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2014年04月28日

森の自然観察会「若葉の森を歩こう」を開催しました!


平成26年4月24日(木)、おかざき自然の森の管理棟前、
9時30分に集合した20名の参加者と、
動植物に造詣深い3名の講師によって「森の自然観察会」が行われました。


最初に講師が駐車場の脇で採集してきた「スズメノヤリ」という
植物の種子の秘密を紹介してくださいました。
「スズメノヤリ」の種子には、『種枕』(しゅちん)という油分を含んだところがあり、
アリに『種枕』を餌にして種子をアリの巣に運んでもらって
「スズメノヤリ」が生息域を広げる巧妙な戦略です!

参加者の皆さんは、ルーペを使って『種枕』をじっくり観察しました。


循環式トイレの前のエノキの幹に
「ヨコヅナサシガメ」がいました!

※ヨコヅナサシガメの写真は、2013年5月7日のブログをご覧ください。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e228891.html


工作棟に西のAコースの入り口で、
「シオヤトンボ」を見つけました!


写真のシオヤトンボは黄色い色をしており、
メスのシオヤトンボです。

シオヤトンボは「シオカラトンボ」に似ていますが、
シオカラトンボより一回り小さく、
トンボの中で最も早い時期から見られるものです。


Aコースを登っていくと、
朽ち木の中から「ベニカミキリムシ」を見つけました!

※ベニカミキリムシの写真は、2014年1月25日のブログをご覧ください。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e257473.html


上の写真は、講師が「ヤマツツジ」の解説をしているところです。
Aコースを登りながら、散策路沿いの
たくさんの春の植物についてお話を伺いました。

講師自作の写真資料もあってとてもよく理解できました。


Aコースでは、3月上旬から4月上旬にかけて
「ニオイタチツボスミレ」の花が見ごろとなります。
今は、ほとんど花も終わり、種子が熟してきています。

ニオイタイツボスミレなどスミレの種子は、
3つにわかれた船のようなものに入っていて、
乾燥すると船のような形がそり返って、
その圧力で種子が飛ばされます。
その距離は2メートルにもなるそうです。

スズメノヤリの種子と同じようにアリの力も借りて、
さらに遠くに運ばれるそうです。

※ニオイタチツボスミレの写真は、2014年3月19日のブログをご覧ください。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e263960.html


Aコースから管理道路を管理棟に向かって下りながらの観察です。
管理道路脇には、可憐な「ハコベ」の白い花や
「ヘビイチゴ」の黄色い花が咲いていました。


管理道路からB2コースに入りました。
階段の脇の崖には「ウラジロ」がたくさん生えています。

「うら」とは古語で「てっぺん」を意味するそうで、
頭が白くなること、つまり長寿を意味し、
2枚の左右対称の葉が末広がりに伸びることから、
「共に白髪」に通じることから、
とても縁起の良い植物と教えていただきました。


散策路の谷側を見ると
白くて可憐な「チゴユリ」が群生していました。


Eコースに入ると「森のフルート」といわれるほど美しい
「キビタキ」の声が聞こえました。
新緑でキビタキの姿を見つけるのは大変ですが、
橙黄色の美しい姿を見つけて歓声が上がりました。

カケスの「ゲェー(または「ジャー」)」という濁った声もご愛敬です。


12時過ぎ、管理棟前に戻りました。
解散の挨拶をしていると
「モンキアゲハ」が参加者の上を飛んで行きました。

若葉の緑が萌える散策路を半日歩いて、すばらしい自然観察ができました!


解散して駐車場に向かっていると、
ビオトープの前に来ると、美しい「ジャコウアゲハ」が飛んで来ました。

食草園や管理道路の斜面には、
ジャコウアゲハの幼虫の食草「ウマノスズクサ」が生えています。
成虫が卵を産みに来たのかもしれません。
ジャコウアゲハの観察は、自然観察会のすばらしいお土産です。


皆さんも、若葉が萌えるおかざき自然体験の森へ、
ぜひ散策にいらしてください!



撮影日  平成26年4月24日(木)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:55おかざき自然体験の森

2014年04月22日

体験プログラム「葉っぱで作るカエル」を開催しました!

平成26年4月18日(金)、「森の素材屋」による
シュロの葉っぱを使った「カエル」作りイベントを行いました。


色テープで作った模型を使って、
講師がカエルの編み方を分かりやすく説明してくださいます。


さあ、シュロの葉っぱのカエル作りの始まりです!
シュロの葉っぱを5ミリ~7ミリほどの幅にさいて、
カエルを編む材料を作ります。


まず、カエルの頭から編み始めます。
手前は講師の見本の編み方です。
参加者の皆さんは、講師の編み方をよ~く見て作業を進めます。


参加者のお一人は、色エンピツで編み方の図に色付けをされました。
ちょっとした工夫でずいぶん編み方が分かりやすくなりました!


