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2016年01月31日

ホタル再生の鍵は生ごみ!? ホタルサポーター活動を実施


平成28年1月24日(日)に岡崎市ホタル学校で
ホタルサポーター活動を実施しました。
今回のテーマは「カワニナの飼料作り」です。


講師はホタル学校名誉校長・全国ホタル研究会顧問の古田忠久先生です。
今回も貴重な研究資料をご準備くださいました。


ゲンジボタルを増やしていくためには、ホタルの幼虫の餌となるカワニナ
十分いることが重要です。昔は野菜を川で洗うことが多く、家庭から流れ出る
食べ残しもカワニナのエサになっていました。

その後下水道や浄化槽が普及したことで川への生活排水の影響は減りましたが、
一方では逆にカワニナにとって栄養不足の状態になってしまいました。


左:かつお節の生ごみ 右:EMぼかし

古田先生は長年どういったエサを与えれば安価に効率よくカワニナを増やすことが
できるか研究し、家庭や飲食店から出る生ごみをEM菌で発酵させて与える
手法を考案しました。納豆やヨーグルトのように、発酵させることで
栄養を吸収しやすくするということです。


他にもクズの葉やメロンの皮なども好んで食べます。普通なら捨ててしまう
ゴミがホタル再生に役立つというのは目からウロコです!


この日は樫山町で新たにホタル再生に取り組もうというグループの方も見えていて、
盛んな意見交換が行われました。間もなく新東名の岡崎東インターが開通します。
この地域一帯がホタルの舞う自然豊かな名所として多くの方が訪れる場所に
なっていくことを期待します!


(ゲンジボタル保護活動80年の番組鑑賞/刈谷市のケーブルテレビ「キャッチ」制作)


古田先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

次回のホタルサポーター活動は「2月28日(日)」
テーマは「ゲンジボタルの幼虫の人工飼育 の方法と飼育容器の改良につい て考える」です。

ホタルに興味のある方、身近な地域でホタルを増やしたいという方など
どんなでもご参加いただけます。皆様のお越しをお待ちしております。


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撮影日  平成28年1月24日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 06:40鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月29日

これからの生物保護を考える「河合ホタルサミット」開催


昨年8月の生徒市議会で河合中学校が提案した事業が実現に至り、
平成28年1月25日(月)に「河合ホタルサミット」が開催されました。

※会場は河合中学校の体育館


(進行役の河合中学校生徒会役員)

河合学区でホタル保護育成活動が始まって来年度で50周年を迎えるにあたり、
市内でホタル保護活動や里山保全、愛鳥活動を行う小学校や各ホタル保存会、
行政関係者が一堂に会し、これまでの取り組みを発表し合い、これからの河川環境や
生物の保全方法について熱い議論が交わされました。

☆参加校は河合中学校、生平小学校、秦梨小学校、美合小学校の4校


(ホタルサミットの会場の様子)


※ホタルの保護活動に励む美合(みあい)小学校
学校HP:http://www.oklab.ed.jp/weblog/miai/

各校ともに特色のある活動として雑木林の整備や野鳥のすめる森づくり、
ホタルの幼虫のエサとなるカワニナを増やしたり、川の清掃、啓発看板の設置、
ホタルの幼虫の放流など様々な活動が展開され、子どもたちが試行錯誤しながら
奮闘している様子が紹介されました。


※里山再生活動に励む秦梨(はだなし)小学校
学校HP:http://www.oklab.ed.jp/weblog/hatanasi/


※愛鳥活動や里山学習に励む生平(おいだいら)小学校
学校HP:http://www.oklab.ed.jp/weblog/oidaira/


※ホタルの保護活動や幼虫の人工飼育に励む河合中学校
学校HP:http://www.oklab.ed.jp/weblog/kawai/



後半は生徒・児童同士が「一番目標にしていることは?」、「どうやって情報発信を
している?」、「活動の成果として生き物に変化はあったか?」など、学年・学校の垣根を
超えて活発な意見交換が交わされ、子どもたちの環境に対する意識の高さを知りました。


(出された意見がまとめられていく/ホタルだけでなく自然のバランスが大切!)


意見交換会の後には「身近な自然環境についてもっと知る」、「ネットワークを
広げること」、「自ら行動すること」の3つの提言
が発表され、会場には大きな
拍手が鳴り響きました。


最後にホタル学校名誉校長であり生田(しょうだ)蛍保存会会長の古田忠久氏
「このホタルサミットをこれからもぜひ続けてもらいたい。若い人が活動して人に伝えて
いくことが大切です。生き物に対する人の思い上がりを反省し、できるだけ昔の自然環境
に戻して子どもたちに引き継ぎたい。いつか人工飼育をやめてホタルが自然に増えて
生きられる環境をみんなでつくりましょう。」
と話されました。


このサミットで紹介された活動はどれも大切なものであり、古田氏が語られた言葉や
3つの提言を活動の礎とし、これからもお互いに連携しながらホタルをはじめとする
身近な自然環境を守っていきたいと願うばかりです。


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撮影日  平成28年1月25日(月)
撮影場所 岡崎市立河合中学校(茅原沢町)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:15鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月27日

きこりの会の里山保全活動奮闘記「紅葉の森」編


平成28年1月24日(日)、おかざき自然体験の森の「紅葉の森」
市民活動団体「きこりの会」の方々が、定例活動の一環として
ヒノキの除伐を行いました!


