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2016年07月31日

ホタルサポーター活動「人工産卵」編


平成28年7月24日(土)、岡崎市ホタル学校で
第3回ホタルサポーター活動を開催しました。
今回はホタルの人工産卵方法と管理についての座学です。

※講師はホタル学校名誉校長の古田忠久先生。
(全国ホタル研究会顧問・生田蛍保存会会長)


人工産卵装置は特別難しい装置を作ったりはせず、
上の写真のように孵化した幼虫を受ける水入りのバケツ
卵が産み付けられた湿ったコケを入れておくザル
コケ・卵の乾燥を防ぐための覆いとしてのクリアボールなど、
身近で手ごろな資材を活用して行うことができます。


今朝、生まれたばかりの幼虫を古田先生が持ってみえました。
パッと見は糸くずのようです・・・。


幼虫の体長は1~2mmでとても肉眼ではよく見えませんので
顕微鏡で確認しました。極小ですが確かにホタルの幼虫です。


(顕微鏡で観たゲンジボタルの幼虫)


卵を探しましたが見つかりませんでした。
孵化の季節もどうやら終わったようです。


産卵し終わった成虫は役目を終え、一週間から10日ほどで息絶えます。
その一部は子どもたちの学習用にアルコール漬け標本にして学校内に展示しています。


このカワニナの標本は、昨年の7月11日から今年の3月20日までに
一匹の2年目の幼虫が食べた貝です。(1年で成虫にならなかった幼虫のこと)
1年目の幼虫が、およそ60個食べるといわれていますので
2年目はかなり小食ということになります。



現在、市内外で活発にホタルの再生・保護活動が盛んに行われていて、
ホタル学校でその手法を学ぶ人たちが少しずつ増えています。

地域の自然を見つめ直したとき、
「そういえば昔はこの辺りも
よくホタルが飛んでいたものだが、
今は見られなくなった・・・」

というお話をよく耳にします。

時代は進み、悪化した自然が少しずつですが回復しつつある中、
ホタルの再生・保護活動は身近な自然について見直す絶好の機会ですが、
これがなかなか・・・人が思うようにはいかないもの。

ゲンジボタルの幼虫が川の中でエサ(カワニナ)を食べて
根気よく成長するように、ホタル再生・保護活動も根気よく
続けていきたいものです!


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撮影日  平成28年7月24日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 15:44鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月30日

本格的な昆虫標本作りを学ぶ!(チョウ・トンボ編)


夏休みに入ったばかりの7月23日(土)、岡崎市ホタル学校で
チョウ・トンボの標本作り教室が行われました。
8組の小学生親子が元気に参加してくれました。


講師はおなじみの三浦重光先生です。

今回、チョウチョが採集できないといけないということで
三浦先生があらかじめアゲハチョウを採集しておいてくれました。
熱い中、大変ありがとうございました。

※三浦先生は元教員で、岡崎市文化財保護審議会委員を務めてみえます。


さっそく、チョウ・トンボの採集に出かけます。
出発にあたり、ヘビやハチなどの毒虫に注意するよう指導を受けました。
何事も「安全第一」ですね。


フィールドでは、トンボのスピードが速くなかなか採集できません・・・。


やっとゲット!
採集できたら教室に戻って標本作りのスタートです。


まず、先生が採集しておいてくれたチョウの胸を押さえて殺虫します。
あまり苦しませないように一気に押さえます。「南無阿弥陀仏」

※きちんと学習や研究に役立てる気持ちを胸に、大切な命をいただきます。


胸に垂直にピンを挿します。


羽を傷めないように細心の注意を払い紙テープで押さえピンで
展翅板(てんしばん)に止めます。

先生の模範作業に、参加者は真剣な眼差しです。


完成しました。イエーイ!(ホッと一安心☆)


今度はトンボです。

トンボは肉食なので腹を切って脂肪分を出し劣化を防ぎます。


腹を切ってあるので補強のため細い竹串を通しておきます。


先ほどのチョウの下に止めて完成です。
みなさん、なかなか上手に出来ました。

あとは1か月ほど乾燥させて専用の標本箱に入れるだけです。

※紙製ですが、しっかりとした標本箱をプレゼントしますのでお楽しみに☆


保存状態が良ければ、永く綺麗な標本を維持できます。
ちなみに先生の標本(上の写真)は48年前のものだそうです。
あまりの美しさにビックリですね。

では、1か月後をお楽しみに。


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撮影日  平成28年7月23日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/index.html
  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:27鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月29日

夏休み特別企画「おかざき大昆虫展」を開催します☆


今年も暑い夏がやってきました!
夏と言えば「虫」。虫と言えば?
そう!「おかざき大昆虫展」です。


・会場:森の総合駅(岡崎市樫山町/額田支所裏)
・期間:平成28年7月30日(土)~8月31日(水)
・時間:8時30分~17時15分(入館無料)


(施設内の展示の様子)


今年のテーマは「かっこいい甲虫(こうちゅう)たちの世界」
と題して子どもたちに大人気のカブトムシやクワガタ、


また、世界のタマムシなどの甲虫類の標本を
たくさん展示しています。(驚くほど美しい色をしています☆)


標本だけでなく生きたカブトムシにも会えますよ!


また、昨年度好評でした「昆虫クイズ」も行います!
昆虫標本を活用した楽しいクイズで、大人も子どもも楽しめます。

全問正解した方の中から、抽選で素敵な景品が当たりますので
ぜひぜひチャレンジしてみてくださいね!

※展示をよ~く見ないと簡単には全問正解できませんよ!


ちなみに昨年度の景品はオリジナル昆虫下敷きです!
この昆虫展のためだけに作った、とっておきの1枚です。

※岡崎市内で見られる主な昆虫を集めました。


各種標本や資料をご提供いただきました先生方

・大平 仁夫 氏 (農学博士・岡崎市動植物調査会)
・杉坂 美典 氏 (岡崎市動植物調査会)
・星 宏 氏 (おかざき湿地保護の会)


毎年ご協力をいただき、本当にありがとうございます。



その他にも世界の珍しい昆虫標本もたくさん展示されています。
夏休みのこの時期にしかやっていない特別イベントです。

みんなが頭を悩ませる自由研究のヒントもたくさんありますので
夏の思い出作りも兼ねて、ぜひ御家族で森の総合駅へお越しください。



おかざき大昆虫展
◆期 間 平成28年7月30日(土)~8月31日(水)
◆時 間 8時30分~17時15分
◆会 場 森の総合駅(岡崎市樫山町) ※入場無料です。
◆電 話 0564-82-2511
◆休館日 月曜日


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投稿日  平成28年7月29日(金)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  おざわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 16:48森の総合駅

2016年07月29日

鳥川ホタルの里「水晶山」ルートに登山道の案内看板を設置


岡崎年金者里山ハイキングの会のメンバーで、鳥川ホタルの里にある
水晶山の看板設置に行ってきました。
みなさん、とにかく元気いっぱいです。(平成28年7月17日・日)

☆講師はお馴染み松本吉央(よしお)さん(写真一番右)


杭や看板板を背負って、さあ出発です。
工具や大きな木槌もあって結構な重量です。


設置場所に到着!杭打ちをします。
ご高齢ですがパワーは十分!