カエルの胸の部分を編んでいきます。
ここでもちょっとした工夫があります。
編んだところがほどけてこないように
クリップで止めて次の場所を編んでいきます。


カエルの胴体が編め、だいぶ完成に近づきました。
手足を編めば完成です!


葉っぱのカエルが完成し、
飾り付けに使う「竹ヒゴ」を作ります。


完成した作品を見せていただきました。
竹ヒゴの先のカエルは、まるで跳ねているよう!
手の上にチョンと乗ったカエルもとってもかわいいですね!

森の素材屋の5月のプログラムは、「竹の皮で渦巻きかごを作ろう」です。
ぜひ、参加してみてはいかがですか!お待ちしています。


上の写真は、8月の森の素材屋プログラム
「葉っぱでバッタ」の作品例です。

8月のプログラムの受付開始日は7月23日(水)となっております。
興味を持たれた方は、
受付開始日になりましたら、ぜひお電話ください!



撮影日  平成26年4月18日(金)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:43おかざき自然体験の森

2014年04月21日

鳥川のゲンジボタルの幼虫が上陸を始めました!

平成26年4月18日(金)の夜、
鳥川ホタルの里のゲンジボタルの幼虫たちが
一斉に上陸を始めました!

桜が散り、4月半ばの雨が降る夜に、
誰に教えられるでもなく、幼虫は土手の土の中で
サナギになるために水中から出て上陸をします。


(護岸を登ってくる幼虫)

私は4月20日(日)の夜、ホタル学校の職員であり
鳥川町在住の松下さんから「幼虫上陸」の一報をいただき、
急いで鳥川へ向かいました。

真っ暗な中、川の土手に目をやると…いました!
ゲンジボタルの幼虫が淡い光を放ちながら上陸しています。


うわさには聞いていた発光しながらの上陸!
やはり自分の目で見ると感動ものです。

成虫の姿からはちょっと想像しがたい姿の幼虫ですが、
護岸ブロックをゆっくり登り、数秒間発光してはまたしばらくは光が消え、
忘れたころにまた光り始める幼虫。


高性能なカメラを持っていない私は、何とか手持ちのデジカメで
幼虫の小さな光を写そうと必死でしたが、やっと撮影できたのがこれ ↑

お尻の方の一節の上部左右が光り、
成虫との光り方・光る部分の違いに驚きました。

※ゲンジボタルは、卵・幼虫・サナギ・成虫の全過程で発光します。


高い護岸を登りきった幼虫は、サナギになるのに適当な
土手を探している様子で、ゆっくりではありますが
とにかく上に上に突き進む勢いです。


約9か月もの間、川の中で過ごし、カワニナをたくさん食べ、
台風などの激しい増水にも耐え、間もなく成虫になろうとするゲンジボタル。


私たち人間の知られざる自然の中で、懸命に生き、
命をつなごうとしているホタルの姿に胸を打たれます。

9月の台風の豪雨で鳥川は一部氾濫し、ホタルの生存が危ぶまれましたが、
そんなとてつもない危険を回避し、ここまで成長した幼虫たちの生態は
まだまだ謎に包まれていますが、ホタルをはじめ野生の生き物が
自然界を生き抜くための厳しさを感じました。

上陸する時期には個体差がありますが、
ここから4~50日すると成虫になり、乱舞する姿を楽しむことができます。

明日4月21日(月)も一日「雨」の予報です。
もし興味が沸いた方は、夜、ぜひ幼虫の上陸の様子を見に来てください!

でも、くれぐれも川に落ちないように十分注意してくださいね。



撮影日  平成26年4月20日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html


◆昨年の台風18号の増水で生存が危惧されていたホタルですが、
長年、鳥川のホタルの上陸を見続けてきた地元の方は
「4月18日(金)の夜は、過去に見たことがないほどの数の
上陸で驚いた!」と話してくれました。6月が楽しみですね!  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:23鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年04月18日

わんParkで「草笛の達人教室」を開催しました!


ソメイヨシノも終わり、季節はお花見から新緑へ。
平成26年4月13日(日)、新しい葉っぱを使った遊び
「草笛」をみんなで体験しました。


今回参加してくれた5組の家族は、みんな草笛が初体験!
できるかどうかドキドキしながら森へ入ります。


今回は、6種類もの草笛をみんなにやってもらいました。
そして、音が出ると…。みんな、笑顔が弾けます!


そのうち、みんなは「これなら教わった笛ができるかも」と、
自分から葉っぱを選ぶこともできるようになりました。


春の陽射しをいっぱい浴びて、草と遊んだ一日。
わんParkではあちこちで色んな草笛の音が響いていました!

おうちの周りの草でもトライしてみよう☆



撮影日  平成26年4月13日(日)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)にて
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱで遊ぼう! ふたば 岡崎市こども自然遊びの森(愛称:わんPark)
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:46わんPark(こども自然遊びの森)

2014年04月17日

「フォトアルバム」登山道看板製作者の皆様!

