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2016年07月20日

夏の音色はやっぱりこれ!「竹炭風鈴づくり」イベントを開催


平成28年7月17日(日) 森の総合駅(樫山町)で、
夏の恒例イベント「竹炭風鈴づくり」が開催されました。

講師は「額田炭焼の会」の皆さんが務めてくださいました。
風鈴に適した、良い音の出る炭を作るのはとても難しいらしいのですが、
今年も高品質の竹炭を御用意していただけました。

まずは会長の高木田さんからご挨拶と炭についてのお話をいただきました。


続いて制作作業に入ります。

まずは、本体パーツとなる細長い炭にキリを使って穴を開けます。
力を入れ過ぎると炭が割れてしまうので加減をしながら慎重に作業していきます。


ちょっと難しい時は先生に手伝ってもらいましょう。


穴がうまく空いたら、今度はその穴に吊り下げる用のテグスを通します。


細くて透明なテグスを小さな穴に入れるのはこれまたなかなかに難しい、
繊細な作業です。このプロセスで苦戦される方も何人かいらっしゃいました。


5本すべての炭にテグスを通したら、上の傘部分を取付けます。

それから糸の長さを見つつ、音の鳴り具合を微調整していきます。
このチューニング作業次第で、風鈴の出来具合も変わってきます。


最後に、風受け用のカードを真ん中につけたら完成です☆
夏らしい、爽やかな音が聴こえてきそうですね。


実際に吊るしてみると、このようになります。

今回は投稿者の私も製作にチャレンジしてみたのですが、行程の一つひとつに
繊細な手つきが求められ、苦心の末、なんとか作り上げた!といった感じでした。

ガラス製の風鈴の音は割と硬質な響きがありますが、この竹炭風鈴は
「カランコロン」といったような柔らかい音質で、今年の酷暑を
乗り切る助けになりそうです。


講師としてご指導いただきました「額田炭焼の会」の皆様、
並びにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


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撮影日  平成28年7月17日(日)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  なかむら


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HP:http://www.morinoeki.jp/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:42森の総合駅