木ネジで看板を取り付けます。
電動工具も手慣れたものです。


看板制作者は記念撮影「はい!ポーズ」
みんな、明るく楽しみながら作業していきます。


当日は、ホタル日和(蒸し暑くて風の無い日のこと)。
熱中症予防のためこまめに休憩して水分補給をします。


登山道に邪魔な倒木などがあれば撤去します。
登山者の方々が快適に迷わず歩けるように整備して行きます。

会員の皆さんも全国各地の山々を歩いておられるので
登山者の気持ちをよく理解されておられます!


下山途中、の羽を発見!

いつまでも、この豊かな自然と共生できるように祈りながら
この日の作業は無事に終了しました。

熱い中、大変お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
引き続き看板制作と設置をよろしくお願いします。


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撮影日  平成28年7月17日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  かみや


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:43鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月28日

「ホタル学校だより」第9号を発行!

いつも「水とみどりの森の駅ブログ」をご覧いただき、
誠にありがとうございます!

さて、このたび「ホタル学校だより」第9号
発行しましたのでぜひご覧ください!


(画像をクリックするとPDFで見ることができます)

今回のトップ記事は平成28年6月4日(土)に開催された
鳥川ホタルまつりイベントの様子です。

ホタルマスターファミリー講座に参加した原田裕貴君、杉本翼君
による自由研究の発表や、城西高校の和太鼓部「彩輝」による
パフォーマンスの様子をお伝えします。


(画像をクリックするとPDFで見ることができます)

裏面ではホタル学校2Fの一室をリニューアルして新たに設置した
森林環境について学べる展示や、今年度のホタルの飛翔数に加え、
星に詳しいホタル学校職員・神谷紀行氏による星空コラムを掲載しました。

さらに昔からホタル保全に取り組む岡崎市立美合小学校の
「マイホタル活動」
について紹介しています。


ホタルシーズンは終わっても、川の生きもの探しや名水めぐりなど、
鳥川には夏ならではの魅力が盛りだくさん!

ぜひ夏休みはホタル学校へお越しください☆


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発行日  平成28年7月14日(木)
作成者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:36鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月27日

おかざき自然体験の森に「OS☆U」と「モリゾー・キッコロ」がやって来た!


平成28年7月16日(土)、おかざき自然体験の森です(岡崎市八ツ木町)。

この日は、市民活動団体「森の畑倶楽部大豆でe-co」の皆さんが
畑の草取りと小川でのぽんつく(魚とり)イベントを開催しました。

まずは朝の挨拶から始めましょう。
スタッフ:「おはようございます。みんなで協力して楽しく過ごしましょう!」


この日はここ「おかざき自然体験の森」に愛知県で薦めている
「AEL(あえる)ネット環境学習スタンプラリー」のキャンペーンのため、
海上の森から「モリゾー・キッコロ」と地元アイドルグループOS☆U
(Osu・Super・Idol・Unit)の関谷美咲さんが応援に駆け付けてくれました!


(楽しい環境イベントが盛りだくさん☆)
※開催期間:平成28年6月22日(水)~平成29年2月28日(火)


残念ながら「モリゾー・キッコロ」は畑のイノシシ避けの囲いの中に
入れそうもありません・・・ちょっとメタボ?

いえいえ!モリコロの名誉の為に説明します。単に扉が狭い・・・だけです。

イベント応援ガールの美咲さんが畑のお手伝いをしてくれます。
美咲さん:「OS☆Uの美咲です。よろしくお願いしま~す☆」
スタッフ:「ハイ!皆さん拍手ぅ~~!」


と言うことで、自分たちの大切な畑の苗などに栄養が
いき渡るように、一生懸命に草取りします。

この日はちょっと曇空ということもあって、蒸し暑いながらも
畑仕事にはまずまずの日になりました。「頑張るぞぉ~!」


※以下、森のスタッフのアテレコです。

美咲さん:「ふぅ~~~。けっこう疲れるぅ~。
ダンスのレッスンもしてるのに、もう歳かな?
でも畑の草取りって大事だよね!子どもたちに負けないぞ~!」

お母さんたち:「歳ぃ?・・・(無言)・・・・」


女の子:「ねぇおじさん、そこちょっと邪魔なんだけど」

スタッフ:「ゴメンネゴメンネェ」

女の子:「お父さんたちも腕組んで見てないで手伝ってよぉ~」


男の子は“竹み”いっぱいに草を集めて頑張っています。「ヨイショッと!」

うろうろしていると子どもたちに叱られちゃいそうです。


草取りが一段落したので「赤しそ」を収穫します。
さすが常連さんの子どもたち。テキパキと段取りに抜かりがありません。

スタッフ:「さすがだねぇ!」(顔が切れてますけど見とれています)


収穫した赤しそと片付け物をリヤカーいっぱいに積んで引っ張ります。
ほんと、たくましい大人に育つことでしょう☆

子どもたちに自分自身でいろいろ体験させて、
それを優しく見守る度量を持つことも“大人”の役割なんでしょうね。


畑仕事が終わったらお楽しみの「ぽんつく」をして遊びました。
炭焼小屋の横を流れる小川にタモをもって“魚とり”です。

小さい男の子:「小川の中は冷たくて気持ちよさそう。僕も入りたいなぁ。」

女の子:「私はここで見学しとこっと。早く何か捕まえてよっ」

男の子:「・・・・・・」


けっこう大人の方が「ぽんつく」に熱中してます。
“熱中症”???に気を付けてくださいね。(違うくない?)

大漁とはいきませんでしたが「サワガニ」などを捕って楽しく遊びました。


さあいよいよ「モリゾー・キッコロ」の登場です。

スタッフ:「みんなこっちに来て『モリコロ』だよ。
みんなで写真撮ろうよ~。早く~。おいでおいで!」


おかざき自然体験の森の管理棟をバックに記念撮影です。


美咲さん:「みなさ~ん、改めてご挨拶しま~す。
OS☆Uの関谷美咲とモリゾー・キッコロで~す。
拍手ぅ~~~☆」


(小声で)
男の子:「ところでモリゾーとピッコロって・・・誰?」

女の子:「わたしもよくわかんないけど、お母さんたちが
若かったころに流行ったキャラクターみたいよ」

男の子:「まッいいか。可愛いし!」


美咲さん:「グスっ。(涙・・・)
「ピッコロ」じゃなくて「キッコロ」なんだけど。
ドラゴン◆ールにも出てないしぃ」


お母さん:「きゃァ~~。モリゾーとキッコロだよ。
家族写真をお願いしま~す☆」

やっぱり、子ども世代よりお母さん世代の方が食いつきがいいみたい☆


女の子:「ねぇねぇモリゾーの中ってどうなっているの?ちょっと覗かせて」

モリゾー:「ダメよぉダメダメ」(少し古すぎました・・・)

キャラクターとサンタクロースとエコマンダーの正体は
ずっと知らない方が幸せなんだからね。

特にサンタクロースは正体を知った瞬間から君の前には現れなくなっちゃうよ。


※エコマンダーとは、岡崎市の未来環境戦隊のキャラクターで
市内の保育園児には絶大な人気者!