鳥川登山道の道しるべ看板設置につきまして、
設置した看板とともに、製作者の皆様をご紹介させていただきます。

※写真中の個人名は一部加工して伏せさせていただいております。


「駒ケ嶽さん」 この横に小さなお堂があります。 (思わずVサイン!)
参照 → http://www.oklab.ed.jp/tokkawa/sekibutu/16.html


看板製作のときに飛び入りで参加していただきました
豊田さんご夫妻の看板です。(写真上下)

※仮に作ってあった「京ヶ峰」は後日撤去いたします。




「秋葉さん」 この横に小さな石積みの祠があります。
参照 → http://www.oklab.ed.jp/tokkawa/sekibutu/17.html


ここまでは「お宮道」のコース表示看板です。


ここから「寺ノ入り古道」の案内看板を
登りながら順に設置して行きました。


一合目


二合目


三合目


四合目


五合目


六合目


七合目


八合目


九合目


最後、頂上から古道に分かれるところに
「寺ノ入り古道」のコース案内看板を設置しました。

皆さん、とってもいい表情ですね!
山登りと看板の設置、本当にお疲れ様でした。

引き続き多くの皆様方のご協力を
よろしくお願い致します。       m(_ _)m

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◆看板設置ブログ「パート1」はこちらをご覧ください ↓
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e267058.html
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撮影日  平成26年4月15日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:34鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年04月16日

鳥川登山道の道しるべ看板を設置しました!

平成26年4月15日(火)、鳥川ホタルの里の登山コースに
道しるべ看板を設置しました。


今回、案内看板を設置したコースは「寺ノ入り古道」。
白髭八柱神社から京ヶ峯へ登っていく古道で、
コース名の看板や、一合目から九合目までの表示看板、
また、京ヶ峯と愛宕山の分岐点に分岐看板(写真)を設置しました。
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◆2月の看板作りの様子はこちら
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e261340.html
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※寺ノ入り古道の位置図


朝9時30分、看板作りにご参加いただいた里山歩きの会の皆さんと、
地元「鳥川ホタル保存会」の皆さんがホタル学校に集合し、
作業内容の打ち合わせを行い、登山前のストレッチを行いました。


分岐点に設置する看板2本は、鳥川ホタル保存会の方の軽トラに乗せて、
林道で行けるところまで行って、あとは設置箇所まで人力で運びます。
(鳥川ホタル保存会が担当)


里山歩きの会の皆さんは、2月22日の看板製作イベントにご参加いただき、
各自が製作した看板を背負って設置個所まで歩いて向かいました。


高木会長さん(中央)いわく、「山歩きはたくさんしてきたが、
案内看板を製作したのは初めてで、作ってみて改めて
登山コースには道しるべとなる看板が必要なんだと感じました!」と
おっしゃってみえました。


白髭八柱神社の脇を登り、講師の松本吉央(よしお)さんが
あらかじめ決めておられた設置位置に丁寧に看板を設置していきます。


木の看板とはいえ、背負って歩くのはなかなか大変!
また、杭を打ち込もうにも石や木の根っこに阻まれ、
設置はなかなか難しいです。

※板面のバランスや歩く人からの目線も考慮します。


寺ノ入り古道はだんだん急になってきます。
ほぼ真っ直ぐ登って行く道ですが、
そこは皆さん、山歩きに精通しておられる方ばかりで
難なく登っていかれるのでさすがです!


講師の松本さんが手早く設置位置を決め、
地面に金棒で穴を空けておいてから
木の杭を2本打ち込み、最後に看板を取り付けます。
(私も重い体を引きずりながら何とか登りました)

作業を重ねるごとに皆さん慣れてきた様子でした。


18枚もの道しるべ看板(分岐看板含む)の設置を終え、
全員で記念撮影です!

この日は春のポカポカ陽気で風も穏やか、
作業にも山歩きにも絶好の天気でした。

汗をかきながらも、皆さんとっても清々しい表情で、
初めての協同作業に充実感と達成感を覚えるひと時でした。

※色々な山歩きコースの情報交換もさせていただき、
お話を聞いているだけでも山歩きの楽しさが伝わってきました!


この日のために入念に準備をされ、
看板作りの指導と、先頭に立っての設置作業を
してくださった講師の松本吉央さん。

本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
次回(看板作り第3弾)4月26日(土)も
よろしくお願い致します。


また、本日ご参加いただきました里山歩きの会の皆様、
そして鳥川ホタル保存会の皆様、大変お疲れ様でした。

ホタル学校では、引き続き登山道の案内看板作りを行い、
鳥川ホタルの里の山歩きコースのPRに努めながら、
多くの市民の皆様に身近な自然に親しんでいただければと思います。

ぜひ「鳥川ホタルの里」にお越しください。

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◆2月の看板作りの様子はこちら
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e261340.html
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撮影日  平成26年4月15日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:23鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年04月15日

おおだの森「花見会」開催レポート!


