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2015年12月30日

これで新年を迎える準備は万端☆「ミニ門松作り」


平成27年12月20日(日)、樫山町にある森の総合駅で
毎年恒例の「ミニ門松づくり」イベントを開催しました!


講師は、額田地域で里山や竹林の整備をしながら
そこで出た材を使って「炭焼き」活動を続けておられる
「額田炭焼の会」の皆さんです。
玄関先などにちょっとお正月の装いを!
という方に大人気のイベントで、今回も満員御礼です。


まずは土台用に太い「竹」を切っていきます。
竹は切りやすく、女性の方や子どもでも
それほど力を加えなくても切ることができます。


小学生の女の子も竹切りにチャレンジです!がんばって☆


太い竹の台に入れる細い竹(三本)を切ります。
意外に竹を“斜め”に切っていくのが難しく、
皆さんけっこう苦戦していました。


三本の竹を黒紐でしっかりと固定します。


皆さんの表情は真剣そのもの!
家族や夫婦で協力してミニ門松を作っていきます。


竹の周りを笹や松の葉、南天や千両などで飾り付けしていきます。
適当にやっては見栄えはよくないので、全体のバランスを考えながら
一つずつ飾り付けをしていきます。

には「節」があり、まっすぐに伸びることから、まっすぐに幸せな
人生の節目を迎えることができるようにという願いが込められています。
は生命力が強く、常緑の葉が長寿や健康を象徴する
代表的な縁起の良い植物です。

千両は、赤い実をたくさん付けることから「子孫繁栄」の象徴として、
また、南天は「難を転じる」、成天(なるてん)の意味になぞらえる
縁起の良い植物です。

ミニ門松にはありませんが、大きな門松には葉牡丹を飾ったりします。
葉牡丹は、幾重にも重なる葉が「吉事が重なる」とされ、
これまた縁起の良い植物とされています。


完成しました☆
皆さん思い思いの素敵なミニ門松が出上がりました。


よく目にする「門松」には、縁起を大事にし、
身近な自然の中にそれらを見い出す日本人の素晴らしい「心」(感性)が
宿っていると言えます。ぜひ、その意味を少しかみしめながら
新しい年を迎えたいものですね!


参加者の皆さん、講師の皆さん、たいへんお疲れ様でした!
完成した門松をご自宅に飾って、ぜひ良い年をお迎えください。


(水をあげるのを忘れないでくださいね!)

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撮影日  平成27年12月20日(日)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  森の総合駅スタッフ


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HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:00森の総合駅