最後は美咲さんとモリコロの3ショットで締めくくり。

美咲さん:「みなさ~ん、いろんな環境学習施設へ行ってスタンプを
いっぱい集めてぜひ応募してね。図書カードが当たっちゃうかもよぉ!。
体験の森だけじゃなく、モリコロのいる海上の森パークにも遊びにきてねェ。
それとOS☆Uも応援してねェ~」


モリコロ:「バイバ~イ!まったね~~~☆」


参加者の皆さん、スタッフ皆さん、OS☆Uの美咲さん、
そしてモリゾー・キッコロ、暑い中、本当にありがとうございました☆




◆「AELネット環境学習スタンプラリー」は以下のサイトをご覧ください。
http://aichi-eco.com/ael_stamprally(エコリンクあいち)

愛知県環境学習施設等連絡協議会(AELネット)事務局 (あいち環境学習プラザ)
【TEL】052-972-9011
【FAX】052-972-9013
【お問い合わせ時間】月曜日~金曜日 9:00~17:00(祝日、12/29~1/3を除く)


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撮影日  平成28年7月16日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:42おかざき自然体験の森

2016年07月26日

森を手入れしてホタルを守ろう!皮むき間伐体験を開催


平成28年7年16日(土)、岡崎市ホタル学校で
皮むき間伐体験のイベントを行いました。
皮むき間伐とは、スギやヒノキの皮をはがして木を枯らす間伐の手法で、
この日は5家族12名がご参加くださいました。


ホタル学校でどうして森の手入れをするのか?
不思議に思うかもしれません。

体験に入る前に、日本の森の現状や森の持つ働きについてクイズで学習しました。
日本は森が減っているから木を伐らない方がよいと勘違いしている方も
多いのですが、実際は手入れの遅れた人工林が増えており、
どんどん間伐(木の間引き)をしてあげる必要があるのです。


しっかり手入れされた森は雨が降っても水を貯めこみ、土砂が流れるのを
防いでくれています。その働きを実験してみましょう。
葉っぱなどが積もった森の土(腐葉土)と普通の山砂では
水の浸み込み方や流れ方にどんな違いがあるでしょうか?


違いははっきり出ました!山砂は表面を水が流れ、土が削られて濁った水が
流れていきました。一方で腐葉土は水が中にしみ込み、時間が経つと
少しずつ澄んだ水が流れてきました。山全体で同じことが起きたら
川の水や下流にある家はどうなってしまうでしょうか・・・?



森を手入れする大切さがわかったところで、山に移動して実際に皮むき間伐を
していきましょう!現場は愛宕山に上る小安堂登山口のあたり。
一度、間伐はしていますが、もう少し本数を減らしたいヒノキ林です。


ノコギリで木の下にグルッと一周切れ込みをいれて、そこに竹ベラをさして
皮をはがしていきます。春から夏にかけて、木はたくさん水を吸い上げているので
皮がツルッときれいにむけます!皮がむかれると木は水分や栄養を
運べなくなるので、そのままゆっくり枯れていきます。


やり方を覚えたら各家族でどんどん作業を進めてもらいました。
小さい子でも楽しく参加できるのが皮むき間伐の特徴です。
「見て見て、きれいにむけたでしょ!」


うまくいくとこんなに上の方まで皮がはがれてきます。


高いところまでツルツルの表面が表れると何とも言えない達成感!
皆さん夢中になって作業していました。


2時間ほどで20本以上皮をむくことができました。
お父さん・お母さんも良い汗をかいたようです。
最後は軽トラの荷台で記念写真「ハイ!チーズ☆」


今回皮をむいた木は、冬のイベントでノコギリを使って倒す予定です。
その頃にはずいぶんと水分も抜けて軽くなっているので、運び出すのも
楽でしょう。その木を薪にして、ロケットストーブでカレーを作る
イベントも計画しています。お楽しみに!


ご参加くださった皆様、また体験のために山を快く提供してくださった
鳥川町の中嶋喜一様、本当にありがとうございました。


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撮影日  平成28年7月16日(土)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 21:09鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月25日

この日限定名水カフェ開店☆「平成の名水百選味わいさんぽ」


※鳥川ホタルの里湧水群の一つ「延命水」からスタート


平成28年7月17日(日)、岡崎旅さんぽ(略して「岡さんぽ」)の
「平成の名水百選味わいさんぽ」が開催されました!

ガイドのお話をうかがいながら、延命の水、産湯の滝、庚申の水、大岩の水
持参したマイカップでゴクゴクと水を飲む!飲む!

「んー、ちょっとこっちの方がまろやかかな?」
「こっちはちょっと硬いな!」
「ん・・・やっぱり違いがわっかんない!?」


今日初めて会ったみなさん同士、話が弾むのも岡さんぽの魅力の一つ☆


集合場所のホタル学校からスタートしたこのコース。
ガイドは豊富小学校教諭で鳥川ホタル保存会アドバイザーの竹内謙作先生
(一番左の青いポロシャツの方が竹内先生)

今日の参加は13名(ホタル学校に集合)

※参加費はお一人様800円(岡さんぽ参加費500円+コーヒー・お菓子代300円)


各湧水を巡りながら鳥川の見どころも堪能!(一部をご紹介)

上の写真の木は岡崎市の天然記念物「トヨトミ梨」
秋にはゴルフボールくらいの可愛い梨がたわわに実りますが味は・・・渋いとか・・・。


町内にはいたる所に石仏があります。
その数、何と120体以上というから凄い数!


今も使われる「加茂式黒炭窯」。良質の木炭が出来ます。


猪よけの石垣、その名も「瀬長の猪垣」(保存状態が抜群なんです!)


地元の方が私たちのために周辺の下草を刈ってくださっていた「産湯の滝」
おかげで歩きやすく安心でした!

それにしても「鳥川ホタルの里湧水群」が名水百選選抜総選挙の
「秘境部門」で第一位☆に輝いた理由がよ~くわかりました!
この「産湯の滝」・・・歩いてしか来られません。(市道から歩いて約10分)

りか
4つの水を飲み終わり、ホタル学校に戻って来てからは「竹内珈琲店」の開店☆

竹内先生が豆の焙煎からこだわったコーヒーを、汲んできた4つの名水で味比べ。


コーヒーに合うお菓子もあり、しばしご歓談☆

「私は延命水が飲みやすい!」
「庚申の水がまろやかー!」


それぞれ4つの名水で淹れたコーヒーは微妙に味が違うんです!

竹内先生改め『竹内マスター』の軽快なお話とこだわりのコーヒーで、
楽しい時間を過ごすことができました。


ワタクシ(林)的には、今まで近くて遠かった額田。
また行きたいなぁ!って思うまちでした。

※文は岡さんぽフェイスブックより一部抜粋させていただきました。


ホタルだけではない鳥川の魅力のほんの一部ですがご紹介できました!
ぜひまたこの名水を汲んでお茶や炊飯で試してみてくださいね。


次はどの岡さんぽコースに参加しようかな!?
★岡さんぽホームページ:http://www.okazakicci.or.jp/okasanpo/


★鳥川では8月6日(土)に「鳥川ホタルの里さんぽ新東名編」
が開催されます。(ガイドは登山家・健康運動指導士の大久保豊子氏)

以下のサイトをご覧の上、お早めにお申し込みください。
http://www.okazakicci.or.jp/okasanpo/20160806_1/course.html



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撮影日  平成28年7月17日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
撮影者  はやし
投稿者  環境保全課


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 14:36鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月22日

森・水・生き物のつながりを学ぶ!六ッ美中部小学校6年生がホタル学校に来校


平成28年7月15日(金)、岡崎市ホタル学校で
六ッ美中部小学校6年生51人の環境教室を開催しました。

同じ岡崎市といってもバスで1時間かかる距離です。
いつもと違った里山の環境で1日楽しく勉強していきましょう!