皆さんこんにちは!
桜の季節ですね。満開の桜の下、お花見をやられた方も多いのではないでしょうか。

さて、樫山町と夏山町にまたがる「おおだの森」でも、4月5日にお花見会が開催されました。
ちょうど桜が満開で、緑の山を桜色がモザイク状に彩っています。


登ること40分。お花見会場はなんと山の頂上!
天候にも恵まれ、春めいていく山と町を眺めながらの散策で、
なんとも贅沢な一日となりました。


この日は、おおだの森を管理している山留舞会(やるまいかい)の方々による
豚汁の振る舞いなどがあり、お花見会は大盛況!

皆さん、笑顔が素敵ですね。


地元の子供たちもたくさん参加してくれました。
学区内にこんなに素晴らしい山があるなんて羨ましいです。


頂上には「アセビ」が生育していて、
釣鐘型の花がとても可愛らしく、たくさんの花を付けていました。

春の到来を告げるのは、桜だけではないのです。


春は本当に自然の彩りがきれいです。
山の上まで歩くのは少し大変でしたが、
景色の美しさに疲れも飛んでしまいました!

みなさんもぜひ「おおだの森」に足を運んでみてください!



撮影日  平成26年4月5日(土)
撮影場所 おおだの森(樫山町・夏山町)にて
投稿者  おざわ


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:13おおだの森

2014年04月14日

第1回「ホタルマスターファミリー講座」を開催しました!

平成26年4月13日(日)、ホタル学校で
「第1回ホタルマスターファミリー講座」を開催しました。

この講座は、家族で様々な自然体験活動や環境学習を通して、
ホタルやホタルの生息環境・周辺の自然など段階的に理解を深め、
環境を守るために自ら考え、行動できる人材の育成を目指すもので、
4~9月までの半年間、計6回開催します。


今年は小学生親子に加え、ホタルの飼育研究をしている河合中学校の生徒や、
人間環境大学の学生も参加し、ホタル学校の生徒の幅がますます広がってきました。

講師は昨年に引き続き「自然・環境学習実践隊」の皆さんです。
新しいメンバーも加わり、ますますパワーアップした実践隊!
今年の講座も楽しみです。


自己紹介が終わった後、さっそくプログラムに入っていきます。
とはいっても、まだ皆さん、少し緊張気味ですね。
初対面の人ばかりなので無理もありません。

そこでまず最初にこれから一緒に活動していく仲間を知ろう!ということで
全員に「はじめまして」カードが配られました。
そこに書かれた8つの質問を読んで、
まずは自分のことを書き込んでいきます。

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・何か生き物を育てたことはありますか?
・ホタルのことをどう思っていますか?
・自然や生き物を守るために何かしていますか? などなど
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その下の段には、同じ質問に対して他の人から教えてもらったことを
一人一つずつ書き込んでいきます。
こうしていろんな人と挨拶を交わしながら質問をして、
お互いのことを知っていきます。


まずは自分のことについて書いていきます。
これまでの色んな自然体験を思い出しながら書いてみてください!


自分のことが書けたら、今度は講座に参加している他の人と挨拶をして、
一人一つずつ質問をしていきます。子供たちはちょっと照れくさそうですが、
だんだん慣れてくると、あちらこちらで笑い声やビックリしたような声が上がり、
予想以上に盛り上がっていました!


健太郎君と翼君も初対面です。少し恥ずかしそうでしたが、
お互いしっかり質問して、互いのことを少し知ることができたようです。

8つの質問がすべて埋まったところで終了です。
みんな、最初は恐る恐るといった感じでしたが、だんだん積極的になり、
とても楽しげな雰囲気でした!これから半年間、この仲間と一緒に
楽しく過ごしていきたいと思います。

この活動は、今後、ホタルのことを詳しく学習していくことにもつながります。
やはり相手(ホタル)を知るには色んな観点から相手のことを知っていく必要があります。
この活動は実はホタルマスターファミリー講座の大事な基礎なんですね。


次は「ホタルクイズ」に挑戦です。(10問)
とはいっても、せっかくホタル学校に来たのですから、答えを探すのに
館内の展示を見ながら探してもらいます。

配られた「ホタルクイズ記録シート」を持って展示室を回っていきます。


河合中学校の白井君、さすがは自然科学部の部長で、
ホタルのことはかなり詳しいです。
でも、まだまだ知らないことは沢山あるようで
真剣な眼差しで答えを探しています。


教室に戻って答え合わせです。
解説もしっかり聞きます。

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・ゲンジボタルはオスもメスも光る?
・ホタルの幼虫はみんな水の中にいる?
・ゲンジボタルは晴れて乾いた日によく活動する? などなど
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クイズの記録シートには、自分が調べたこと、答え、
覚えておきたいことを書きます。問題は10問だけですが、
これだけでもしっかり覚えておけば、ホタルの見方が随分と変わってきます。

また、このクイズをヒントに夏休みの自由研究のテーマを探すのもいいですね!


