› 水とみどりの森の駅ブログ › 2014年02月24日

2014年02月24日

「クズのつるでかご編み」プログラムを実施しました!

平成26年2月21日(金)、市民活動団体「森の素材屋」のお2人の講師と、「きこりの会」のお2人の補助講師で「クズのつるでかご編み」を、おかざき自然体験の森の管理棟で行いました。


午前10時、管理棟に集合した参加者の皆さんは、剪定バサミを持って「クズ」のつるを採集に出発です。


「クズ」のかご編みに使うつるは、地表をはっている「ほふく茎」を使います。ほふく茎は、地上に伸びたつるより柔らかく、くせが少ないのでかごを編むのに適しています。そんなほふく茎を腰を曲げて、剪定バサミで切り取るのはなかなか大変です。


苦労して採集したたくさんの「クズ」のつるを束ねて管理棟に持って帰ります。(巻いて持って来ると、これからの作業に不便です。)


最初に講師から「森の素材屋」の活動の紹介がありました。また「クズ」という植物の特徴なども色々と教えていただきました。


まずは、かごを作る大きさに合わせてつるを切り揃えます。


つるの準備ができたところで、かごの底を編みます。まず、参加者の皆さんは、講師の編み方の手本を見せてもらいます。見つめるまなざしは皆さん真剣です!


講師に教えてもらった編み方で、かごの底を編んでいきます。


底ができると縄を編むようにつるを編んで、かごを立ち上げていきます。今日は4人もの指導者が丁寧に教えてくださり、皆さん順調にかごが編めていきます。


男性2人の参加者は、お互いアドバイスしながら作業を進めていました。ほぼかごの形ができ上がり、あと一歩で完成です!


写真中央の女性の方は、かごに手をつけて完成しました。その後、となりの方のお手伝いをしてくださいました。参加者の皆さんは、午前10時から3時過ぎまで、和気あいあいと協力してそれぞれすばらしいクズのつるかごが完成しました。皆さん本当にお疲れさまでした!

おかざき自然体験の森では、このような自然体験プログラムが色々ありますので、ぜひ多くの市民の皆さんにご参加いただければと思います。そして身近な自然の大切さ・面白さなど、体験を通して感じていただければうれしいです。



撮影日  平成26年2月21日(金)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:57おかざき自然体験の森