まずはバスの移動中に考えてもらったホタルクイズの答え合わせからです。
中にはホタルをまだ見たこともないという子もいたのでなかなかの難問だった様子。

ホタルの生態と観賞のマナーもしっかり学んだので、
来年の6月はぜひホタルを観に来てくださいね。


さて、続いては教室と校庭にクラスごとに分かれて体験学習を行います。

教室ではホタルを育む森の秘密について学んでいきます。
森についてはこれまでも理科や社会の時間に習っているはずですが、
そのふり返りもかねて森林クイズにチャレンジしました。


自然を守るためには日本の木を切らないほうが良い?
日本の森は増えている?減っている?


森林破壊が起きるから切ってはいけないという子もいれば、
間伐しないといけないという子もいて意見は真っ二つ。

習ったことやテレビや新聞で見聞きしたことがまだうまく整理できてない様子です。


そこで「ホタル教室3」に今年新たに作った森林環境に関するパネル展示で
ヒントを探していきました。日本では手入れをしていない人工林が増えていて、
間伐をしないと山の土がやせて、土砂災害や洪水の原因になることを学びました。


本当に森の土には水を溜め込んだり土が流れるのを防いだりする働きがあるのでしょうか?
腐葉土と山砂にじょうろで水をまき、浸み込み方や流れ方にどんな違いがあるのか
比較実験してみました。


結果は一目瞭然。腐葉土は一度水が浸み込んだ後に少しずつ綺麗な水が流れてきたのに対し、
山砂は水がすぐに表面を流れて土も削られ、泥水がたまってしまいました。

この実験装置の中で起きたことが、雨が降るたびに日本中の荒れた森林で
起きているのです・・・。ホタルにとっても人間にとってもきれいな水が安定して流れる
川は不可欠です。その水の源である森をどうしたら守れるか、
水を使うみんな(自分)で考えなくてはいけない大切な問題です。


さて、校庭に移動したクラスは野生生物の生き残りについて学びます。
まず、生き物が生きていくために何が必要か考えてみました。

食べ物、水、家(隠れ場所)・・・これは人間もないと生きていけませんね。
そして、そうした要素が適切に存在する「生活空間」も必要です。


(喉が渇いた時のポーズ)

生き物の生存を学ぶために、子どもたちには鳥川にも多く生息しているシカ役と
食べ物・水・隠れ場所役に分かれてシカの生き残りを体験してもらいます。

食べ物・水・隠れ場所のポーズを決めておいて、合図と共にお互いがどれかのポーズをとります。


笛の合図でシカ役はダッシュで同じポーズをとっている子を捕まえに行きます。
うまく捕まえられた子は生き残り成功!捕まえた子も次はシカ役となります(繁殖に成功)。

捕まえられなかった子は残念ながら死んでしまいました。
1回休んで(土に還る)、食べ物・水・隠れ場所のいずれかになってもらいます。


何回かこの生き残り競争を繰り返しシカの個体数がどう変化するか記録していきました。

はじめは順調に繁殖していったものの、途中で食べ物・水・隠れ場所が不足し一気に数が
減ってしまいました。その後、また数が増え、また減って・・・という波を繰り返していました。

野生生物はこうして数の増減を繰り返しながら、全体のバランスが保たれているのです。

※アクティビティ名「オー!ディア」


後半は外と中のクラスを入れ替えて、全員に同じ体験をしてもらいました。

ここで午前中はおしまい。お楽しみの昼食タイムです。
いつもと違う場所で食べるお弁当は美味しいね!


午後からは川の生き物探しをします。

普段は川に入る機会も少ないそうで、きれいで冷たい鳥川の水にみんな大興奮!
「カニつかまえたぁ!」
「魚とったから早くケース持ってきてぇ~!」


時間を忘れて生き物探しに熱中していました。


サワガニ、カワムツ、カワヨシノボリなど、たくさんの生き物が見つかりましたね!


ある子は珍しいアカザ(上の写真)も見つけました。
近所の川はもっと濁っていて、ザリガニやコイ、ナマズなどがいるそうで、
鳥川とは随分と環境が違うことが分かりました。


最後に、水質の違いをパックテストで比較しました。

学校にある丸池、鳥川の水、水道水、しょうゆを1~2滴たらした水道水の4つで
COD(有機物量)とpHの比較を行いました。鳥川の水は水道水と同じくらい
有機物量が少なく、pHも中性。丸池は少し有機物があり、ややアルカリ性に
傾いていました。しょうゆを入れたものはCODが8以上と高く、そうしたものを
直接川に流しては環境に大きな影響があることが分かりました。


(ホタル学校をあとにする子どもたち)

盛りだくさんの内容でしたが、自然の中の生き物や水の複雑なつながりに
気づけたのではないでしょうか?大切なのは私たち人間もまたその一部
だということです。どうしたらほかの生き物と共生していくことが出来るのか、
同じ地球に生きる「仲間」として、責任ある行動を考えて実行していきましょう。

一日お疲れ様でした!


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撮影日  平成28年7月15日(金)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:57鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月21日

鳥川で初撮影!天然のゲンジボタルの「卵」


豊橋市在住の杉本匤秀さんが「鳥川ホタルの里」で初となる
ゲンジボタルの卵の撮影に成功しました☆

(卵のサイズは1~2mm)

杉本さんは親子でホタル学校イベント「ホタルマスターファミリー講座」に
3年連続で参加しておられ、熱心にホタルの研究を続けておられます!

※講座の中で撮影秘話を披露する杉本さんの様子は以下のブログをご覧ください。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e371825.html
(第4回ホタルマスターファミリー講座/平成28年7月10日開催)



※赤丸が撮影ポイント(イヌハサ地域/大原川)

ご存じのとおり「鳥川ホタルの里」は天然のゲンジボタルが多数生息しています。
先月は市内外、また県外からもたくさんの人がホタルの光の舞を観に訪れました。

ゲンジボタルの成虫の命は一週間から10日ほどと非常に短く、
その間に交尾を終えたメスは500~1,000個ほどの卵を産みます。


※赤丸が産卵ポイント(川沿いのブロック壁に付いた湿ったコケの中)

孵化後、幼虫がすぐに川に入って生きられるよう産卵場所は配慮されています。
また、写真のように植物が日陰を作ることでコケ(卵)が乾燥するのを
防いでくれています。

誰に教えられるでもなく、遺伝情報の中にあるホタルの素晴らしい知恵です。


※赤丸が産卵ポイント(森から流れ出る湧き水で常に湿っているコケ)


コケが卵を包み込むように産み付けられています。
また、コケの中に産むことで雨・風で卵が落下するのを防ぎます。

実はゲンジボタルの卵もボ~~とした淡い光を放ちます。
ゲンジボタルは、卵・幼虫・サナギ・成虫の全段階で発光するのです!

