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2014年04月13日

河合学区「ゲンジボタルの幼虫放流式」に行ってきました!


平成26年4月10日(木)、岡崎ゲンジボタル河合保存会・岡崎市立河合中学校合同の
「第47回岡崎ゲンジボタル幼虫放流式」が開催され、参加させていただきました。


はじめに、河合保存会の鈴木会長様が挨拶をされ、
昨年の豪雨で増水した危機を乗り切ったゲンジボタルの幼虫や、
カワニナの生態の不思議について熱く語っていただきました。


また、内田市長も出席され、学年代表の誓いの言葉をお聞きになり、
「小さいころはよくこの川でも遊びました。ホタルは岡崎の宝です。
これからもホタルを守る活動を続けてください。」と語ってくださいました。


河合中学校の生徒たちが愛情を注いで育てたゲンジボタルの幼虫です。
紙コップの中で元気に動いていました。
「もうすぐ川に入れるから少し待っててね!」


自然科学部の部員が幼虫を配布していきます。
長い時間をかけて飼育し、成長を見守ってきた幼虫を、
今まさにエールを込めて送り出す瞬間です!


市長をはじめ、来賓の方から順にゆっくりと幼虫を川に放流します。
川に入って動き出すまで、なかなか目が離せません。

どうか無事に成虫になって、しっかりと子孫を残してほしいと思います。
そのためには、やはり私たち人間もホタルが生息するに適した環境づくりを
意識して保護活動に取り組んでいきたいと思います。


河合学区にある「生平(おいだいら)小学校」の児童も参加しています。
いずれ河合中学校に通う子たちですが、今のうちからこの身近で神秘的な
ホタルに想いを寄せ、ホタルやホタルの生息する周りの自然を
大切に感じる心を育んでいってもらえればと思います。


放流式の準備にあたられた河合中学校の生徒・先生方、
そして岡崎ゲンジボタル河合保存会の会員の皆様、
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

これらの活動が実を結び、いつまでもホタルが舞う自然を
岡崎の宝として見守っていきたいと思います。



撮影日  平成26年4月10日(木)
撮影場所 河合学区内の乙川(茅原沢町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:52鳥川ホタルの里(ホタル学校)