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2016年04月04日

ホタル学校で「愛知ホタルの会」の技術研修会が開催


平成28年3月27日(日)、岡崎市ホタル学校で愛知ホタルの会
第10回技術研修会が開催されました。愛知ホタルの会はホタルの保全や再生に
取り組む愛知県内の団体・個人からなるグループで、今回も県内各地から
60名の参加がありました。

※岡崎市も団体会員として「愛知ホタルの会」に加盟しています。


ホタル学校の名誉校長古田忠久先生は愛知ホタルの会の顧問も務めており、
幼虫の飼育方法や木製の幼虫飼育容器の有効性について講義が行われました。


プラスチック製の容器は化学物質が溶け出すためか、木や竹などの自然素材で
作られた飼育容器のほうがカワニナやホタルの幼虫が元気に育つことが
分かってきたため、今後、こうした容器の利用を広めていきたいという
事例紹介がありました。


講演後は、採卵の方法や幼虫の生存率、放流に適した時期など様々な事柄について質疑
応答や意見交換が行われ、ホタル保全に真剣に取り組んでいる様子が伺われました。


今年の6月には日進市で活動する「折戸川にホタルを飛ばそう会」が中心となり、
日進市で総会を行う予定とのこと。ホタルに関する講演やホタル観察も予定
されており、会員だけでなく一般の人も参加できる形で開催を検討している
とのことですので、詳細が決まりましたら追ってご紹介したいと思います。


ホタルの保全活動はコツコツと行われる地道な活動ではありますが、こうした
機会に他団体との交流が深まることがよい励みとなり、さらなる活動の発展に
つながっていくのではないかと思います。



遠方からご足労いただいた会員の皆様、誠にありがとうございました。


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撮影日  平成28年3月27日(日)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:12鳥川ホタルの里(ホタル学校)