何より安全第一!チェーンソーを使うときは必ずチェーンソーパンツ
身に付けます。チェーンソーの鋭い歯から体を守ってくれる優れものです。


切れない刃物ほど危険です。チェーンソーの刃を専用のヤスリで
目立てをします。簡単そうに目立てをしているようですが、
ヤスリの角度を一定にして刃を研ぐのはかなり技能がいります。


防音ヘルメットも必ず身に付けます。
チェーンソーの騒音により難聴になるのを防いでくれます。


装備は万全!伐採の段取りに入ります。
まずは慎重に倒す木の様子を観察します。


伐採木にベルトを掛け、ロープワークの準備を進めます。


滑車と牽引器を使って倒したい方向に木をコントロールします。


伐倒前には、必ず以下の指差し安全確認をします。
「上方よし」 枝がらみやつるは巻きついていません。
「前方よし」 伐倒方向に人はいません。
「足元よし」 自分の足場の安全をもう一度確認します。
「退避方向よし」 退避経路・退避場所を再度確認します。
いよいよ伐倒方向に「受け口」を切ります。


再度、周囲の安全確認をして「追い口」を切ります。
「ピーーー!」
鋭く甲高い笛の合図で安全確認をします。クサビ(矢)を打つとメリメリ
ズシーンッ!十数メートルあるヒノキの大木がきしみ音を立てて
山側に倒れました!お見事です☆


倒れたヒノキの枝を落とします。


必要な長さに合わせて「玉切り」をします。
午前・午後の作業でヒノキの大木3本を除伐しました。
ここで除伐したヒノキの材は、ツツジの里(旧熊野神社西)に続く
散策路の「御御所(おごそ)橋」の架け替え用に利用します。
除伐した樹木の有効活用はきこりの誇りでもあります。

※「御御所橋」の架け替えは2月の定例活動で行う予定です。


紅葉の森では、ヒノキの除伐と並行して「ハチク」(破竹)の除伐を行いました。
ハチクの伐倒の安全な手順はヒノキなどの樹木と全く同じです。


この竹林のハチクは、今までなかなか手入れができずに、密植状態で10年を
超える老いた個体も多くあり、竹材として利用価値が著しく失われていました。


適当な長さに切り取って見栄えよく置き、自然に返します。
山で出たものは山に返すのもきこりのわきまえです。


(紅葉の森/平成26年11月25日撮影)

午前10時から午後3時まで、昼の休憩をはさんで急な斜面での困難な作業を
厭わないきこりの会の方々の努力に頭が下がります。

本当にありがとうございました。

紅葉の森と名付けられたように、秋にはすばらしい紅葉を見に訪れる人々に
感動を与えてくださいます。上の写真は2年前の美しい紅葉の様子ですが、
今年は、きっとさらに美しい紅葉を見せてくれるものと大いに期待しています。


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撮影日  平成28年1月24日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:30おかざき自然体験の森

2016年01月25日

ホタルを育む森の秘密とは?豊富小学校で出前講座を実施


平成28年1月21日(木)、豊富小学校4年生を対象に
森と水環境の関係について学ぶ出前講座を実施しました!(会場:豊富小学校理科室)


※6月の環境教室の様子(鳥川の生き物調べ)

4年生は昨年6月に岡崎市ホタル学校の環境教室に参加しており、
ホタルの生態や川の生き物調べを実施しています。また、これまでに学区を
流れる「寺前川」の環境や水の循環についても学びを深めており、水源の森の
ことをもっと学びたい!ということで今回の講座を企画しました。


まずはみんなが森のことをどれくらい知っているか、5問の森林クイズに
挑戦してもらいました。果たして全問正解できるかな?

◆クイズ内容◆

1、環境を守るためには、できるだけ日本の木は切らないほうがよい?
2、日本の森は昔に比べると増えてきている?
3、1本の木を山に植えてから木材として使えるようになるには、
  少なくともどれくらい時間がかかるでしょうか?
4、日本の森の面積は、日本全体の面積に対してどれくらいの割合でしょうか?
5、木は植えれば自然に伸びていくので、人が世話をする必要はない?


結構難しいクイズですが、数名全問正解の子がいました。すごいですね!
でも多くの子は勘違いをしていたようです。森は身近にあるのに実は
知らないことだらけ。クイズの解説を聞きながら、森のことを
もっと知っていきましょう!


少ないと思われがちな日本の森。実は国土の約7割が森林におおわれた
森林大国です。戦後行われた植林のためどんどん増えてきており、
多くの人工林はちょうど“収穫期”を迎えています。


ところが木材の輸入自由化や木材に変わる金属や石油製品の登場で日本の木は
どんどん使われなくなってしまいました。

※グラフの赤い棒が国産材青い棒が輸入材の使用量です。


本当は苗を植えて木が大きくなってきたら間伐をしてあげないといけないのに、
放置されてしまった人工林は満員電車のように狭い面積にひしめき合っている
状態です。すると森の中は真っ暗、草も生えず土がむき出しになってしまいます。


元気な森の土はスポンジのように水を浸み込みますが、荒れた森では保水力が落ち、
土も流れやすくなります。最近増えている洪水や土砂災害の原因として森林の
荒廃が指摘されています。だから間伐を進めていくことが大切なんですね。


豊かな森はホタルにとっても大切です。川に安定して綺麗な水を流してくれる
だけでなく、森に浸み込んだ水は栄養を多く含み、ゲンジボタルのエサである
カワニナの成長を促すからです。


次の時間は「やせた土」と「森の土」でどれくらい水のしみこみ方が違うのか
比較実験をしました。左がやせた土、右が森の土(腐葉土)です。

これをそれぞれペットボトルを半分に切って作った実験容器に入れます。
やせた土は運動場の砂のようですが、森の土のほうはフカフカしていて、
葉っぱや繊維がたくさん混じっています。


この土に同じだけの水を入れます。ペットボトルの蓋部分には小さい穴が開いていて、
じょうごのようにそこから浸み込んだ水が流れ出てきます。
さぁ、どんな違いがあるでしょうか?


