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2015年02月11日

ホタルの「ガラス工芸品」制作の舞台裏をご紹介!

皆さんは「岡崎ガラス工房・葵」をご存知ですか?
※岡崎リサイクルプラザ内(旧中央クリーンセンター)にあります。

◆市のホームページ http://www.city.okazaki.aichi.jp/300/306/p006478.html
◆フェイスブック https://www.facebook.com/glassstudioaoi


ご家庭から出される廃ビン(ガラス)をリサイクルして様々な
ガラス工芸品を制作し、ホタル学校をはじめ市内各地で販売をしています。

実際に作品(商品)をお手に取ってご覧になられた方、
ご購入いただいた方もお見えかと思いますが、
今回は、来年度「ホタル学校」で販売を予定している作品の
制作の舞台裏をご紹介させていただきます!


試作品その1

ガラス工房・葵には三名の女性スタッフが在籍しており、
それぞれが作品のアイデアを出し合い、相談を重ねながら
デザイン画を描いたり、試作をしながら徐々に作品を決めていきます。


試作品その2

グラスや花瓶のほか、箸置きやペーパーウェイト、可愛い置物など
女性ならではの可愛くて優しい、繊細なタッチの作品ばかりです。


制作風景その1

こちらは工房での制作風景です。(このブログでは初紹介☆)
可愛らしい作品からはちょっと想像しにくいかもしれませんが、
特殊な炉や機材に囲まれた、熱気あふれる制作現場の様子です。
約1,300度で溶かした熱々(アツアツ)のガラスを巻き取り、

制作風景その2
色ガラスの粉を付けたり、小さなバーナーで
ホタルの模様を付けたりして作品を作っていきます。
※写真はホタルのグラス作り(まだ試作段階です)


焼き直し

冬場はまだいいですが、夏場の工房は当然エアコンもなく、
炉の熱もすさまじく、日々熱気との闘いです。(相当な暑さ+熱さ!)


グラス模様付け

作品はもちろん一つずつ全て手作りです。
グラスの形を整え、小さなホタルの模様を付けていきます。
とても繊細な作業です。


ガラス色付け

廃ビン(ガラス)は透明のものを使用するため、
作品に色付けする場合は写真のように色んな色の粉を付け、
組み合わせながら色彩豊かな作品に仕上げていきます。


きのこの成形

来年度販売用に企画された「きのこのカードスタンド」を制作しています。


きのこのドット付け(頭の部分の模様)


きのこの土台作り

繊細な力加減と技術が必要で、イメージ通りの形を作っていきます。


きのこ切れ込み

カードや絵葉書、写真などを立てるための切れ込みを入れます。
角度や深さなどを計算しながら切れ込みを入れていきます。


完成作品その1

きのこのカードスタンドの完成品です。
徐冷炉(ガラスをゆっくり冷ます炉)から出てきた作品を並べて、
納品の準備をしていきます。


完成作品その2

こちらは「ホタルの一輪挿し」です。新たに取っ手が付きました。
小さなホタルが光ながら川辺を舞う様子が再現されています!
これらの作品をお手に取っていただき、ホタルの感動を
ぜひご家庭にお持ち帰りいただけると嬉しいです☆


どれも三人のスタッフが心を込めて作ったガラス工芸品です!
毎年新作が登場しますのでお楽しみに☆
(販売時期は、また当ブログにてお知らせいたします)


すでにホタル学校で販売しています作品につきましては
下記ブログをご覧いただき、ぜひホタル学校でお買い求めください。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e272129.html



☆ガラス工房葵からイベントのお知らせを一つ! ↓

色のガラス板を重ねて溶かし、オーナメントや アクセサリー、
表札などが作れる「フュージング教室」が開催されます。
興味のある方、これからガラス作品作りに挑戦してみたい方など
ぜひご参加ください。詳細は以下のとおりです。

※作品は当日お持ち帰りが出来ませんので
あらかじめご了承ください。(約1か月後が目安)


◆開催日 平成27年3月1日(日)
◆時 間 午前の部9:30~12:00、午後の部13:00~16:00
◆定 員 午前・午後ともに各20名(抽選)
◆対 象 中学生以上
◆参加費 一人1,000円
◆申 込 往復ハガキに住所、氏名、電話番号、年齢、午前・午後
     の区別を明記の上、リサイクルプラザ宛に郵送 して下さい。(一家族一枚)
◆期 限 2月13日(金)必着
◆申込先 岡崎市リザイクルプラザ内「岡崎ガラス工房・葵」
     〒444-0002 岡崎市高隆寺町字阿世保5番地

詳しいお問い合せは電話0564-22-1153
までお願いします。



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撮影日  平成27年2月11日(祝)
撮影場所 岡崎ガラス工房・葵(高隆寺町)
撮影者  岡崎ガラス工房・葵スタッフ
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:12鳥川ホタルの里(ホタル学校)