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2016年07月01日

堂々たる風格「ミヤマクワガタ」を確認!


平成28年6月23日(木)、ホタル学校の壁に
「ミヤマクワガタ」が止まっていました。
以前は旧環境庁の環境指標昆虫に指定されていたクワガタです。

ほぼ全国に分布し、良好な自然環境下で生息する昆虫です。
なかなか見かけないので心配していましたが、確認できて一安心です。

温暖化が進む中、生息地が高地、あるいは北上している傾向にあり
もしかすると、そのうち鳥川では見られなくなるかも知れません・・・。


今春には、鳥川で初めて南方系のチョウ「ナガサキアゲハ」
が確認されています。温暖化防止のためCO2削減を
真剣に取り組まないといけないと感じます。

ナガサキアゲハは緩やかに飛んで色々な花で吸蜜し、幼虫の食草は
「ミカン科」の葉です。メスは翅の基部が赤色で白色紋があります。


ナガサキアゲハと似てますが、違う種類のチョウを紹介!

(上)クロアゲハ
樹木が茂ったところなど、やや暗い場所をフワフワゆったりと飛ぶことが多く、
街中から山地まで、黒いアゲハの中では一番普通に見られます。
幼虫は、「ミカン」や「カラタチ」などの葉を食べます。

(下)オナガアゲハ
山地の渓流沿いなどで見られ、ツツジやクルマユリなどの花に吸蜜に訪れます。
幼虫は「コクサギ」、「サンショウ」、「カラスザンショウ」、「ツルシキミ」
などの葉を食べます。


ホタル飛翔シーズンは終わりましたが、ホタル以外にもたくさんの
昆虫がいる「鳥川ホタルの里」へぜひお越しください!


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投稿日  平成28年6月23日(木)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 17:52鳥川ホタルの里(ホタル学校)