森の土(右)はすぐに水が浸み込んで下から出てきましたが、やせた土(左)は
なかなか水が出てきません。やはり森の土の方がよく水は浸み込むということです☆


今日の授業を通して「森を守っていくこと」はホタルだけでなく私たち人間に
とっても大切なことなんだ
ということに気づけたのではないかと思います。

森づくりは何十年という長い時間が必要です。どうすれば足元にある森林を
守っていくことができるのか、ぜひ一緒に考えて行動していきましょう!

※担任の金澤先生、今回は良い機会をいただきありがとうございました。


なお、2月6日(土)には実際に岡崎の水源の森を間伐する
「リバーヘッド大作戦」イベントを開催します。
こちらもぜひ参加してくださいね!


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撮影日  平成28年1月21日(木)
撮影場所 豊富小学校(樫山町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:18鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月21日

冬は野鳥観察に絶好の季節!森の探鳥会開催のお知らせ

皆さんこんにちは☆

平成28年1月23日(土)に「おかざき自然体験の森」で開催予定の
探鳥会イベントについてお知らせします。


(上の写真は岡崎野鳥の会より提供)

体験の森では、市民活動団体「岡崎野鳥の会」主催により毎月第4土曜日
定例の探鳥会(バードウォッチング)を開催しております。

森を散策しながら、季節によって様々な種類の野鳥を観察しながら自然に親しむことが
できるイベントですので、興味を持たれた方はぜひご参加してください。


イベント概要
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◆日時 平成28年1月23日(土) 9時~11時ごろ
◆会場 おかざき自然体験の森(八ツ木町字池ノ上10番地)
◆集合 駐車場にお集まりください。
◆電話 0564‐45‐5544
◆対象 どなたでも
◆定員 30人
◆費用 100円
◆HP http://www.sizentaiken.jp/index.html

※事前のお申し込みは不要です。駐車場に直接お集まりください。


以下、体験の森で観られる野鳥の一例をご紹介します。
※解説文は(財)日本野鳥の会発行の「新 山野の鳥」から引用しました。
※写真は体験の森元職員の三浦重光氏が撮影したものです。

◆キビタキ
黄色い胸と腰(雄)が特徴的で、山地の林に飛来。
ヒッ、ヒッ、時にクリリッと鳴く。


◆ミソサザイ
主に九州以北の山地の谷川沿いの林で繁殖。地上近くを好み、倒木の下にもぐって虫を
採食する。冬は低地のやぶでも見られる。ウグイスより乾いた感じのツェッ、ツェッという声。


◆ルリビタキ
四国以北の高山の林で繁殖し、秋冬は暖地や低地でも見られる。暗い林の下部を好む。
ジョウビタキに似た声でヒッ、ヒッ、時にグッグッと鳴く。


◆ノスリ
山地の林で繁殖する。秋冬は暖地や低地にも移動し、草地や農耕地、水辺などの
開けた環境で見る。トビより短い丸尾。飛翔時、翼の下面と腹の下部に黒っぽく
見える部分がある。停飛をし、急降下をしてネズミなどを捕る。
主に繁殖期にピーエーなどと鳴く。



あいちエコアクション広報部の
地元アイドルグループ「OS☆U」



今回のイベントは、愛知県が実施する「AEL(あえる)ネット環境学習スタンプラリー」の
対象イベントの一つです。そして、愛知県から「あいちエコアクション広報部」に任命され、
名古屋市の大須を拠点に活動している地元アイドル「OS☆U」のメンバーの
「斉藤めぐ」
さん、愛知万博の公式マスコットキャラクターである
モリゾー・キッコロがイベントを応援するために駆けつけてくれます☆


イベントへの多くの方のご参加をお待ちしております☆


今年度のAELネット環境学習スタンプラリーは2月29日(月)まで行っております。
スタンプ帳をまだお持ちでない方も、ぜひスタンプ集めにチャレンジしてみてください。
※ なお、おかざき自然体験の森は「月曜日」定休です。

詳しくは以下の専用サイトをご覧ください。
http://aichi-eco.com/ael_stamprally/index (エコリンクあいち)


★AELネット(Aichi Environmental Lerning Networkの略)は、愛知県内の
環境学習施設のネットワーク化を図り、地域における環境学習を推進することを目的として
平成20年3月に発足しました。県内施設の情報を中心に環境学習に役立つ情報を提供します。
(AELネットホームページより引用)


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投稿日  平成28年1月21日(木)
投稿者  環境保全課


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:47おかざき自然体験の森

2016年01月20日

「水」って何だろう?「たしかめよう!ホタルと水の秘密」イベントを開催!


平成28年1月17日(日)、ホタル学校で環境学習イベント
「たしかめよう!ホタルと水の秘密」を開催しました。

※写真は「水のオリンピック」の様子


このイベントは、ホタルを育む「水環境」への理解を深め、
私たちの一番身近な自然とも言える「水」の持つ不思議な性質や作用を
様々な体験プログラムを通して楽しく学ぶものです。

講師はお馴染み「自然・環境学習実践隊」の皆さんです!


鳥川に生息する「ゲンジボタル」にとって“水”は欠かせないもの。
まずはそのホタルについてみんながどれくらい知っているかホタルクイズに挑戦です。

ただクイズの用紙に「〇×」を書くだけでなく、ホタル学校の展示物を
見て回りながら答えを探していきます。みんな真剣です!