光って飛んでいるゲンジボタルはすぐにわかりますが、
川沿いのコケの中に産み付けられた卵を探すのは相当大変だったそうです。
(杉本さんのお話)


ゲンジボタルは30日ほどで孵化し、すぐに川に入って(厳密には「落ちて」)
エサである「カワニナ」を食べ始めます。その後、約9か月の間を川の中で過ごし
土手の土の中でサナギになり、約40日後に羽化して成虫になります。

この卵が全部成虫になることは決してありません。他の生き物のエサになったり
幼虫・サナギになったとしても天敵に襲われたり病気になったりして
死んでしまいます。

成虫発生のピーク数は約1,400匹。オス3:メス1の割合で考えると
メスの数は約350匹。このメス全てが1,000個の卵を産むと350,000個。

ここから成虫(約1,400匹)になれる確率はわずか0.004%・・・
自然界を生きぬくということがいかに厳しいか、この数字が物語っています。


これからも、この素晴らしい自然のサイクルから色んな事を学んでいきたいと思います。

杉本さん、大変貴重なお写真をご提供いただき
本当にありがとうございました。



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撮影日  平成28年7月2日(土)
撮影場所 鳥川ホタルの里(鳥川町)
撮影者  杉本匤秀さん(豊橋市在住)
投稿者  やまのうち


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 11:48鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月20日

夏の音色はやっぱりこれ!「竹炭風鈴づくり」イベントを開催


平成28年7月17日(日) 森の総合駅(樫山町)で、
夏の恒例イベント「竹炭風鈴づくり」が開催されました。

講師は「額田炭焼の会」の皆さんが務めてくださいました。
風鈴に適した、良い音の出る炭を作るのはとても難しいらしいのですが、
今年も高品質の竹炭を御用意していただけました。

まずは会長の高木田さんからご挨拶と炭についてのお話をいただきました。


続いて制作作業に入ります。

まずは、本体パーツとなる細長い炭にキリを使って穴を開けます。
力を入れ過ぎると炭が割れてしまうので加減をしながら慎重に作業していきます。


ちょっと難しい時は先生に手伝ってもらいましょう。


穴がうまく空いたら、今度はその穴に吊り下げる用のテグスを通します。


細くて透明なテグスを小さな穴に入れるのはこれまたなかなかに難しい、
繊細な作業です。このプロセスで苦戦される方も何人かいらっしゃいました。


5本すべての炭にテグスを通したら、上の傘部分を取付けます。

それから糸の長さを見つつ、音の鳴り具合を微調整していきます。
このチューニング作業次第で、風鈴の出来具合も変わってきます。


最後に、風受け用のカードを真ん中につけたら完成です☆
夏らしい、爽やかな音が聴こえてきそうですね。


実際に吊るしてみると、このようになります。

今回は投稿者の私も製作にチャレンジしてみたのですが、行程の一つひとつに
繊細な手つきが求められ、苦心の末、なんとか作り上げた!といった感じでした。

ガラス製の風鈴の音は割と硬質な響きがありますが、この竹炭風鈴は
「カランコロン」といったような柔らかい音質で、今年の酷暑を
乗り切る助けになりそうです。


講師としてご指導いただきました「額田炭焼の会」の皆様、
並びにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


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撮影日  平成28年7月17日(日)
撮影場所 森の総合駅(樫山町)
投稿者  なかむら


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:42森の総合駅

2016年07月19日

初めての環境教室!豊富小学校1年生がホタル学校にやって来た☆


平成28年7月14日(木)、岡崎市ホタル学校に
豊富小学校1年生がやって来ました。豊富小学校は鳥川町と
同じ学区ということもあり、毎年多くの学年が環境教室に参加しています。

1年生はまだ入学して3か月。ドキドキ・ワクワク!
初めての環境教室です。まずはホタルクイズに挑戦しました。


ホタルの生態に関する7問のクイズに答えていきます。

Q.ホタルの光は熱い?
Q.光るのはホタルのオスだけ?
Q.ホタルの成虫の寿命は?
  などなど

悩みながら何回も書き直す子も・・・。


一問ずつ答え合わせをしながら解説しました。
ホタルの秘密は大人でも案外知りません。間違えてしまっても
恥ずかしいことではないので、これを機に覚えて
次に来るときは全問正解を目指してくださいね!


続いてはワークシートを使ってホタル学校の展示物を調べながら
勉強していきます。まだ読めない文字も多いですが、イラストや
写真を手掛かりにワークシートに見つけた答えを記入していきました。


カワムツやカワニナはホタル学校の飼育室で飼っているので実物を
見てもらいました。自分の目で本物を見るのが一番の学習ですね!


ワークシートが完成したら教室に戻って答え合わせと解説をしました。
ホタルは大人になると水しか飲まず、10日ほどしか生きられないことには
みんなビックリ!短い間に次の世代へと命をつないでいるのです。


随分とホタルについて詳しくなったところで、今度は鳥川ホタルの里の自然を
探検しに行きます。フィールドビンゴ(自然の中のアイテムを探しながら
ビンゴを目指すアクティビティ)を行って自然を観察しながら
世界に1本しかないというトヨトミ梨を目指して歩きます。


歩き始めると、さっそくチョウやツバメ、きれいな花などが見つかりました!
さらに歩いていくと森のなかで何かが動く気配が・・・「サルだっ!」
なんと野生のサルが道路の近くの森に隠れていました。

写真には撮れませんでしたが、初めて見る本物のサルにみんな大興奮!


20分ほど歩いてトヨトミ梨につきました。トヨトミ梨はれっきとした
梨の一品種で、野生のトヨトミ梨は世界でこの1本しかないという
貴重な木です。(岡崎市の天然記念物)

秋にはピンポン玉くらいの実がなるので、ぜひまた見に来てください。
(渋くて美味しくありませんが・・・)


帰りは鳥川沿いを歩いて戻ります。農道には小さなカエルがたくさんいました。
ちょうどオタマジャクシからカエルになる時期なんですね。
カエルのほうも「今日は小さなニンゲンがたくさん歩いてきたなぁ」
なんて眺めていたのかもしれません。(写真はトノサマガエル)


ホタル学校に戻ったら、最後のおまけプログラムで
スタンプクイズラリーをやってもらいました。
スタンプクイズラリーはホタル学校オープン時に当時の豊富小学校6年生
(今は高校生)に考えてもらった企画です。

ホタル学校の中にある5か所のスタンプを集めて参加賞をゲットしました!
(クイズはまだちょっと難しいので1年生は免除☆)


あっという間に半日のプログラムはおしまい!
みんな「楽しかった~!」と元気いっぱいに帰っていきました。

ホタル学校ではほかにも色々なイベントも行っているので、
また夏休みや週末に家族で遊びに来てくださいね!


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撮影日  平成28年7月14日(木)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:02鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月18日

見晴らし最高☆岡さんぽ「おおだの森ハイキング」を開催


皆さん「岡崎旅さんぽ」ってご存知ですか?

観光ガイドには載っていない!?観光地やお店、史跡や自然を気軽にぶらりと歩く
その名も略して「岡さんぽ」が始まりました!(岡崎商工会議所主催)


☆岡さんぽ紹介ブログ(水とみどりの森の駅編)
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e369167.html

☆岡さんぽホームページ
http://www.okazakicci.or.jp/okasanpo/


平成28年7月17日(日)、水とみどりの森の駅に指定されている里山
「おおだの森」を歩く岡さんぽが開催!初の試みとあって参加者数は
少ないですが、今後、少しずつ認知度を上げて岡崎の魅力の一つとして
知っていただきたいと考えています!


