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2014年06月22日

ホタル学校で環境教室!「豊富小学校」4年生が来校しました!


平成26年6月18日(水)、ホタル学校に豊富小学校4年生が来校し、
環境教室を実施しました。

4年生のみんなは、学年そろってのホタル学校は初めてでしたが、
「ホタル学校に来たことある人は?」と聞くと半分以上の子が手を挙げてくれました。
4年生になって、学校でホタルのことについての学習をしているとのことで、
今日はさらにホタルや自然のことについて色んなことを知ってほしいと思います!


まずはワークシートを持ってホタル学校の展示物の中から
答えを探す活動をします。(グループワーク)

回る展示室は1階の「ホタルの里」、2階の「ホタル教室1」です。
建物は大きくありませんが、展示物はたくさんあるので、
シートに書かれた問題がどこに紹介してあるのか
グループで協力して探していきます。


みんな真剣な表情で取り組んでいます。
ただ答えを書き込むだけでなく、文章を最後まで読み、
理解するようにしましょう!

早く見つけることよりも、じっくり読んで覚えることが大切です。


教室に戻って答え合わせをし、詳しい解説を聞きます。
ホタルはとても小さな生き物ですが、その生態は不思議に満ちていて、
謎がいっぱいです。少しずつホタルのことを理解していきます。


4年生のみんなは、これまでの学校での取り組みで
「水のつながり」についても学んできたとのことで、
次のプログラムは「水のことば」を行いました。

各グループに大きな模造紙と「水のことば」シールが配られ、
つながりがあると思う言葉を線でつなげていきます。
例えば「ゲンジボタル」と「川」、「雲」と「雨」といった感じで、
たくさんある水の言葉を貼り付け、どんどん線でつないでいきます。


コツをつかむと、次から次に水の言葉シールが貼られ、
線でつながれていきます。
グループ内では「これとこれとがつながるよ!」
「こっちの言葉とそっちの言葉もつながるんじゃない?」
といった感じで白熱した議論が繰り広げられていきます。


今日はあまりじっくりと時間を掛けられませんが、
それでもグループごとにそれぞれ独特の水の言葉のつながりが完成しました。

ここからは各グループによるプレゼンテーションです。
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・どんな言葉を中心に考えていったか?
・今日初めて気づいた水のつながりとは?
・難しかったところは?
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など、順に発表してもらいました。


いくつかのグループは「川」を中心に水の言葉をつなげていきました。
さすがは小学校の近くに「学校川」のある豊富小学校!
川に対する意識の高さを実感しました。

とにかく短時間にも関わらず、
どのグループもたくさん水の言葉シールが貼られ、
たくさんの線が伸びていて驚きました!


発表も大切な学習の一つです。
自分の思い(意思)を自分の言葉で伝えることはとても大事な訓練です。
みんな始めは少し恥ずかしそうでしたが、クラスメートが真剣に聞いてくれるので
発表の熱も少しずつ増していきましたね!


最後は外に出て「川の生き物調べ」です。
外は少し雨が降っていましたが、みんなは川に入る準備は万端だったので
準備をして外の渡り廊下に集合し、川に移動しました。

給食に間に合うように学校に戻らなければいけないので、
十分に時間を掛けることは出来ませんでしたが、
それでもみんなは一生懸命川の生き物を探し、
捕まえた生き物を観察用のケースに入れていきました。


最後にどんな生き物を何匹捕まえたかを記録シートに書き込みました。
サワガニ、トンボのヤゴ、カワニナ、カワムツ、カワヨシノボリ、
トビケラの幼虫、カワゲラの幼虫など、少ない時間でしたが
色々な川の生き物を確認することができました。


ホタルを始め、「水」のつながりを考えながら
川の生き物調べも行い、色んな体験を通して
身近な自然のことを知ることができたと思います。

自然を守る・環境を良くするなど、こうした体験を通じて
自分なりの答え(目標)を見つけてもらえると嬉しいです!

またぜホタル学校に遊びに来てくださいね。待ってます☆



撮影日  平成26年6月18日(水)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:06鳥川ホタルの里(ホタル学校)