を運んでくださいね。


上の写真は、昨年11月下旬の工作棟周りのカエデやコナラなどの紅葉です。これから森の山々が鹿の子まだらに彩られ始めます。「おかざき自然体験の森」での紅葉狩りを楽しんではいかがでしょうか!


★おかざき自然体験の森の11月のイベント一覧はこちら↓
http://www.sizentaiken.jp/pege/program/purogram(2013.11).pdf



撮影日  平成25年11月2日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:31おかざき自然体験の森

2013年11月06日

【参加者募集!】 おと川リバーヘッド大作戦

森林整備(間伐)体験イベントのご案内です。

来たる平成25年11月30日(土)、男川水系の水源地「千万町(ぜまんぢょう)町」におきまして、「おと川リバーヘッド大作戦」と題して、人工林の間伐体験イベントを開催いたします。
(主催:おと川水源の森づくり実行委員会)


(↑画像をクリックするとPDFで見られます)

市の水道水の約50%をまかなう「乙川(おとがわ)」。その貴重な水源地は額田地域にあり、その恩恵はとても大きく、私たちが安心して水道水を使うことができるのも、これら水源林のおかげです。

第1回は小学生親子を対象に、夏休み中に開催しましたが、第2回の今回は、中学生以上を対象に間伐体験を行います。お昼休みには、特製の「猪汁」も振る舞われますので、この機会にぜひご参加いただき、貴重な水源林の健康維持にお力を貸していただければ幸いです。


[イベント概要]
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開催日 平成25年11月30日(土) 9時~15時解散予定
集 合 森の総合駅(樫山町字山ノ神10-1)
間伐地 千万町町地内(公用バスで移動します)
内 容 人工林の間伐 ※講師がついて丁寧に指導いたします。
対 象 中学生以上 ※参加費は無料です
定 員 30人(先着順)
持ち物 作業できる服装、弁当、水筒、帽子、軍手、
申込み 森の総合駅までお電話ください(0564-82-2511)



グループに分かれ、熟練の講師が丁寧に指導いたします。


ノコギリを使っての作業は「全身運動」です!肌寒い季節ですが、木を一本切ればけっこうな量の汗をかき、いい運動にもなります。


昨年度の集合写真の様子です。後ろの森林を見ると、間伐が進み、適度に日の光が差し込んでいます。こうして、木はさらに成長を続け、しっかりと根を張り、二酸化炭素を吸収し、リバーヘッド=「水源地」としての役割を果たしていきます。

多くの方のご参加をお待ちしております!
※お申込みは「森の総合駅」までお電話を(0564-82-2511)


☆第1回目(夏)の様子はこちら↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e240629.html


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おと川水源の森づくり実行委員会事務局
岡崎市 環境部 自然共生課:TEL0564-23-6671  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:28森の総合駅

2013年11月04日

豊田市のホタル・カワニナ放流式に参加しました!


平成25年11月3日(日)、ホタルサポーター活動の一環として、かねてより交流のある豊田市西中山自治区の「ほたるカワニナ同好会」を訪ね、ホタル・カワニナ放流イベントに参加させていただきました。

※西中山自治区のほたるカワニナ同好会の皆さんは、ホタル学校のホタルサポーター講習に参加していただいており、ホタル学習を続けられておられます。
※この日は、ホタルサポーターの方々と古田先生、ホタル学校職員合わせて9名が参加しました。


この日の講演は、ホタル学校名誉校長の古田忠久先生です。「ゲンジボタルに教えられて」と題して、約1時間、ホタルの生態やこれまでの研究内容などについてお話をしてくださいました。

ある方の言葉を引用され、「山のことは山に聞け、川のことは川に聞け、ホタルのことはホタルに聞け」と、何事も自ら進んで学習をし、体験を通じて知恵を育むことの大切さを教えてくださいました。(今やホタルに関する書籍や情報はたくさんあり、本を読んだりインターネットで調べれば知識は増えますが、ホタルを飼育したり増やしていこうとするなら、とにかく何事も体験(経験)を重ね、ホタルに聞いて学ぼうという姿勢をなくしてはいけない!と熱く語ってくださいました)


講演が終わると、ゲンジボタルの幼虫とカワニナを放流する河川まで移動します。「西中山川」は、農業用の大きな溜め池から放水される水が、比較的一年中安定して流れていて、7年ほど前から河川浄化やホタル・カワニナの養殖・放流を続けられているそうです。

ご覧のとおり、河川工事が施工されてから約30年も経つと、かなり自然の状態に近い川に戻りつつあります。


川のそばには「EM菌」を培養した大きなタンクが2つ設置されていて、EM菌による水質浄化にも取り組んでおられます。それらの熱心な活動がようやく実を結び、今年はたくさんのホタルの舞が見られたとのことで、地元の方々の意識も高まっているそうです。


古田先生も川の状態をじっくり見られ、「水質さえ保たれればカワニナも増えて、ホタルの生息環境としては適していると思います」と言っておられ、各地でのこうした熱心なホタル保護活動を喜ばれておられました。


ゲンジボタルの幼虫は、ほたるカワニナ同好会が飼育している20個もの水槽の中で元気に育ったもので、エサのカワニナと一緒にビニールコップに入れられ、準備されました。(このほかにも各会員宅でも幼虫の飼育をしているそうで、ホタルにかける熱い想いを垣間見ました!)


放流の前に記念撮影です。地域を愛する自治区の役員さん、同好会の皆さん、そしてお住まいの皆さん。来年度もたくさんのホタルが見られるように!と願いをかけます。


この日、初めてゲンジボタルの幼虫を見る子供たちも多く、「少し不気味だけど、この幼虫がホタルになって光ると思うとちょっとかわいく感じる!」と言ってました。とにかく元気に育ってほしいですね!