教室に戻って答え合わせをしながら解説を聞きます。

・日本にいるホタルは全部光る?
・ゲンジボタルの幼虫は貝なら何でも食べる?
・ゲンジボタルは卵から成虫になるまで光る?


などなど、知っているようで知らないことが多く、クイズを通して
ホタルの秘密を探りました。全問正解の子もいましたね!凄い☆


クイズのあとはゲンジボタルの生息環境と私たちの暮らしについて考える
記録シートが配布されました。川・湧き水・草や木・山の4つの項目に対して
ゲンジボタル・人間の暮らし・自然の生き物がどのように関係しているのかを
同じく展示物を見ながら書き込んでいきます。

・川にはゲンジボタルの幼虫が生息している。
・湧き水を田んぼに引き込んで農業用に使っている。
・草は肥料に、木は木材や炭にして使っている。
・山には色んな生き物が生息している。


などなど、それぞれの関係性を調べながら気付いたこと、わかったことを
シートに書き込んでいきました。お父さん・お母さんも真剣な眼差しです☆


記録シートを参考に、今度はアクティビティ「水の言葉」を体験します。

自然の中で水に依存しているもの、自分の生活に関するものなど、
水がどこに、どのように存在しているのかを意識しながら
水の言葉をたくさん書き出し、親子で協力しながら進めていきます。


大きな模造紙に水の言葉シールを貼って、つながりがあるものを線で結びます。
白紙のシールには自分が見つけた水の言葉を書きこんで貼ります。


「雲から山に雨が降って、山から湧水が出てくるよね」
「家で水を使うのは台所、トイレ、お風呂、洗面所、それに色んな料理にも水を使うね」

子どもたちも積極的に発言して、水の言葉がどんどんつながっていきます!


どんな水のつながりができたか、いくつかのグループに発表してもらいました。
どのグループもたくさんの水の言葉がつながっていることが見て取れます。

「川」を中心につながりが考えられているグループが多く、自然も人の生活も
その全てが実はつながっている!ということがわかりやすいまとめられています

普段はなかなか“水”のつながりを意識することは少ないと思いますが、
こうして考えることで自然も人(生活や社会活動など)も水によって
つながっていて、どちらも大切にしなければいけないことに気付きました!


次の体験は実際に鳥川の水を使った「水のオリンピック」に挑戦です。

水の持つ不思議な性質「凝集」「凝着」について学びます。
といっても難しいことではなく、2つの体験を競技に見立てて行います。

最初はコップ一杯の水の中におはじきを何個入れられるかを競い合います。
水が溢れたらそこでおしまいです。

10個も入るとコップの水は膨れ上がり、今にも溢れそうですが
一番のチームはなんと20個も入れることができました☆

水の様子を横から眺めて見ると、コップの縁から盛り上がるように
膨らんでいました。これを「表面張力」と言います。

表面張力は、液体内部では分子間の力が方向に影響されずに働いていますが、
表面ではその力が余って液体の表面積を縮小させようとする力が現れる
水の持つ不思議な性質です。


次の競技はコップいっぱいに入った水の上に「クリップ」を浮かせます。
スタートの合図から1分間後に何個浮いているかを競います。
どのクリップを使うか選び、合図とともにスタートです!
時間が限られているので、急ぎながらも慎重に浮かべていきます。

一番のチームはなんと14個も浮かべることができました☆

興奮が冷めやまないところで講師が何か透明な液体が入った
スポイトを取り出しました。その液体をクリップが浮いているコップに
ほんの少し落としていくと、何と今まで浮いていたクリップが
みるみるうちに沈んでいきました・・・。

不思議な液体の正体は食器用洗剤をすごく薄めたもので、
ほんの少しコップに入れただけでも水の持つ作用「表面張力」を
壊してしまうのです。(界面活性剤の影響)

水は透明のままできれいに見えますが、洗剤で汚れてしまい、
もうクリップが浮くことはありません。これにはみんなビックリです。


「アメンボ」はクリップのように水の上で生活していますが、
体が軽いから水に浮くわけではありません。実は足の先に細かい毛がたくさんあり、
この毛と水の表面の間でクリップが浮いたのと同じように、水の不思議な作用が
働くことで浮くことができます。

でも、このような現象は水がきれいな状態でないと起こりません。
アメンボがいるところの水が汚れてしまったらアメンボは溺れてしまいます。
もはや自力で生き延びることは不可能です。川や池などに直接洗剤を
流したりすることがないよう気を配りましょう!


いよいよ最後の体験です。動物や昆虫、きれいな花などたくさんの写真が
用意されていて、一人1枚ずつ自分の好きな写真がプレゼントされました。

写真を選んだ理由はやはりその自然が好きだから!というもの。
でももしその好きな自然が壊れてしまうとしまったら私たちはどうするか?

その自然が壊れてしまったら、どうしたいか聞いてみると
「元通りにしたい」という答えがありました。
ここでは、壊れてしまった自然を復元することに挑戦します。


写真を裏返すと線が引いてあり線に沿ってハサミで切っていくと写真(自然)が
どんどんバラバラに壊されていきます。切り終えると16ピースのパズルになりました。
ここからは壊した自然を復元する体験としてパズルを組み立てて元通りにします。

「あれ~!よくわかんないなぁ・・・」
「どんな写真だったかなぁ・・・」


みんな結構苦労していますね。


写真を切ってバラバラにすること(自然を壊す)は簡単でしたが、
写真を元通りにする(自然復元)のはとても難しいものでした。
完成したパズルを見ても、当然ながらつぎはぎだらけです・・・。

自然は、壊してしまうことは簡単ですが、
元通りにすることはとても難しく、不可能に等しいと言えます。

自然が壊されるのは、自然災害より私たち人間の活動による
ことのほうがはるかに多いのです。

この体験で、自分たちが自然に対して常に影響を与えていること、
壊れてしまった自然はなかなか元には戻らないことが理解できたと思います。

★アクティビティ名は「ハンプティ・ダンプティ」


これらの体験を通して、少しでも「水」や身近な「自然」を大切に感じ、
これからの生活の中で自然に対して優しい生活をおくることや、身近な生き物のことを
考えながら「自分には何ができるだろうか」という気持ちもって接してもらえたら
うれしいです! 皆さん、寒い中たいへんお疲れ様でした。


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撮影日  平成28年1月17日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:26鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月18日

どんぐり茶・どんぐりコーヒーはいかが!


