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2016年12月14日

イノシシ対策!ワイヤーメッシュ防護柵を設置


平成28年12月6日(火)、おかざき自然体験の森の駐車場付近から細川町方面にかかる森の中に、イノシシの侵入を防ぐことを目的としたワイヤーメッシュの防護柵を設置しました。


この地域はイノシシの出没が多く、何らかの対策を講じる必要に迫られていました。ワイヤーメッシュはイノシシの自由な行動を封じる有効な手段として日本各地で利用されており、この度おかざき自然体験の森でも導入することとなりました。


ワイヤーメッシュは縦1.2メートル×横2メートルの金属製の網で、1枚だけでも結構な重量があります。これを森の中にイノシシの活動エリアを分断するように配置し、地面に打ち込んだ杭に丈夫な針金を使って結びつけ、固定していきます。


森の中に生えている竹や木なども上手く活用しながら、固定作業を進めます。今回の設置分は総延長約150メートルにわたり、かなりの範囲に効果を及すことができると考えられます。


ひたすら作業が続きます。手間のかかる工程ではありますが、8人で一気に作業をしたので、慣れてくるとだんだんと作業スピードが上がっていくのが実感できました。


(イノシシ対策の第一弾が完成)


すべてのワイヤーメッシュを設置した結果、写真のような感じとなりました。イノシシの行動を完全に押さえ込むにはまだ少し足りない感じがしますが、人間と野生動物が上手に共存するため、今の状況の改善に向けた第一歩になるのではないでしょうか。


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撮影日  平成28年12月6日(火)
撮影場所 おかざき自然体験の森(八ツ木町)
投稿者  なかむら


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Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 20:39おかざき自然体験の森