みんな、答えと解説をしてくれる講師の説明を真剣に聞いてメモしています。
「なぜ?」「どうして?」と思ったことは、どんどん質問して聞いていきましょう!

自然は不思議がいっぱいです。
クイズで間違えたところは特に注意して覚えておきましょう。


最後のプログラムは屋外で行います。
「ゲンジボタルはどんなところにすんでいるかな?」
をテーマに、2枚のワークシートが配られました。

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・川幅はどれくらい?
・カワニナの大きさや数はどんなふう?
・ゲンジボタルの幼虫は川のどこにいるかな?
・川の周りはどんなふうになっているかな? などなど
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今日は曇り空でしたが、風も穏やかで過ごしやすい日でした。
シートを持っていざ出発!ホタル学校の横を流れる「鳥川(とりかわ)」沿いを歩き、
シートに書かれた項目を自分の目で確かめていきます。


大学生も真剣です。友達同士で相談しながら、
ホタルの生息する川の様子を調べていきます。


高須姉弟が川の中から「カワニナ」を見つけました。
思わず「でかい!」(創太郎君)

でも鳥川にはもっと大きなカワニナがいるよ!
もう少し暖かくなったら川に入れるからね。


一口に「川」といっても、10メートルも移動すればその様子は違ってきます。
水の流れの幅や速度、川底の石、両岸の土手、川沿いの樹木など、
刻々と変化しています。一体、ゲンジボタルはどんな環境を好むのか?
今日を皮切りに、これから家族で協力して取り組んでいきましょう!

※結衣ちゃんもしっかり川を調べています。


よく見ると、この辺りは少し流れが急ですね。
ゲンジボタルの幼虫は緩やかな流れを好みます。
となると、この辺りには果たしてホタルはいるんでしょうか?


教室に戻ってふり返りを行いました。
シートに書いてある項目に沿って川を見ていくと、色んなことに気づきました。
これからの講座では、それらをさらにじっくりと観察しながら、
ホタルについて学んでいきます。

質問タイムでは、健太郎君(写真)が
「飛んでいるホタルの数をどうやって数えるんですか?」
と質問してくれました。

確かに光っては消え、光っては消えだと数えにくいですが、
そこはホタルに慣れている地元「鳥川ホタル保存会」の皆さんが、
片手にカウンターを持ってゆっくり歩きながら飛翔調査をしてくれています。
6月になったらぜひ教えてもらいたいものですね!


こうしてあッという間に時間は過ぎ、第1回目が終了しました。
この講座は決して一つの「答え」に導くものではなく、
自ら(家族で)考え、感じ取り、身近な自然を体感しながら
「ホタルや自然と自分はつながっている」
という意識の芽生えを目指していけたらと考えています。

そう思うことによって、自分自身を大切にするように、
ホタルや自然を大切に思う気持ちが芽生え、育まれます。
ぜひこれからもご一緒に自然から学んでいきましょう!

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次回は5月11日(日)の午前9時30分からです。
テーマは「ホタルの里の昆虫や植物を調べよう」です。
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撮影日  平成26年4月13日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:27鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年04月13日

河合学区「ゲンジボタルの幼虫放流式」に行ってきました!


平成26年4月10日(木)、岡崎ゲンジボタル河合保存会・岡崎市立河合中学校合同の
「第47回岡崎ゲンジボタル幼虫放流式」が開催され、参加させていただきました。


はじめに、河合保存会の鈴木会長様が挨拶をされ、
昨年の豪雨で増水した危機を乗り切ったゲンジボタルの幼虫や、
カワニナの生態の不思議について熱く語っていただきました。


また、内田市長も出席され、学年代表の誓いの言葉をお聞きになり、
「小さいころはよくこの川でも遊びました。ホタルは岡崎の宝です。
これからもホタルを守る活動を続けてください。」と語ってくださいました。


河合中学校の生徒たちが愛情を注いで育てたゲンジボタルの幼虫です。
紙コップの中で元気に動いていました。
「もうすぐ川に入れるから少し待っててね!」


自然科学部の部員が幼虫を配布していきます。
長い時間をかけて飼育し、成長を見守ってきた幼虫を、
今まさにエールを込めて送り出す瞬間です!