初回のこの日、雨の心配はありませんが曇り空が広がり、あまり暑くなく
夏のハイキングとしては最適の気候に恵まれました。

参加者は大人4人、子ども4人、ガイド1人の合わせて9人。
人数的に少し寂しい!?と思いきや、大人の方も子どもたちも意欲満々☆
色んな話に花が咲き、子どもたちの元気に引っ張られ?ながら
集合場所の「森の総合駅」を出発しました。

※ガイドは長年おおだの森の整備を行っておられる地元の市民活動団体
「山留舞会(やるまいかい)」の浅井会長です。


県道沿いを歩くこと1.5km、おおだの森の麓に到着です。
看板の言葉に元気をもらっていよいよ森に入っていきます。


上の看板のすぐ横に「鬼沢八幡社」があります。(無人)その目の前に
10数台駐車ができる広場があり、ここまで車で来ることができます。

(おおだの森はいつでも自由に散策が可能です!)


行きは歩きやすい管理道を歩いて登ります。車一台が通れる道幅で
両側にはヒノキ林や植樹したサクラ・モミジなどが植わっているほか、
色んな植生を見ることができます。


おおだの森の名前の由来の一つに「仰ぎ見る山」からきているとの説があるとおり、
途中、いくつかの石仏を見ることができます。(左手に「道祖神(どうそしん)」)


巨大な葉っぱの「朴木(ほおのき)」

※葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで「朴葉寿司」や「朴葉餅」
などに使われます。また、落ち葉となった後も、比較的火に強いため味噌や
他の食材をのせて焼く「朴葉味噌」、「朴葉焼き」といった郷土料理の材料として
利用されますが、岡崎では朴木を使う習慣はあまりないようです。


青々した「クリ」がたくさんなっていました!秋が待ち遠しいですね☆


森の総合駅を出発して一時間ちょっと。ようやく山頂に到着です。
曇り空のため遠くまでは見渡せませんが、それでも新東名高速道路や
額田の街並みを楽しむことができました!

※田んぼも青々としていて、これまた収穫の秋が待ち遠しいですね☆


「子どもたち、ちゃんとついてこれるかなぁ・・・」
そんな心配は全くなく、大人より先に歩いて山頂に到着した子どもたち!
みんな元気いっぱいで、しばしおやつタイムです。(みんなたくましすぎ☆)


下りのルートは山道コース。これが登りならちょっとキツいですが、
下りなのでかなり楽!しかも管理道路よりショートカットなので時間も短縮
できちゃうんです。(岡さんぽの旗を入れての無理やりショット・・・)


(みんなで記念撮影/旗を持っているのが浅井会長)

昼に近づくにつれて気温が上がってかなり暑くなりましたが、
ケガや事故もなく、無事に森の総合駅に帰ってくることができました!

ガイドの浅井会長からはおおだの森の活動の様子だけでなく、整備が始まった
いきさつや活動中のおもしろ話、おおだの森の歴史や動植物、イベントの様子など
色んなお話をお聞きすることができました。

このように「岡さんぽ」の魅力は「=人の魅力」でもあるように思います。
その地の魅力を創るのはやはり「人」。これからもぜひ「岡さんぽ」という
ぶらり旅を通じて自然と人のダブルの魅力をお伝えしていきたいと思います。


ご参加いただきました皆様、そしてガイドの浅井会長、
暑い中、本当にありがとうございました!


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撮影日  平成28年7月17日(日)
撮影場所 おおだの森(樫山町・夏山町)
投稿者  やまのうち

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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 19:44おおだの森

2016年07月15日

ホタルの川には生き物がいっぱい!第4回ホタルマスターファミリー講座を開催


平成28年7月10日(日)、岡崎市ホタル学校で
第4回目ホタルマスターファミリー講座を開催しました。

☆講師はお馴染み「自然・環境学習実践隊」の皆さん

まだ梅雨の最中で前日は大雨でどうなることかと思いましたが
この日は快晴に恵まれました。


講座の冒頭でこの講座に参加して3年目となる杉本ファミリーに今年撮影した
ホタル飛翔のタイムラプス動画と、鳥川で見つけたホタルの卵の写真を
紹介していただきました。

卵の写真はおそらく鳥川で撮影されたのは初めてではないかと思われる
大変貴重なものです。何回も鳥川に通い詰めて産卵場所を突き止めた
杉本ファミリーに拍手!


さて、今回のテーマは川の生き物探しと夏休みの自由研究の基礎学習です。

前回はホタルの成虫の観察をしましたが、鳥川には決してホタルだけが
いるわけではなく、様々な生き物が関係し合いながら里山の自然環境が出来ています。

今回はそんな川に棲む他の生き物たちを調べていきました。


はじめに自分が知っている川に棲む生き物をできるだけ書き出してもらいました。
ホタルの幼虫、カワニナ、カエル、ドジョウ・・・ヒラメ!?ヒラメは海ですね・・・。

10種類を超えるとだんだん苦しくなってきます。


それでは実際に鳥川のような里山の川にはどんな生き物がいるのか、
ホタル学校の展示物を使って調べていきました。

トビケラやカワゲラといったあまりなじみのない水生昆虫や、
ネコギギのような絶滅が心配されている魚もいます。(国の天然記念物に指定)


この日、ホタル学校で人工飼育しているゲンジボタルの卵がふ化したので
幼虫も観察してもらいました。


まだ糸くず(体長は1~2mm)のようなホタルの幼虫ですが、
顕微鏡でのぞいてみると元気に動いている様子が確認できました!


さて、川にどんな生き物がいそうかイメージできたところで、いよいよ川に入って
生き物調べをしていきましょう。両手に網とカゴをもって、ちょっと早い夏休みの
ような気分で川に向かいます。蒸し暑い天気ですが川の中は冷たくて気持ちいい!


石をひっくり返したり、やぶの根元に網を突っ込んでガサガサしたり・・・
さっそくたくさんの生き物が見つかりました!


(左)泳ぎが速くてなかなか捕まえられない魚はカワムツ
まだ生まれたばかりの小魚もいました。

(右)は珍しいアカザです。
ヒゲに毒があるのでうっかり素手で触らないように注意!


両生類はツチガエル、アマガエル、アカハライモリ(写真)を発見!


水生昆虫ではヤゴ類(写真左)、ガムシ(写真右)、
トビケラの幼虫などが見つかりました。


たくさんの生き物が見つかりましたが、その多くは水がきれいな川でないと
生きられない種類です。みんなが普段暮らしている川の生き物とは
どんな違いがあるのか調べてみても面白いと思います☆


さて、後半は夏休みに向けて自由研究の基礎を学びます。
子どもたちが急に大人しくなった気がしますが、今日の講座をしっかり聞いて、
早めに取り組んでいけば大丈夫!

