› 水とみどりの森の駅ブログ › 2015年05月18日

2015年05月18日

収穫を夢見て!昔ながらの稲作体験「田植え」&「餅つき」


平成27年5月17日(日)、おかざき自然体験の森の田んぼで
昔ながらの稲作体験「田植え」と「餅つき」を実施しました!


昨日(5/16)はあいにくの雨で一日順延となってしまいました。
そのため、参加できなくなってしまったご家族もありました。
残念ですが天気には勝てません…。
これに懲りずにぜひ来年参加してくださいね!

今日はうって変わって「五月晴れ」!さわやかな薫風の中、
30名を超える方が田植えに参加してくれました。
本当にありがとうございます!


毎年、田植えを始めとした「昔ながらの稲作体験」を
農業経験豊富な女性会の方々にご協力をいただいております。
いつもありがとうございます!(感謝感謝!)


まず、畔に並んで苗を分けてもらいます。
もち米の苗で「10日苗」を植えます。「少し小さ目の苗ですので、
いつもは3~4本ずつ植えますが、今回は4~5本と多めに
植えましょう」と森の職員から説明がありました。


いよいよ田植えの開始です。
最初はおっかなびっくり!腰が引けてしまいます。


でもいざ田んぼに入ると冷たくて気持ちいい!

手での田植えは、後ろに下がって植えることが一般的ですが、
子どもたちが下がって植えると転んでしまうことがあったり、
足跡のないところの方が植えやすいという理由で、
体験の森では、前に進んで植えていきます。


赤ちゃんを抱っこしているお母さんは、日傘をさしてカメラ撮影
しながら応援です。子どもたち、お父さんの奮闘ぶりをカメラに収めます!


皆さん少しずつ慣れてきて田植えがどんどん進みます。
苗の束は前に放り投げておきます。持っていた苗が不足してきたら、
目の前にある苗を使っていくためです。


いよいよ田植えも終盤で、向こう側の畦に着きそうです!

赤ちゃんをおぶったお母さんたちは、苗の補充をしてくださいました。
これぞ連携作業ですね。でも畦ですべって転ばないでくださいね!


田植えを始めて1時間ほど、大きな田んぼ一面に稲苗が植わりました。
皆さんとっても上手に植えられました!


履物を持って集合場所に戻ります。
一汗も二汗もかきました!のどはカラカラ、お腹も空いてきます。


軽トラックの荷台のタンクの水で泥を落とします。
お父さん、脚の裏が泥んこまみれ!でもよく働いた証拠ですね。
家族で仲睦まじく、汚れを落とし合います!


田植え真っ最中の頃、管理棟ではお餅の振る舞いの準備が着々と進みます。

かまどの火は地元の角本(かくもと)さんがお世話をしてくださいました。
燃料の竹は森の間伐材です。竹は火力がとても強いのですが、火持ちがしません。
火の番は実はとても大変な仕事です。角本さん、火の番をありがとうございます!


餅つきのとっても強力な助っ人は三浦さんご夫妻です。
夫婦ならではの息のピッタリあった杵と手返し、いつも惚れ惚れします!


餅の振る舞いは、角本さんの奥さん(左)と前川さんです。
いつも、餅つきのお手伝いをして頂いております。本当にいつも感謝です☆


餅つきの最後の〆は、子どもたちが重い杵を振り下ろす餅つき体験です。
「よいしょ!よいしょ!」と力強い掛け声が掛かり、
普段体験できない餅つきにみんな田植えの疲れを忘れて一生懸命です。


いよいよ待ちに待ったお餅の振る舞いです!思わず笑顔がこぼれます。

今日のお餅は、あんこ、きなこ、大根おろし、ヨモギ餅、
さらに、「酢じょうゆ」と、とってもバラエティ豊か!

「酢じょうゆ」はこの地方ではあまり馴染みがありませんが、
東北地方では一般的に食べられているそうです。
森の職員の及川さんが紹介してくれました!

「酢じょうゆ」は、大人に大好評!ネギがピリッと利いて、
「ビールのあてに最高!」という声がどこからともなく聞こえてきます。
(どなたの声かな?)


餅の振る舞いに長~い列ができました!もうみんなお腹ペコペコです。


管理棟前のベンチやクスノキ広場で、おいしそうに餅を頬張る姿が見られました!


「田植え」プログラムに参加されたお子さん、保護者の皆様、
暑い中本当にお疲れ様でした!

田植えをお手伝いいただいた女性会の皆さま、
また、餅つきをお手伝いいただいた角本ご夫妻、
三浦ご夫妻、前川さん、本当にいつもありがとうございました。


これからも続く「昔ながらの稲作体験プログラム」ですが、
お米作りを通して農業の大切さや食べ物の大切さなどを
体全体で実感していただける機会となれば幸いです!


※お店に行けば何でも簡単に買える時代だからこそ、こうした機会は
記憶に残る貴重な体験になるのではないかと感じています。


次回は6月6日(土)「田の手入れ&ヤゴを探そう」です。
引き続きたくさんの方のご参加を、森の職員一同心よりお待ちしています。


6月の「プログラム」の申し込みは、5月22日(金)午前9時から
おかざき自然体験の森 ℡(0564)45-5544までお電話ください。



------------------------------------------------------
撮影日  平成27年5月17日(日)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 13:50おかざき自然体験の森