市長をはじめ、来賓の方から順にゆっくりと幼虫を川に放流します。
川に入って動き出すまで、なかなか目が離せません。

どうか無事に成虫になって、しっかりと子孫を残してほしいと思います。
そのためには、やはり私たち人間もホタルが生息するに適した環境づくりを
意識して保護活動に取り組んでいきたいと思います。


河合学区にある「生平(おいだいら)小学校」の児童も参加しています。
いずれ河合中学校に通う子たちですが、今のうちからこの身近で神秘的な
ホタルに想いを寄せ、ホタルやホタルの生息する周りの自然を
大切に感じる心を育んでいってもらえればと思います。


放流式の準備にあたられた河合中学校の生徒・先生方、
そして岡崎ゲンジボタル河合保存会の会員の皆様、
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

これらの活動が実を結び、いつまでもホタルが舞う自然を
岡崎の宝として見守っていきたいと思います。



撮影日  平成26年4月10日(木)
撮影場所 河合学区内の乙川(茅原沢町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:52鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年04月09日

まもなく始まる!「昔ながらの稲作体験プログラム」のご案内

平成26年度の「昔ながらの稲作体験プログラム」が、
いよいよ5月3日(土)の「田起し・カエルを探そう」を皮切りに始まります。

全9回のプログラムを通して、機械や農薬・化学肥料を使わない昔ながらの稲作を行い、
お米(もち米)ができるまでの過程を体験していただけます。

★以下に昨年度のプログラムの様子をご紹介いたします。


(平成25年5月5日(日))

「田起し・カエルを探そう」プログラムでは、備中鍬を使って田起しします。
重い備中鍬を親子で使って耕す微笑ましい様子が見られました。
田んぼを耕すと土の中からかわいいシュレーゲルアオガエルが出てきたり、
シュレーゲルアオガエルの白くてメレンゲのようにふわふわの卵が見つかったりしました!


(平成24年5月12日(土))

「泥んこ遊び・ドラム缶風呂」プログラムは、昨年は雨のため中止となりました。
例年では、水を張った田んぼを代かきの準備として泥んこ遊びをします。
親子そり競争や綱引き、玉入れを行い、楽しみながら田んぼに親しみます。

田んぼに素足で入ると気持ちいいぃー!
子どもだけでなく、お父さんもお母さんも童心に帰って、全身泥だらけになって楽しみます!


(平成25年5月12日(日))

「代かき・ドラム缶風呂」プログラムでは、
子どもは小さいトンボで、大人は大きいトンボで田んぼを平らにならします。


「泥んこ遊び」と「代かき」の2つのプログラムの後、
子どもたちは、管理棟の前の広場に用意されたドラム缶風呂に入ります。

ビオトープに生えているショウブを使った菖蒲湯につかって「いい湯だな!」


(平成25年5月18日(土))

田んぼに横一列になり、紐につけられた目印に合わせて、
もち米の苗を数本ずつていねいに植えていきます。


「田植え」と「稲刈り」の後、森で収穫したもち米を使って、餅つきをします。
昨年は、きな粉、あんこ、大根おろしの3種類の餅を味わいました。


(平成25年6月8日(土))

「草取り」のプログラムは、6月と7月に2回予定しています。
1回目の6月は、草はまだ小さいので、草取り機を使って取ります。

2回目は、草もずいぶん大きくなるので、手で取ります。


子どもたちは、草取りを1時間ほど頑張った後、生き物探しをします。
ヤゴやザリガニなどタモ網で生き物を捕まえるたびに子どもたちの歓声が田んぼに響きます。


(平成25年8月17日(土))

女性会の方々の指導で、参加者の持ち寄った古着を使ってのかかし作りです。
昨年は、オカザえもん始め7体のかかしができました!

「かかし」も大事なお米を守ってくれる頼もしいスタッフの一人です。


(平成25年10月5日(土))

黄金色に実った稲穂を鎌で刈り取ります。
刈り取った稲穂をしばるのは、稲わらで作ったすげ縄です。
すげ縄は、2回の「草取り」のプログラムの中でなったものです。
すげ縄でしばった稲穂は、はざにかけて乾燥させます。


(平成26年10月23日(水))

「昔ながらの稲作体験」最後のプログラムは「脱穀」です。
小さい子は千歯こきを使って脱穀をします。
小学生は職員といっしょに足踏み脱穀機を使って脱穀に挑戦です。

収穫できたもち米は、「(仮題)森の秋まつり」や
次の年の「田植え」や「稲刈り」の後、餅つきをします。

「昔ながらの稲作体験」プログラムに4回以上参加されたご家族には、
もけなく収穫した「もち米」を進呈させていただきます!

※イノシシの食害、台風などの自然災害で不作となった場合、
お米の配布ができなくなることがあります。


約半年にわたる「昔ながらの稲作体験」!ご理解いただけたでしょうか。
ぜひ、年間を通じて、また、気になったプログラムの一つでも結構ですのでご参加ください!
おかざき自然体験の森職員一同、皆さまのご参加を心よりお待ちしています。


投稿日  平成26年4月9日(水)
投稿者  おかざき自然体験の森 あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:58おかざき自然体験の森

2014年04月07日

ホタルの再生を願って!「ホタルサポーター活動」

平成26年4月6日(日)、ホタル学校で「ホタルサポーター」活動を実施しました。
この活動は、市内各地で減少したホタルの再生と保護を目指し、
ホタル育成者の養成を行うもので、毎月1回行っています。(昨年4月からスタート)


