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2014年06月15日

ホタルはどうすれば上手く撮影できる?写真教室を開催!

平成26年6月8日(日)、ホタル学校で写真教室「ホタルを写そう」を開催しました。
講師は中日写真協会理事の萩原弘さん、幸田文化協会の清田正真さんです。

・第1回…6月8日(日)
・第2回…6月22日(日)


ホタル学校がオープンして以来、毎年開催している写真教室ですが、
ホタルの写真撮影は大変難しく、ホタルの生態も知っておく必要がありますので、
そのことも含めて写真教室を進めていきます。


昨年度の入賞作品を参考に見ながら、
風景写真として撮影する場合と、芸術的な写真を撮影する
2タイプの撮り方があると教えていただきました。

川の様子がしっかりわかるように、川幅や奥行きなどを考え、
明るいうちに撮影したいと思うポイントを決めておくことが大切とのこと。


今回は写真を始めたばかりの方や、
ホタル撮影は初めてという方も多く、
カメラの設定方法(※)について
その時の状況に応じた設定についてアドバイスをしていただきました。

(※)絞り、感度(ISO)、ホワイトバランス、シャッタースピード、撮影時間など


室内での講義の後は野外実習です。
写真撮影に絶好のポイントに場所を移し、各自カメラをセットします。
ホタルの飛翔はもちろんのこと、周囲の自然の様子や川の流れなどを見て
構図を決めていきます。これがなかなか難しい!


だんだん暗くなってきました。
暗くなるとカメラの設定の時に設定数値などが見えないので
少しだけ手元を照らす小型の懐中電灯があると便利です。
※ホタルに人工の光は向けないこと。

時間は夜8時を過ぎ、いよいよホタルが活発に飛び始めました。
第1回目の今日は基本的な撮影方法を学び、
とにかくシャッターを切っていきます。
どうしたらホタルが写るのか、どんな風にホタルが写るのかなど、
お互いに撮影した画像を見ながら話が盛り上がりました!
(今はデジカメが主流なので撮った画像がすぐに確認できて便利ですね)

先生いわく「難しいのは月明りに応じたISO感度の調整です」とのこと。
真っ暗な日はISOを1000~1200、
月明りが明るい時は200~400に下げて撮影するとのことで、
あとは経験値を積んで何度も通ってチャレンジすることが大切だと
教えていただきました。


↑ 画像をクリックするとPDFで開きます

ぜひ皆さんもホタルの撮影にチャレンジしていただければと思います。
また、ホタル学校では「ホタルのフォトコンテスト作品募集」も実施しています。
ぜひご応募ください。お待ちしています。


◆ホタルのフォトコンテスト作品募集要項(チラシ)はこちら
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/download/hotaru26_photocon.pdf

◆平成25年度のフォトコンテスト入賞作品はこちら
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e242971.html



撮影日  平成26年6月8日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:24鳥川ホタルの里(ホタル学校)