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2016年10月05日

昔ながらの稲作体験!「稲刈り」編


平成28年10月1日(土)、今日はおかざき自然体験の森の
田んぼで稲刈りです。(昔ながらの稲作体験)

朝のうちは小雨交じりの微妙な天候でした。ところが「私の」・・・んっ、失礼。「皆さんの心がけ」が良かったせいで薄曇りに回復し、予定通り稲刈りがスタートできました。

ご覧ください☆たわわに実った今年のもち米を。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」

(スタッフ心の声)
60歳を過ぎてもこの域には達しません・・・情けない!
「悔いるほど頭(こうべ)を垂れてもすぐ忘れ」・・・


8月に作った「かかし」たちが一生懸命に田んぼを守ってくれたのですが・・・。ちょっと油断してた隙にイノシシが柵を破って入り込み、大切な田んぼを荒らされてしましました。

最近のイノシシは知恵がついてきたのか、柵を直しても力技でこじ開け、3回ほど柵を破られました。イノシシ・サル・シカ・カラスなど、野生生物も生きていくためには食べないといけないということはわかりますが、人間側の思いとしては丹精込めてお米や農作物を作っている農家の皆さんの苦労がよくわかりました。


さあ、皆さんが集まったところでスタッフから今日の作業内容・手順・注意事項などの説明です。

今日は募集いっぱいの20家族(総勢61名)と岡崎女性会などから9名のお手伝いをいただいて稲刈りをしました。

女性会の皆さん、いつもありがとうございました。


子どもたちも、腰にすげ縄をつけて稲刈りのお手伝いです。

女の子:どお?キマッテルかなぁ。きれいに撮ってよ。
「ハイ、ちぃーず」

お母さんたちもわが子の勇姿にニッコリです☆


閑散としていた田んぼも、稲刈りが始まってみると大賑わいです。今日は鎌(カマ)を使ってるので、周りにも気を付けてね。


子どもたちも腰にすげ縄をつけて一生懸命に稲刈りをしました。なかなか絵になってますよねぇ。


今日は家族で力を合わせて頑張りました。お父さんが稲刈りして、息子が運んで、お母さんが待ち構えていて刈った稲をきちんと並べて天日干ししていきます。ちゃんと役割分担をして効率よく作業しています。

(スタッフの心の声)
休日をこうして一緒に過ごすことができるご家族って、本当に幸せそうですね。


「ウェ~~~ン!」

ボクね、田んぼの中でころんじゃったの。ほんとはね、田んぼみたいにグチュグチュっとしたとこは好きじゃないんだョ。帰りにお菓子買ってね。

スタッフ:「人は涙見せずに大人になれない」んだから。一回泣くごとに大人に近づくよ。
お母さん:「それ、涙の意味がちょっと・・・?」

※お母さんいわく、上の子は田んぼ大好きなのに、この子は本当に苦手だそうです。


皆さんのマンパワーのおかげで、1時間半ほどで無事稲刈りが終了しました。

こうして刈り終わった田んぼを見ると、秋の風情を感じませんか?見守ってくれた「かかし」さんたちも、ちょっと寂しげ。


稲刈りが終了したので、去年収穫したもち米で餅つきです。一生懸命に稲刈りしていただいた皆さんへ、ささやかなおすそわけです。

餅つきの方は「おかざき炭焼きの会」や「お茶作りボランティア」の方など、普段この森で活動しておられる皆さんにお手伝いをしていただきました。いつもありがとうございます!


つきたての餅は、ボランティアの皆さんが手際よく調理して配っていきます。

今回も、きな粉・ポン酢・大根おろし・甘しょうゆなど、たくさんの種類を召し上がったいただきました。つきたての餅を口にする機会が少ないのか、ただ単に作業して腹が減ってただけなのかわかりませんが、子どもたちも何度もおかわりするほど好評でした。


最後にとびっきりの笑顔で
「アーーン!おいちぃ☆」

お母さんもつられて「ア~~~ン」しちゃってますよ。


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撮影日  平成28年10月1日(土)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  おかだ


ふたば この森まるごと自然体験フィールド ふたば
あなたも感じてみませんか『五感のワンダーランド』
HP:http://www.sizentaiken.jp/  


Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 10:43おかざき自然体験の森