講師はホタル学校名誉校長の古田忠久先生。
今回はゲンジボタルの幼虫がエサとしている「カワニナ」
(川の貝という意味)について学習を含めました。

サポーターの皆さんは、それぞれがお住まいの地域に
ホタルを再生させることを目指しており、ホタルを含め豊かな自然を
次の世代へ残していきたいと熱心に参加しておられます。


古田先生の作成資料を基に、カワニナの生息状況から河川環境を判定していきます。
大小様々な大きさのカワニナが生息していることが良好な河川の指標であり、
逆にカワニナの数が少なく、大きさにも偏りがあると良好な河川とは言えません。

水質の悪化やカワニナのエサ不足で、繁殖能力が低下してしまうと、
当然ゲンジボタルの生息にも影響を及ぼします。


室内での座学のあと、学校裏手の水路で試験的に飼育しているカワニナを採取しました。
カワニナは野菜クズやメロンの皮などが大好きで、
水路に敷いた網にエサをまき、栄養を与えて繁殖させます。


ホタル学校内で観察用にゲンジボタルの幼虫を飼育しており、
そのためのエサとしてこの水路から採取したカワニナを与えたりします。
特に産まれたての幼虫はその体の大きさに合ったカワニナしか食べられないので、
小さなカワニナの採取には苦労するところです。

ゲンジボタルの人工飼育の場合の最大の課題はまさにそれで、
幼虫の体の大きさに合ったエサを確保し与え続けることで、
そのためのカワニナの飼育も大変です。

飼育容器の水はいつもきれいにしておかなければならず、
カワニナの稚貝も極小なので取り分け作業は大変です。


次は学校の横を流れる「鳥川(とりかわ)」のカワニナの生息調査をしました。
サポーターの方々と手分けして、複数個所のカワニナを捕獲してその大きさを調べます。
水路と同様、鳥川は栄養が豊富なため大小様々なカワニナがいました。


ゲンジボタルの生息にとって必要な要素は、幼虫が育つための河川環境、
サナギになる河川周辺の土手環境、成虫が飛翔する環境の三つが
バランス良く整えられていることだと教えてくださいました。

古田先生いわく、「現在の河川の多くは生き物にとって食糧不足で
病弱な河川が増えてしまっている。その回復のためには、ホタルはもちろんのこと
魚やサワガニ、水生昆虫などの生き物を増やすことが重要である」とのこと。

もちろん人間が川の水質を悪化させるようなものを流すことは論外ですが、
河川環境の生物多様性もしっかりと観察して、見ていく必要があると思います。


最後に、ゲンジボタルの上陸(川岸の土手)・土まゆの中のサナギ・
成虫への羽化を観察するための人工上陸装置作りについてお話がありました。

桜が散り始め、4月半ばから5月にかけてゲンジボタルの幼虫は
次々に川からはい出て、土手の土の中でまゆを作ってサナギになります。
(必ず雨の日の夜中に上陸します)

誰に教わるでもないこと神秘的な行動ですが、
ホタル学校ではこれらホタルの一生を観察できるよう
少しの数ですがホタルを飼育し、訪れる皆さんに見ていただいております。


あと2か月もすればホタルの飛翔が見られる季節がやってきますが、
成虫の姿だけでなく、ぜひホタル学校で卵・幼虫・サナギの姿などもご覧いただき、
私たちの身近で力の限り生きようとしている生き物たちに
想いを寄せていただければ!と思います。


ホタルサポーター活動では、毎回様々なテーマを設けて学習をし、
座学だけでなく、屋外での活動や周辺の河川環境整備、
ホタル保護活動の先進地視察ツアーなども行っていく予定ですので、
ぜひ多くの皆さんにご参加いただければと思います。


◆次回の活動◆----------------------------------------------------
平成26年5月10日(土) 9時30分~(お昼頃終了)



撮影日  平成26年4月6日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:31鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2014年04月03日

「つどい橋」の命名者が来園されました!


平成26年4月3日(木)、おかざき自然体験の森のクスノキ広場前の橋を
「つどい橋」と命名された、市内在住の阿知和千代さんが、
娘さんと3人のお孫さんを連れて来園されました。

「つどい橋」の看板の横でハイ、ピース!


記念撮影を終えて、管理棟でリョウブの板に絵を描きます。
お姉ちゃんは一人でマーカーペンを使って上手に描けました!


3歳のぼくたちは、おばあちゃんやお母さんといっしょに
上手に絵を描きました!

阿知和さん御一家は、ヤマザクラが見ごろを迎えた春爛漫の森を散策されて行かれました。

皆さんも、ぜひ春の華やかな森を散策しに来て下さいね!


撮影日  平成26年4月3日(木)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:44おかざき自然体験の森

2014年04月02日

春の話題!記念植樹・ヤマザクラ・鯉のぼり


平成26年4月1日(火)、満開の記念植樹「エドヒガン」を
市内の小学校に通学している水野君兄弟が、
春休みを利用しておばあちゃんといっしょに見に来られました!