平成28年1月16日(土)、おかざき自然体験の森の管理棟で
「愛知植物の会」主催の「シイの実でお茶を作ってみよう!」
体験プログラムを開催しました!


「愛知植物の会」の講師はお馴染「河江」さんです。
その名札は植物の会らしく「ヌスビトハギ」(くっつき虫の代表的な植物の一つ)
で作ってあります。河江さん(写真手前左)から、今日お茶を作る材料の
どんぐりを紹介してもらいました。


このツヤツヤした美しいどんぐりが「マテバシイ」の実です。
この実から殻を取ってどんぐり茶の素ができます。


講師は前もって「マテバシイ」の実から、縄文人も食べた!という
どんぐりクッキー(もちろんこのクッキーには、砂糖や牛乳が入っていますから
ずいぶんおいしくなっていますが)をお茶うけに用意してくださいました。

クッキーの右の「マテバシイ」は独り立ちできるんです!と、
「マテバシイ」の実を立たせて見せてくださいました。
「どんぐりでこんなにうまく立つものはめずらしいですよ☆」


「マテバシイ」の他に、あく抜きしなくても食べられる代表的などんぐりとして
「スダジイ」も見せてくださいました。熱心な参加者の皆さんは、
講師の説明を聞き逃さないようメモを取っていました。


いよいよ殻を取った「マテバシイ」の実を炒ります。


「マテバシイ」を深く炒ったものは、すり鉢で細かくすり潰して、
コーヒー風の飲み物の粉を作ります。
お姉ちゃんは一人でしっかりすり潰しができます。


弟は、おじいちゃんにすり鉢を押さえてもらってすり潰します。


子どもたちがコーヒー風飲料の素作りの間に男性陣は
カボチャの種の中身を取り出しています。

カボチャの種の中身は、炒るととってもおいしいおつまみになります。
たくさんのカボチャの種の皮をむき終えました。


お茶作りを交代でする間に、講師が「シュロ」の葉を取ってきてくださいました。


参加者のお一人は、さっそくシュロの葉でバッタ作りを始めました。
慣れた手つきであっという間にバッタが編めていきます。
大人も子どもも、その手際の良さにびっくり!


こんなかわいいバッタが編めました!お子さんに一匹ずつどうぞ!


フィルターにお湯を注いでじっくりドリップしていきます。


ドリップが終わるまでに、おつまみのカボチャの実を炒ります。コーヒー風の
香ばしい香り、炒られたかぼちゃの実のおいしそうな香りが漂ってきました!


僕に一番煎じのコーヒーをどうぞ!
お味はいかが? 「・・・」 ちょっと濃すぎたようです。


お口直しに、どんぐりクッキーはいかが。
カボチャの実も結構いけますよ!


どんぐり茶にどんぐりコーヒー、どんぐりクッキーにカボチャの実のお共に
野趣豊かな味わいに舌鼓を打った一時でした!

講師の河江さん、楽しい一時をありがとうございました!


愛知植物の会は毎月第3土曜日の午前にプログラムを実施しています。
2月のプログラムは「春の七草を探そう!」で、2月22日(金)
午前10時から12時までを予定しています。(少雨決行)

お申し込みは、1月22日(金)午前9時から
おかざき自然体験の森(電話:0564-45-5544)までお電話ください。
講師・スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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撮影日  平成28年1月16日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  あだち


ふたばこの森まるごと自然体験フィールドふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:12おかざき自然体験の森

2016年01月15日

三河湾の大展望!音羽富士トレッキングを開催


(豊川市側から眺めた音羽富士)

平成28年1月10日(日)、岡崎市ホタル学校で恒例の
トレッキングイベントを実施しました。新春第一弾は鳥川の山歩きコース
の中でも一番距離の長い登りごたえのある『音羽富士』です。


今年は暖冬ですが、この日は朝から冷え込んで1月らしい天気となりました。
日が差して少し暖まりだした頃、ホタル学校の校庭に参加者22名が
集まりました。準備運動をしたら早速スタートです!