講師のむしくんから、自由研究の定義や調査の進め方、
上手なまとめ方などについて一通りレクチャーを受けました。


最後に水質検査の実験を行いました。この日は皆さんに自宅近くの川の水を
汲んできてもらっています。鳥川の水や各地区の水をCOD(有機物量)と
pH(酸性かアルカリ性か)を調べるパックテストを使って比較調査を行いました。


CODは鳥川が一番低く「2mg/L」でした。一番高いのは小呂川の「8mg/L」。
でも小呂川でもホタルは出ているので、一概にCODが高いからホタルは住めない川
だとは言えません。pHはいずれも「6.5~7.5」とほぼ中性でした。

ひとつだけ、山綱川の水が「9.5」という強いアルカリ性を示しましたが、
別の子が汲んできた山綱川の水は「7.0」の中性だったので、
容器に何か付着していたか、汲んだ場所に水質の偏りがあったのでしょうか?


次回は実際に自由研究に取り組んでいきます。やるからには目指せ金賞!
毎年恒例の「エイ、エイ、オー!」と掛け声を出して気持ちを一つにしました。

さぁいよいよ夏休みが始まります。講師陣もサポートしていきますので、
今まで学んできたことをうまく活かして、実りのある自由研究にしましょうね!

参加者の皆さん、講師・スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした☆


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撮影日  平成28年7月10日(日)
撮影場所 ホタル学校、鳥川ホタルの里(鳥川町)
投稿者  からさわ


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 06:17鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月14日

ツバメの里親がやって来た!(わんParkのツバメおまけ編)


こども自然遊びの森「わんPark」にて


7月3日(日)。
背丈の大きい不審人物(!?)が脚立に乗ってツバメの巣をのぞいています。

実は彼、わんParkのツバメにとっては重要な人物でした☆


2012年3月のイベント「新婚ツバメさんいらっしゃい!」で巣台をこしらえる
小柄な少年。この時、スタッフは「巣台をツバメが使ったら連絡するよ」
と最後に約束をしました。(大きくたくましくなったね☆)


あれから約4年半。

巣台が建物になじんだのか?ようやく使われたこともあり
「来ないだろうな~」と思いながらもご家族に連絡をしておきました。


スタッフの予想はうれしくも外れ、わんParkを再訪してくれたやまもとくん

この写真は彼が撮ってくれたヒナの写真です。
大きな口を広げて親鳥にエサをねだっています☆

はにかみながらも「かわいい!」と話してくれました。


数年越し、念願の出会いは感動的でした!


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投稿日  平成28年7月14日(木)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱでおもいっきり遊ぼう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 07:54わんPark(こども自然遊びの森)

2016年07月13日

飛べないカワセミ


ホタル学校の裏にある水路で「カワセミ」を発見しました。


怪我でもしているのか?
飛び立つ気配がありません・・・。


こちらを警戒している様子です。


カワニナ飼育用の網の下に隠れてしまいました。

保護するべきでしょうか?
しかし野生動物を無暗に捕獲もできません。

でもこのまま放っておけばヘビか何かに襲われてしまうでしょう。
でも、やはり自然界の掟に従うべきでしょうか・・・?


しばらく見ていたら溺れそうになったのであわてて保護しました。
そして、動物総合センター(アニモ)に引き取っていただくことにしました。

これで良かったのかどうか?判断が難しいところですが、
この鳥を含め、私たちの知らない自然界では色んなことが起きている
ことに気付かされます。


アニモの職員皆様、お世話をお掛けしますがよろしくお願いします。
無事に回復してぜひまた羽ばたいてほしいです☆


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撮影日  平成28年7月12日(火)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)
投稿者  かみや


ふたば 自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう! ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:53鳥川ホタルの里(ホタル学校)

2016年07月12日

「YOUは何しに体験の森へ?」名古屋大学留学生が竹箸作りに挑戦☆


平成28年7月9日(土)です。
今日はおかざき自然体験の森に「YOU」たちがいっぱい来たぁ~!

「YOUは何しに体験の森へ?」
「○※×※△」?????


通訳すると「名古屋大学の短期日本語講座に来日してしている
留学生の皆さん」とのことです。

「Where are you from country ?」
「○※×※△でーす!」


これくらいわかたぞォ!「中国・香港・台湾」からだそうです。


今日は体験の森で「竹」を使った工作を体験します。

ここでの滞在時間は1時間ちょっとということで、
大作には挑戦できませんので「竹箸」を作ることにしました。

ちょうど今日の夕食はみんなで「流しそうめん」をするそうで
「My箸」デビューができそうですね。

ちなみにランチは「みそかつ」を食べてきたそうで、
「とってもおいしかった☆」と喜んでいました。

スタッフ:「よろしくお願いします」

留学生:「こちらこそよろしくお願いしま~す」

スタッフ:「おぉ~よかった!日本語だ」



まずはスタッフから竹を使った工作例を見ていただきました。

箸・菜箸・靴べら・コップ・小鉢・長皿・紙鉄砲など
比較的簡単に作られるものから、竹細工プログラムで
工作した籠(かご)・毬(まり)なども紹介しました。

箸・菜箸・靴べら・コップ・小鉢・長皿・紙鉄砲は、
今開催中の「お!かざき3パークパスポート」を使って体験できます。
(期間:平成28年7月1日~9月30日)

※皆さん、是非いらしてくださいね☆


まずは、今から作る箸の材料を準備するところから説明していきます。

1) 輪の状態の竹を、竹割り器で4分割にします。

2) 次にナタで箸に削りやすい太さに割っていきます。

男性:「へえ~、竹ってきれいに割れるんだ。初めてみた!」


皆さん「竹」の文化と「箸」を使う文化を持つ国の方
ばかりなので興味津々な様子です。

食い入るような眼差しで見ている女性もいれば、
使うことは大丈夫だけど、作ることは???っと不安げな表情を浮かべる男性もいて、
女性陣の積極性と好奇心の強さは世界基準のようです。


ええ~?どうやって削ってるのかな?

(横目でチラッと) なるほど!ガンバロっと☆


段々と真剣みを帯びてくると、若い女性陣もあぐら姿で頑張ります。

※実はこの姿勢が一番作業しやすい!


日本と同じで、中国・香港・台湾でも幼いころから鉛筆を削ったり小刀を
使う機会が少ないのか、薄く削る・削ぐといった感覚がつかめず悪戦苦闘・・・。


こちらは引率の先生です。

竹箸より飾ってあった「竹トンボ」に興味がいってしまい、
急きょ竹トンボ作りに挑戦しました。

この日はたまたま竹トンボ作りのうまいスタッフがお休みでしたので
スタッフは少々バタバタしながらの対応になってしまいすみませんでした・・・。

「手元注意よしっ!」
「安全にお願いしますっ!」



「 ど う で す か ? 見 て く だ さ い !
う ま く で き た と お も い ま せ ん か ? 」


たどたどしくも一生懸命な日本語に思わず胸がキュンとしてしまします。
お世辞ではなく、本当に上手にできていました☆

きっと今晩は美味しい流しそうめんが食べられることでしょうね。


ほかの皆さんも出来上がった自分の作品を掲げ、
箸作りの「記念」と日本語の上達を祈念して「ハイ!チーズ」

どうですか、このにこやかな「ドヤ顔」!

(中国語で「ドヤ顔」ってなんて言うのかな?
無かったら母国で「ドヤガオ」流行らせて!)