平成18年3月におばあちゃんが記念植樹された木です。
「ぼくのサクラだよ!」と記念写真を撮らせてもらいました。

「記念植樹の時は、斜面が急で大変でした。
いっしょに記念植樹に参加された方に手伝ってもらって、
苦労して植えたことを思い出します。」と話してくださいました。


平成26年4月1日(火)の午後、
森の職員が炭焼き広場の谷に鯉のぼりをあげました。

記念植樹の「エドヒガン」を見に来た水野君兄弟は、
その作業の様子を興味深そうにずうっ~と見ていました。
そして、34匹の鯉が谷を泳ぐと「すごい!」と歓声をあげました。

春風を受けて、大小様々の鯉が炭焼き広場の谷を優雅に泳いでいます。


写真は、管理棟から南を見た景色です。
山の上の方にヤマザクラが咲き始めたのが見てとれます。


4月1日(火)現在、
工作棟の西の南向き斜面のヤマザクラは八分咲きくらいでしょうか。

これから「おかざき自然体験の森」の山々は、
ヤマザクラの淡い桃色、芽吹き始めた薄緑の木々、
常緑樹の濃い緑色、芽吹きを前にした茶色の木々など、
様々な色に彩られ、まるで大きなパッチワークのようです。

ぜひ、春爛漫の森を散策してみてください!



撮影日  平成26年4月1日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)にて
投稿者  あだち


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:05おかざき自然体験の森

2014年04月01日

春です!4月です!森の駅のイベントのお知らせです☆

皆さんこんにちは。
いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご愛読いただき、
誠にありがとうございます。

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皆様に一つお知らせがあります。
このブログは岡崎市環境部の「自然共生課」が担当して参りましたが、
市役所内の機構改革により自然共生課が平成26年3月末で廃止となり、
4月からは業務を「環境保全課」に移管して実施して参りますので、
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
(担当:環境保全課 自然体験班 TEL:0564-23-6671)
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さて、いよいよ4月!新しくスタートを切られた方も多いかと思います。
乙川沿いの桜も満開に近い状態で、春の景色を彩ってくれています。

長かった冬が終わりを告げ、動植物がいっせいに動き始める神秘的な季節でもある「春」。
ぜひ各森の駅のイベントや活動にご参加をいただき、
春の息吹を体全身で感じ取っていただければ!と思います。

以下に4月のイベントをご案内させていただきます。
ぜひ「森の駅」で自然を体感してみてください!


おおだの森「お花見会」
日時:平成26年4月5日(土)11時~13時 ※申込不要
内容:ヤマザクラを見ながら自由散策。頂上の茶屋で飲み物の振る舞いあり!


おおだの森「里山づくりボランティア活動」
日時:平成26年4月20日(日)9時~12時 ※申込不要・鬼沢八幡社集合
内容:植樹したサクラの手入れを行います。(雨天時は道具の手入れ)


日近(ひぢか)の里「鯉のぼりあげ」
日時:平成26年4月20日(日)~5月10日(土)
内容:毎年恒例の「鯉のぼり」を150匹をあげます。初日10時からは「日近太鼓」の演奏が行われます。


くらがり渓谷「自然観察会」
日時:平成26年4月13日(日) ※雨天中止(事前申込みは不要・観光案内所前集合)
内容:春を迎えた「くらがり渓谷」をじっくり散策し、草花を観察します。
※年間スケジュール表 ↓
http://www.morinoeki.jp/download/kuragari2014yotei.pdf


わんPark「草笛の達人教室」
日時:平成26年4月13日(日)10時30分~12時
内容:色んな草を使って笛作りにチャレンジ!きれいな音が出せるかな?


わんPark「ワラビを摘んで味わおう!」
日時:平成26年4月27日(日)10時30分~12時
内容:春の美味しい植物「ワラビ」を探して採取します。どんな味かな?


ホタル学校「ホタルサポーター活動」
日時:平成26年4月6日(日)10時~12時
内容:ゲンジボタルの幼虫のエサとなるカワニナの生態調査を行い、ホタルの生息環境などを学習していきます。


ホタル学校「春の水晶山トレッキング」
日時:平成26年4月20日(日)9時~12時30分 ※雨天中止
内容:標高467mの水晶山からは、三河湾・渥美半島が一望!天気が良ければ遠州灘も見えるかも。(距離8.3km)


ホタル学校「登山道の道しるべ看板づくり」
日時:平成26年4月26日(土)9時30分~14時
内容:鳥川ホタルの里の登山ルートに設置する道しるべ看板を製作します。(設置は後日)



◆定員・対象・服装・持ち物など、詳しくはイベント一覧表をご覧ください。
 (申込が必要なイベントは各施設までお電話にてお願いします)
http://www.morinoeki.jp/download/events_2604.pdf


皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
※お問い合わせは「森の総合駅」まで(電話0564-82-2511)


投稿日 平成26年4月1日(火)
投稿者 環境保全課 ヤマノウチ  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 23:48おおだの森