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2014年03月13日

ホタル学校で環境教室!(岩津小学校4年生)

平成26年3月12日(水)、ホタル学校に岩津小学校4年生72人が来校し、環境教室を開催しました。風邪やインフルエンザなどが流行っていますが、幸いにも4年生は一人のお休みもなく全員参加することができました。


「鳥川に来たことがある(ホタルを見に来たことがある)子は?」と聞くと、7~8人の子が手を挙げてくれましたが、ほとんどの子が初めての訪れでした。


まずはじめに、みんながどれくらい「ホタル」のことを知っているか確認するために、7問の「ホタルクイズ」にチャレンジしました。

「全問正解する自信あるよ!」という子もいて、まずは自分で答えを予想し、その後、前の大型モニターで答え合わせと解説をしていきます。全問正解できた子も数人いましたが、間違えてしまった問題を特にしっかり覚えておくようお話しました。


続いてホタルの「ワークシート」(6問)にチャレンジします。これはグループ活動とし、ホタル学校の展示物の中から答えを探していきます。

展示物はたくさんあるので、ヒントとなる地図を頼りにグループで協力して答えを探していきます。


答えを見つけた瞬間、子供たちの目がキラッと輝きます。

「この辺りに書いてあるかなぁ?」 「答え見つけたよっ!」
あちこちで子供たちの言葉が飛び交っています。

タイムアップの笛の音で教室に集合し、大型モニターで答え合わせと解説を行いました。しっかりグループで協力して行動できたので、全員が全問正解でしたね!


休憩の後は外に出て自然観察「フィールドビンゴ」にチャレンジしました。

今日は天気も良くポカポカ陽気で、ビンゴカードを片手にホタルを取り巻く自然を楽しみながら観察していきます。


ハッキリとは見えなかったけどオレンジ色のチョウ(タテハチョウの一種!?)が舞っていたり、動物の落し物(シカの糞)を見つけたり、植物の芽や川の中を元気に泳ぐ魚たちを見ました。

「一列ビンゴできたよっ!」 「何か不思議な生き物がいる!」

最初はあまり見つけられなかった子も、慣れてくると色々な自然を見つける目が養われ、どんどん見つかるようになって笑顔が増えていきました。


これは「シカ」の足跡ですね。
糞もいっぱいあって「シカがたくさんいるんだね!」と、みんな実感していました。


美しいピンク色をした梅の花です。(学校裏手のプール跡地に植栽されたもの)
このまま暖かくなれば一気に開花しそうな勢いです。


全身が黒く、赤い紋が二つある「ナミテントウ」を見つけました。
この時期、まだ生き物は少ないですが、その分、見つけた時の喜びは大きいですね!


つるつるした手触りで、ハート型の葉っぱを見つけました。
冬場の自然は乏しいと思われがちですが、よ~く見ると色んな自然があることに気が付きます。

フィールドビンゴの最中に見つけた自然のごく一部をご紹介しましたが、子供たちは次々に色んなものを見つけて教えてくれました。

時間の都合でゆっくり・じっくりとは出来ませんでしたが、今日見つけられなかったものは学校に帰ってぜひチャレンジしてもらいたいと思います。

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こうして午前中2時間がアッという間に過ぎ、4年生のみんなは
バスに乗車して次の目的地「わんPark」に向かいました。

今日学習したホタルや自然のことについて学校に戻ってから復習し、6月になったらまた「鳥川ホタルの里」や、みんなが住んでいる近くの「おかざき自然体験の森」でぜひホタルの観察をしてみてください。きっと今までとは違う見方でホタルを楽しむことができると思います!

これからも身近な自然に触れて、小さくても一生懸命生きている生き物などを大切にしてくださいね。



撮影日  平成26年3月12日(水)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:18鳥川ホタルの里(ホタル学校)