おかざき自然体験の森の管理棟をバックに全員で集合写真です。

名古屋には「みそかつ」以外にも「味噌煮込みうどん」
「手羽先」、「あんかけパスタ」、また、岡崎には「八丁みそ」等々美味しいものや
緑豊かな自然がいっぱいあるので、留学期間が終わって国に帰っても
ぜひまた遊びに来てほしいですね。

「YOUたち、また来てね~~~☆」
※某テレビ番組の取材ではありません。


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撮影日  平成28年7月9日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 18:37おかざき自然体験の森

2016年07月10日

「超ワイルドな秘境探検&きのこ観察」in わんPark


前回、“わんParkの珍イベント”として紹介したこのイベント。
平成28年7月3日(日/晴れ)、15名で山に行ってきました。


道中はマツの木が倒れているところが多く、登って、くぐって、またいでの連続。
皆さん大変だったと思いますが、しっかりついてきてくれました!


写真は紫色の「カワムラフウセンタケ」
ハードな道のりでしたが、子どもたちにとっては
こうしたキノコがおもしろかったようで・・・。


キノコ友達ができたよ!なんていうワンシーンも見えました。
このふたり、同学年で、学校こそ違えどマラソン大会8位
という成績まで一緒だったそうです。すごい偶然☆


青空には恵まれませんでしたが、
それでも登った後の爽快感は格別だったことでしょう!


みんなが見つけてくれたキノコは合わせて15種類ほど。

前日にはほとんど見られなかったキノコが、タイミングよくニョキニョキと
生えてきてくれたようです。感謝、感謝☆


このイベントは、また開催予定です。
わんParkの秘境感あふれる場所へ、ぜひ一緒に行きましょう!


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撮影日  平成28年7月3日(日)
撮影場所 こども自然遊びの森「わんPark」(淡渕町)
投稿者  ナリキヨ


ふたば でっかい原っぱでおもいっきり遊ぼう! ふたば
HP:http://www.morinoeki.jp/wanpark01.html
  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 22:14わんPark(こども自然遊びの森)

2016年07月09日

昔ながらの稲作体験「虫取りとザリガニ釣り」編


平成28年7月2日(土)、昔ながらの稲作体験プログラムです。
※会場は「おかざき自然体験の森」の田んぼ

いつものオリエンテーリングからスタートします。
注意事項はしっかり聞いてくださいね。


スタッフ:
先月やりましたがこれが手動の草取り機です。
こうして前後に動かすと羽根の部分が回転して
田んぼの草を押し込んでいきます。

女の子:
みんな~、おじさんの説明をちゃんと聞いてる?
よそ見してちゃダメだよ。

※実はこの女の子、今年の稲作体験ほぼ皆勤賞
スタッフより説得力がありそうです☆


昔ながらの稲作体験としては、田んぼの草取りが
メイン行事ですが、ほとんどのご家族はリピーター
なので先月のプログラムで草取りは経験済み。
なので、今回は虫取り・ザリガニ釣りをメインにしちゃいました。

まずは田んぼ廻りをしっかりと観察してみます。
カエルとか見えるかな?


男の子:
おとうさん、カエルさんがいるよ。

お父さん:
おお!よく見つけたね。
でも田んぼに落ちないように気を付けるんだよ。

って言ってるのかな?


田んぼの虫取りはそこそこにして、さっそく釣竿を
もってビオトープにザリガニ釣りに行きます。

ビオトープでは、ザリガニもいますが他にも貴重な
「カワバタモロコ」、「メダカ」などの動植物も生息して
いますので、今回は網は使わずザリガニ釣りに専念します。


おかざき自然体験の森では、無承認で動植物の捕獲・採取
などの行為を禁止しています。(持ち込み行為も禁止)

※悪質な行為は警察に通報する場合もあります。

子どもたちが虫を捕ったりして直接触れて観察し
体験することを目的にした施設ではありますが、
ビオトープ廻りなど、できるだけ自然の生態系に
必要以上に手を加えない状況を保持したい場所も
あることをご理解願います。


話が硬くなりましたが、このザリガニ釣りの風景を
見てもらえば、子どもたちのはしゃぎ声が聞こえて
くるように思いませんか?

くれぐれも、ここは釣り堀ではありませんよ。


(左)
お父さん:
おッ、釣れたかな?

男の子:
ボクは釣竿なんで使わなくても手づかみでいっちゃうもんね。

お母さん:
ザリガニに挟まれないように気をつけてね。

(右)
スタッフ:
どうかな?なにか釣れそうかな?

男の子:
しィ~~。いま集中してるところなんだから。


(左)
男の子:
ねえ、お父さん。ぼくにもやらせてよ。

お父さん:
ちょっちょっと待って。いま釣れそうなんだから。

けっこうお父さんの方がはまったりして。

(右)
お母さんA:
ああ~~。おしかった~~。

お母さんB:
うむっ。
こういう決定的なシーンではずすようでは
まだまだ代表入りは無理かな?

男の子:
???・・・ここはピッチじゃないよ。


ボクね。ちょっとね。眠たいの・・・。

暑かったけどみんな一生懸命にザリガニ釣りを体験しました!
釣ったザリガニはみんなで観察して、またビオトープに戻しました。


一段落したところで、稲刈り用にすげ縄の準備をします。
今回もボランティアとして、わらじ作りの永田さんに
わらのより方・すげ縄の作り方をご指導願いました。

今回は、けっこう子どもたちが面白がって挑戦してくれました☆

中にはあっさりと先生から免許皆伝をいただいて
しまう子(サッカーのユニホームを着ています)もいて
お母さんたちも思わず「スッゲー」
(それって、もしかしてだけど「シャレ?」)


最後は常連さん家族の女の子が「ちびガエル捕ったよっ!」て
見せに来てくれました。(親指の先に乗ってます)

私は「ちびガエル」より、女の子の純真無垢な、
そして力強いまなざしの方に魅かれてしまいました。


8月6日(土)には稲作体験の一つ「かかし作り」を計画しています。

体のサイズは変わってないのに、どういう訳か素地が縮む???
などして着られなくなった服などを持ち寄っていただき、
個性あふれる「かかし」を作りましょう。

皆さんのご参加をお待ちしてま~す。


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撮影日  平成28年7月2日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:44おかざき自然体験の森

2016年07月08日

美味!「竹塩」作りinおかざき自然体験の森


平成28年7月2日(土)、市民活動団体「森のこだま」主催による
自然体験プログラム「竹塩作り」が開催されました。

代表の大久保さんを中心にこの日の活動内容等についてミーティングです。
皆さんよろしくお願いします。


塩を入れた竹筒を小さめの金属缶に入れます。

その金属缶をペール缶に入れ、その廻りに竹を詰込み覆います。

大久保さんの指導のもと、適切な温度になるように
薪を燃やし竹炭をつくる要領で焼いていきます。


煙突から出る白い煙が透明になってきたら出来上がりです。

ペール缶を開くと廻りに充填した竹がきれいな炭になっています。


廻りの竹炭はちゃんと炭として使えますので拡げて冷却します。


中の小さめの金属缶を取り出すと、竹筒の中にいれた
竹塩か出来上がっていました。

普通の塩、荒塩など塩の種類によっても竹の風味に違いがあるそうです。
申し訳ありませんが、私には焦げた塩の塊にしか見えませんでした・・・。

いくつになっても違いの分かる男にはなれません。残念・・・。


今日の夕食にはさっそくこの塩を使って、
さぞかし美味しい料理ができることでしょう☆


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撮影日  平成28年7月2日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 08:53おかざき自然体験の森