ホタル学校を出たらしばらくは県道を南下し、
「ゆうびん古道」から「元気山」を目指します。


ゆうびん古道はその名の通り昔は郵便屋さんが歩いて手紙を届けた道です。
結構急な坂なので小休止を挟みながら登ります。郵便屋さんも
大変だったことでしょうね。


元気山の山頂は昔「中部電力」の鉄塔があったそうで、ちょっとした広場に
なっており休憩にちょうどいいポイントです。ここから「昔山」の脇を抜け、
「平和山」へと進みます。こうした山の名前はホタル学校が出来る前の
鳥川小学校時代に子どもたちが考えて名付けたものです。


「ホド田山」まで来ると見晴らし場から三河湾を望むことが出来ました。
もっと天気が良ければ渥美半島の蔵王山が見えます。山頂にある展望台と
風力発電が目印です。


さらに「沢山」まで進むと、今回の目的地である「音羽富士」までのコースが
一望できます。この尾根の南側(豊川市側)は数年前に植林したばかりのため、
まるで高山帯のように遠くまで見渡しながら散策を楽しむことが出来ます。


音羽富士の手前が一番の難所!豊川の街を眺めながら急な登りを一歩ずつ
進んでいきました。ホタル学校を出て2時間半ほどで音羽富士に登頂、
その後、ユリ沢を下りて12時過ぎには学校まで戻って来ることが出来ました。

冬の山は景色こそ少し寂しいですが、空気が澄んでいてほどよく汗を
かきながら気持ちよく歩くことが出来ます。この日もイベント以外の登山客
の方が何名も見えていました。

次回のイベントは2月21日(日)の愛宕山・京ヶ峯トレッキングです。
参加受付は1月22日(金)よりホタル学校で承りますので、
ぜひご参加ください!


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撮影日  平成28年1月10日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:02鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月12日

これからの森の駅各施設のイベントのお知らせ(1月)

皆さんこんにちは。
いつも「水とみどりの森の駅」ブログをご覧いただきにありがとうございます。
新しい年がスタートして2週間が経とうとしていますがいかがお過ごしでしょうか?

さて、この先の1月の森の駅イベント・活動についてお知らせします。
寒い季節ではありますが、ぜひイベントにご参加いただければ幸いです☆

★1月のイベント一覧表(PDF)はこちら ↓
http://www.morinoeki.jp/download/events_2801_2.pdf

※お申し込みは各施設までお電話にてお願いします。


◆ジュズダマでブレスレットを作ろう!

会場:森の総合駅(樫山町) ※随時開催中
日時:平成28年1月5日(火)~31日(日) 9時~16時
対象:小学生
申込:事前の申込みは不要(電話:0564-82-2511)
内容:ツルツルした「ジュズダマ(数珠玉)」を使って
オリジナルのブレスレットを作ります。


◆おおだの森里山づくり

会場:おおだの森(樫山町・夏山町) ※ふもとの鬼沢八幡社集合
日時:平成28年1月24日(日) 9時~12時
講師:山留舞会(やるまいかい)
対象:どなたでも
申込:事前の申込みは不要
内容:これまでに植栽した樹木周辺の下刈りを行います。
(雨天の場合は道具の手入れ)


◆落ち葉プールにダイブ!

会場:こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
日時:平成28年1月16日(土)・17日(日) 10時30分~11時30分
対象:就園児以上の親子(定員各15組)
申込:0564-82-3511(わんPark)
内容:で落ち葉をたくさん集めて「落ち葉プール」を作り、
飛び込んだり落ち葉をかけ合ったりして遊びます。


◆たしかめよう!ホタルと水の秘密

会場:ホタル学校(鳥川町)
日時:平成28年1月17日(日) 13時~16時
対象:小学生親子(定員25人)
申込:0564-82-3027(ホタル学校)
内容:ホタルを育む「水」や「水環境」について、楽しい実験や
各種の環境教育プログラムを体験しながら学習します。


◆ホタルサポーター活動 (ホタル保護活動者養成講座)

会場:ホタル学校(鳥川町)
日時:平成28年1月24日(日) 9時30分~12時
講師:古田 忠久 氏(全国ホタル研究会顧問/生田蛍保存会会長)
対象:どなたでも(定員10人)
申込:0564-82-3027(ホタル学校)
内容:ホタルの幼虫のエサとなるカワニナ飼育用の飼料の
作り方を学びます。




なお「おかざき自然体験の森」の1月イベントは
こちらをクリックしてご覧ください!(イベント一覧表)
↓ ↓ ↓
http://www.sizentaiken.jp/pege/program/purogram_2016.01_2.pdf

※申込:0564-45-5544(おかざき自然体験の森)

※おかざき自然体験の森のイベントの多くは、この森で活動する
市民活動団体の皆さんのご協力により実施されております。


たくさんの方のご参加を心よりお待ちしてます!


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投稿日  平成28年1月12日(火)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:31森の総合駅

2016年01月11日

間伐体験「おと川リバーヘッド大作戦」イベント参加者を募集!

私たちに貴重な「水」を作り出してくれる岡崎の水源の森で、今年も
間伐体験「おと川リバーヘッド大作戦」イベントを開催します。


※上記の画像をクリックするとチラシをPDFで見ることができます。


市の水道水の約50%を供給する「男川(おとがわ)浄水場」の上流の森で、
植えられてからなかなか手入れが進まず、木が密集した暗い森に行き、
木を間引く「間伐」作業を通して、「リバーヘッド(水源地)」の森を
市民皆様の手で少しずつきれいにしようと体験イベントを開催します。


[イベント概要]
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開催日 平成28年2月6日(土) 8時45分(市役所出発)~15時解散
    ※市役所を出発して「森の総合駅」(樫山町)を経由して間伐会場へ向かいます。
間伐地 石原町地内の森林
内 容 人工林の間伐体験 ※お昼に「猪汁」の振る舞いあり☆
対 象 小学生以上(小学生は保護者同伴) ※参加無料です。
定 員 20人(先着順)
持ち物 作業できる服装、弁当、水筒、帽子、軍手、タオル、レジャーシート
申込み 森の総合駅までお電話ください(0564-82-2511)

