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2015年01月19日

素朴な美味しさ!「大豆の脱穀プログラム」を開催しました!


平成27年1月17日(土)、おかざき自然体験の森で
「森の畑倶楽部 大豆でe-co」主催の
「大豆の脱穀プログラム」を開催しました!


工作棟西の広場にブルーシートを敷き、
まずは大豆を大きな袋から取り出しました。
「大豆がいっぱい!」子どもたちから声が上がります。


そして、園児や幼児は、大豆の入った
豆のさやを手でほぐして、大豆を取り出します。


お母さんは「足踏み脱穀機」を上手に踏んで、大豆を枝から落とします。
「脱穀の様子を見たいよー!」と、抱っこして見せてもらいます。
お母さんパワーすごいです!


兄弟2人、仲良く並んで「足踏み脱穀機」を踏みます。
大豆の枝は、お母さんがドラムにあてて、大豆を落とします。


大豆を落とした殻は、子どもたちがリヤカーに運びます。
みんなお手伝いできてえらいね!


大豆の殻は、堆肥置き場に運んで堆肥にします。
おじさんに手伝ってもらい、堆肥置き場に大豆の殻を入れました。


「足踏み脱穀機」で落とした大豆には、殻や枝などが混じっています。
「唐箕」で大豆と殻などを選別します。お兄ちゃん2人は、
交代で「唐箕」のハンドルを回します。

このハンドルの回し加減がけっこう難しいです。
弱すぎると大豆と殻が混じってしまい、
強すぎると大豆まで遠くに飛ばしてしまいます。


「唐箕」の力加減が子どもでは、なかなか難しく、大人が中心で操作しました。
大豆の殻が噴き出すとお兄ちゃん、思わずゴミの吹き出し口をのぞいてしまいました。
ほこりまみれにならないでね!


「唐箕」で大豆の選別が終わると、
いよいよお楽しみの煎り大豆作りです。
炒めていくうちに香ばしい香りがしてきました。


子どもたちは煎り大豆ができるまで、丸い板にお絵かきタイムです。
「どんな絵を描いたのかな?」
「ぼく、妖怪ウォッチ!」
「わたしはお花!」


お絵かきに夢中になっていると、煎り大豆のでき上がりです。
味付けは全くなしの自然食品の煎り大豆。
でも、噛んでいるうちにじわ~と甘みが出てきます。
素朴な味ですが、自然の恵みを感じます。


煎り大豆を味わった後は、まとめの会です。
「煎り大豆、おいしかったですか?」
「は~い!」みんな手を挙げました。
そして、大豆の脱穀で使った「足踏み脱穀機」と
「唐箕」のおさらいをしました。


写真左「愛知植物の会」の講師「河江」さん

解散しようとした時、「愛知植物の会」の講師の方が、
ちょうどプログラムを終えて工作棟に立ち寄られました。

そして、サプライズ!マテバシイで作ったどんぐりクッキーと
どんぐり笛をプレゼントしてくださいました。

縄文人も食べてたというどんぐりクッキーを
さっそくほおばってみます。
本当に素朴な味で縄文人になった気分です。


お母さん方も童心に帰ってドングリ笛をピーと吹いてみます!
工作棟内にドングリ笛の「ピー!」と音が響き渡りました。

ビオトープに氷がはっていたら「氷遊び」も予定していました。
しかし、寒さも一段落で氷遊びは中止となりましたが、
親子で大豆の脱穀に汗を流した有意義な半日でした。
参加者の皆さん、講師の皆さん、お疲れ様でした!


「森の畑倶楽部 大豆でe-co」では、今日採れた大豆を使って
平成27年2月21日(土)午前9時30分より、
管理棟で「森の味噌づくり」を行います。

受付は、1月22日(木)午前9時より電話(0564)45‐5544で行います。
講師・職員一同、皆さまのご参加を心よりお待ちしています。


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撮影日  平成27年1月17日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:04おかざき自然体験の森