古田先生からは、「水質の浄化だけでなく、土手の土を入れ替えて安心してサナギになれる場所を作ることや、土手にホタルが休めるよう植栽をするなど、ホタルの生息環境づくりをじっくりやっていってほしい」とのアドバイスもありました。

※すでにアジサイの苗木が注文してあり、「車のライトなどの光害対策としても、鳥川ホタルの里を参考に取り組んでいきたい」と同好会の方は話しておられました。


昼食をはさんで、もう一箇所、ホタル生息地として保護活動をしている場所に案内していただきました。この場所は、川とは言えないほどの小さな流れのある所ですが、山から湧き出る水が流れ込むもので、水量も安定していて、ホタルが産卵したりサナギになったり、飛翔したりする場所としては最適な空間が広がっていました。


ここでもカワニナを放流したり、3月下旬にはゲンジボタルの幼虫を放流したりする予定とのことで、来年度の楽しみの一つとなりそうです。

西中山自治区のほたるカワニナ同好会の永田さんは、「自分たちの世代が随分と川を汚してしまったから、川をきれいにすることから活動を始め、そこに昔のようにホタルが舞うようになれば少しでも環境を取り戻せるのではないか!と思って活動を続けています」と話してくださいました。一度壊してしまった自然を元通りにするにはとても難しく、時間が掛かることですが、あきらめずに一つずつ取り組んでいくことの大切さを教えられました。

これからもホタルを通しての交流をしながら、後世に引き継いでいける自然を残していきたいと思います。西中山自治区の皆さん、同好会の皆さん、本当にありがとうごさいました。大変勉強になりました。今後ともよろしくお願い致します。



撮影日  平成25年11月3日(日)
撮影場所 豊田市西中山町にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:59鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2013年11月03日

【参加者募集!】人工林間伐実践講座のご案内

平成25年9月28日(土)から始まりました「人工林間伐基礎講座」(5日間)が、11月2日(土)で終了し、引き続き11月16日(土)から応用編として「人工林間伐実践講座」(4日間)が始まります。


参加対象は、「人工林間伐基礎講座」の修了者、またはチェーンソー講習修了者(修了証をお持ちの方)です。この機会にぜひ間伐講習をお受けいただき、森林整備の知識・技術を習得していただければと思います。

日程等、詳細は以下のとおりです。たくさんの方のご参加をお待ちしております。

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◆開催日時
第1回:平成25年11月16日(土) 9時~16時
第2回:平成25年11月23日(土) 9時~16時 ※雨天翌日
第3回:平成25年11月30日(土) 9時~16時 ※雨天翌日
第4回:平成25年12月 7日(土) 9時~16時 ※雨天翌日

◆会場
座学:森の総合駅(集合場所はすべて「森の総合駅」です)
実習:額田地区内の市有林

◆定員
15名(先着順)

◆参加費
2,000円(テキスト代・保険料)

◆持ち物
弁当・水筒・帽子・タオル・筆記用具・軍手

◆お申込み
森の総合駅までお電話ください(TEL0564‐82‐2511)
※お名前・〒住所・電話番号・生年月日・性別 をご連絡ください。(傷害保険加入に必要)



[達成目標その1] 病害虫や獣害の状況等を判断し、的確な選木ができるよう目指します。


[達成目標その2] クサビ等を用いた中径木の安全な伐木ができるよう目指します。


[達成目標その3] 造材法や簡易機械を用いた搬出法など、搬出間伐ができるよう目指します。




◆「岡崎きこり塾」とは?
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岡崎きこり塾は、森林整備にかかわる人材育成を目的とし、市内で森林に関する活動を行っている各団体(額田林業クラブ、おかざき自然体験の森・きこりの会、おおだの森保護事業者会(山留舞会)、おかざき自然体験の森・炭焼きの会、額田炭焼の会、水守森支援隊)の代表者で構成されたボランティア団体です。

本講座修了後に、継続して活動することを希望される方は、上記各団体をご紹介しますので、お気軽にお問い合わせください。


  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:42森の総合駅

2013年11月01日

【参加者募集!】 秋のバードウォッチング


(↑ 画像をクリックするとPDFデータが開きます)


ホタル学校(鳥川町)イベント「秋のバードウォッチング」のご案内です。

ひと口に「野鳥」といっても、高~い大空を優雅に舞うもの、水辺でじっと魚を狙うもの、木の実を求めて森を飛び交うもの、昆虫を食べるものなど多種多様です。そんな身近で不思議な野鳥の世界を、双眼鏡を片手に探索してみませんか!この機会にぜひご参加ください。

※ もれなく特製「バードコール」をプレゼント!
(バードコールとは、木の枝などに金属製のボルトを差し込んであるもので、ボルトを回すと鳥の鳴き声のような「キュキュ~」といった音を発し、それにより野鳥が応答して鳴いたり、近寄ってくることがあります。)


◆日 時  平成25年11月9日(日) 午前9時30分~12時 (雨天中止)
◆会 場  ホタル学校(岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1)
◆定 員  20名
◆講 師  三浦 重光さん
◆持ち物  水筒・帽子・筆記用具・あれば双眼鏡
◆申 込  ホタル学校までお電話ください(0564-82-3027)
◆H P  http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html(ホタル学校)



※前回のイベントの様子はこちら(ブログ) ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e228835.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:25鳥川ホタルの里(ホタル学校)