※雨天の場合は「森の総合駅」で木工教室を開催します。


「間伐」とは、成長の悪い痩せた樹木を切り倒して間引くことで、
成長させたい樹木にたっぷりと太陽の光を浴びさせ、
立派な材となるよう手入れをすることです。

また、成長した一部の木を取り除くことで成長のための
空間を広げ、更に地面にもしっかりと陽光が差し込むようになり、
豊かな森が育つための重要な作業です。


朝8時45分に「岡崎市役所」から専用バスが出ます。
ぜひご利用ください。(写真はイメージ)

※西庁舎正面ロータリーに集合(自家用車は東立体駐車場にお止めください。)


グループごとに専門の講師がついて丁寧に指導いたします。
小学生のお子様でも安全に体験ができます。

寒い季節ではありますが、ノコギリで木を切る作業を5分も続ければ
かなり汗をかき、体が温かくなってきます!
親子での楽しい思い出にもなると思います。


こちらは滑車などの道具を使用してロープを張っている様子です。
木が倒れる時にロープを引いて倒れる方向を調整します。

あまり間伐がされていない森では、倒した木がすぐに他の木に
掛かってしまってそこからまた倒すには一苦労なので
このようにロープを上手く使って作業をすることで
「一苦労」を回避するのです!

また、予想外の方向に倒れると大きな事故につながるため、
安全確保のためにも必要なのです。


お昼のお楽しみとして額田名物「猪汁」が振る舞われます!
もちろん無料でおかわり自由です。(いわゆるジビエ料理)
具だくさんな鍋なので「おにぎり」さえあればお腹も満腹です。

こちらも普段なかなか味わうことができない一品なので、
ぜひイベントにご参加いただいて食していただければと思います。



一人でも多くの方のお力を借りなければ水源の森の健康は保てません。
ぜひこの機会に「おと川リバーヘッド大作戦」イベントに
ご参加いただき、森林(水源林)の大切さを
肌で感じていただければと思います。



たくさんの方のご応募をお待ちしております。
※お申込みは「森の総合駅」までお電話を(82-2511)


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投稿日  平成28年1月11日(祝)
投稿者  おと川水源の森づくり実行委員会事務局
     岡崎市 環境部 環境保全課:TEL23-6671
  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:44森の総合駅

2016年01月08日

【参加者募集中】 たしかめよう!ホタルと水の秘密

岡崎市ホタル学校(鳥川町)で開催予定の小学生向け環境学習イベント
「たしかめよう!ホタルと水の秘密」のお知らせです。


(画像をクリックするとPDFで見られます)


ホタルなどの生き物や植物、そして私たち人間すべてに欠かせない「水」
その「水」とは一体どのような性質で、どこに存在しているのでしょうか?

また、地球は「水の惑星」と呼ばれていますが、その全体量のうち、
一体どれぐらいの量を人間が使うことができるのでしょうか?

今回は『水』をテーマに、親子で楽しく学びながら体験する
環境学習イベントを開催しますので、ぜひご一緒に学習してみましょう!

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◆日時 平成28年1月17日(日) 13時~16時
◆会場 岡崎市ホタル学校(鳥川町字小デノ沢5-1)
◆対象 小学生親子
◆定員 25人
◆講師 自然・環境学習実践隊
◆費用 すべて無料
◆申込 ホタル学校までお電話を!(0564-82-3027)
◆HP http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html


※以下、昨年度のイベントの様子です。

水はあらゆるところに存在しています。山・川・池・海だけでなく、
人間の体内や私たちの身の回りにも存在しています。
それら水に関する言葉を大きな紙に貼り付け、
つながりを考えていきます。(グループワーク)

思いがけない水のつながりを発見できるかも!

※アクティビティ名「水のことば」


満水のコップの中に「おはじき」をいくつ入れられるかな?

※アクティビティ名「水のオリンピック」


なぜ水は溢れない?
楽しみながら水の性質について学びます。
また、水の性質がどのように動植物に作用しているのか
についても考えます。


様々な環境教育アクティビティを織り交ぜながら
子どもたちの興味を引き出し、なぜ自然環境を守って
いかなければいけないのか、体験を通して学びます。


(ホタル学校の外観)


親子で楽しく取り組めるプログラムになっており、
「水」に対する知識や理解を深め、もっとも身近な自然の一つとして
大切に感じる心を育み、自然を思いやることのできる人材を
育てていきたいと思います。

多くの方のご参加を心よりお待ちしています!


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◆日時 平成28年1月17日(日) 13時~16時
◆会場 岡崎市ホタル学校(鳥川町字小デノ沢5-1)
◆対象 小学生親子
◆定員 25人
◆講師 自然・環境学習実践隊
◆費用 すべて無料
◆申込 ホタル学校までお電話を!(0564-82-3027)
◆HP http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html


↓ 「ホタル学校」へのアクセスマップです。




投稿日  平成28年1月8日(金)
投稿者  環境保全課  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:33鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月07日

ホタル学校の「スタンプクイズラリー」を更新しました!


岡崎市ホタル学校(鳥川町)では、常時スタンプクイズラリー
を実施しています。これまでもたくさんの子どもたちが挑戦してくれていますが、
この1月よりクイズの内容を更新しました。(5問)


クイズの内容は地元の豊富(とよとみ)小学校の子どもたちが
平成23年度に考えてくれたものの中から出題しています。

※その卒業生も今や高校1年生です!

ホタル学校を訪れる人が楽しくホタルや環境のことを学べるようにするには
どうしたらいいか?を考えて全員で企画してくれたものです。

中には難問もありますが、ホタル学校の展示物をよ~く観ていくと
どこかに答えが見つかるはずです。




スタンプクイズラリーは校内5か所に置かれたスタンプを集めながら
各ポイントに書いてあるホタルに関するクイズに答えていくものです。


スタンプクイズラリーの用紙はホタル学校1Fの管理事務所で
配布していますのでスタッフまでお気軽にお声掛けください。


※楽しくスタンプを押しながらも真剣にクイズにチャレンジする子どもたち


そして5か所回った後に事務所まで持って来ていただければ
お子様向けにちょっとした参加賞を差し上げます。
めざせ全問正解!ぜひ挑戦してみてくださいね☆お待ちしています。


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投稿日  平成28年1月7日(木)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:00鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年01月05日

年の初めに願いを込めて!「おおだの森初日の出を見る会」


平成28年元旦の早朝、おおだの森(樫山町・夏山町)で
毎年恒例の初日の出を見る会を開催しました!


朝6時過ぎ。辺りはまだ真っ暗ですが
今年は晴天で素晴らしい初日の出が期待できそうです☆

※昨年は雪でほとんど日の出を拝めませんでした・・・。


たくさんの人たちがまだ真っ暗な中をふもとから歩き始めています。
子どもたちの姿も多く、毎年参加者が増えています。


40分ほどで山頂(242メートル)に到着しました。

今シーズンは「暖冬」と言われていますが、やはり早朝はかなりの冷え込み。
それでも歩き出すと汗が出て、山頂では上着を脱がないと
暑くてたまらないほどでした。

山頂では、すでに初日の出を待つ人たちが集まっていて、
この日限りの「茶屋」で温かいおもてなしを楽しみます☆


山頂に設営された茶屋では、日ごろおおだの森の保全活動を
続けておられる地元の「山留舞会」(やるまいかい)の皆さんが
豚汁や甘酒、ホットコーヒーなどを振る舞ってくださいました。(なんと無料!)

写真はアツアツで具沢山の「豚汁」です!
大根や白菜など野菜もたっぷりで美味しくいただきました。

事前の準備や当日朝早くからの設営など本当にありがとうございました。


そうこうしているうちに辺りは少しずつ明るくなり始めました。


朝7時、いよいよ待ちに待った瞬間です!
朝早くがんばって寒い中を登った人だけのご褒美ですね。
皆さん、どんな願いや誓いを胸に一年をスタートさせるのでしょうか。


7時7分過ぎ、素晴らしい初日の出の時を迎えることができました。

山留舞会のスタッフの掛け声で、参加者全員で「万歳三唱」!
気分も晴れやかに新しい年のスタートが切れたことと思います。


毎年恒例となったこのイベントには400人を超える人たちが
参加してくれました。家族で来られた方、友だちと一緒に登って来た
若者たち、ご年配のご夫婦など、顔ぶれは様々です。


(額田支所から見た「おおだの森」の全景)


ご参加いただきました皆様、山留舞会のスタッフの皆様、
朝早くから本当にありがとうございました。お疲れ様でした☆


これからも市民の皆様と一緒にこの里山をかけがえのない貴重な“遺産”
として保全し、いつでも気軽に自然に親しむことができるスポットとして
引き続きご紹介していきたいと思います☆


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撮影日  平成28年1月1日(元旦)
撮影場所 おおだの森(樫山町・夏山町)
投稿者  環境保全課


ふたば 行こう!水とみどりの森の駅! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 12:04おおだの森

2016年01月03日

ホタル学校で書道作品の展示はじまる!

新年あけましておめでとうございます!
本年も「水とみどりの森の駅ブログ」をよろしくお願いいたします。


さて、今年度も地球温暖化防止、省エネ、節電をテーマに
市内在住・在学の幼児及び小中学生を対象として書道作品を募集したところ、
240点ものご応募をいただき、誠にありがとうございました。

※主催は「岡崎市地球温暖化防止隊」
(事務局:環境総務課)


審査の結果、「金賞」、「銀賞」、「銅賞」、「アイデア賞」、「特別賞」を選定し、
平成27年12月20日(日)に図書館交流プラザ「Libra(リブラ)」において、
入賞者の表彰と全作品の展示を行い 、その後、ホタル学校に移設しました。

どの作品も地球環境に対する思いと力強さを感じるものばかりです。
この思いをこれからの行動(生活)につなげていきたいものですね!

書道作品は翌年の作品入替えのときまでホタル学校に展示します。
この機会にぜひホタル学校にお越しいただき、力作をご覧ください。


金賞7点、銀賞7点、銅賞7点、アイデア賞5点、特別賞1点の
計27作品が入賞しました。

入賞された皆さん、本当におめでとうございます!


このコンテストは、字の上手さだけでなく、テーマに合った言葉であるかや、
環境への意識が込められているかなども大きな評価の対象になってきます。


どの作品も個性が感じられ、環境保全への意識の高さがうかがい知れます!

小学校高学年や中学生は、もはや大人顔負けの素晴らしい字体です☆

なかには流行りの言葉を使って訴えかける作品もあり、
「なるほど!」と感心させられます。

作品を見ていると、家庭や学校、地域活動などを通じて
環境学習がしっかりなされ、子どもたちの意識に
浸透している印象を受けました。


☆展示会場の「岡崎市ホタル学校」


かけがえのない地球、豊かな自然、私たちの身の回りの生き物など、
常に環境を意識(配慮)した行動が求められています。

ぜひ書道作品をご覧いただき、環境についてご一緒に考えていきましょう☆

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◆展示開始:平成27年12月26日(土)~
◆展示会場:岡崎市ホタル学校(鳥川町字小デノ沢5-1)
◆開館時間:朝9時~夕方5時まで
◆休 館 日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
◆お問合せ:0564-82-3027

※新年は1月5日(火)から開館します。



撮影日  平成27年12月25日(金)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:44鳥川ホタルの里(ホタル学校)