2012年07月15日
ホタル学校「この生き物は在来種?」を開催しました!
平成24年7月14日(土)、ホタル学校イベント「この生き物は在来種?」が開催されました。講師に元教員で、岡崎市動植物調査会の永井先生をお招きし、ゲンジボタルの生息している川には、ほかにどのような生き物が棲んでいるのか、また、今問題になっている「外来生物」はいるのか?などをテーマに、参加者全員が鳥川(川の名前)に入って調べてみました。
季節は夏本番とあって、川に入るととても気持ちよく、中には水中メガネを付けて泳ぎだす子までいましたが、永井先生から生き物の捕まえ方をしっかりレクチャーしてもらい、それぞれの飼育ケースにいっぱいの魚(カワムツやカワヨシノボリ)やサワガニ、トンボのヤゴやカワニナ、カエルやドジョウなどを捕まえました。(お父さん・お母さんもお子さんに負けじと一生懸命捕獲していました!)
子供が「先生、カメを捕まえました!これはなんていうカメですか?」と聞くと、永井先生は「お~よく見つけたね!これは「イシガメ」といって日本固有のカメなんだよ。昔はどこにでもいたんだけど、今はぐっと数が減ってしまって、今ではとても珍しいカメになってしまったんだよ。」と教えてくれました。子供たちは興味津々!ほかにも自分で捕まえた生き物がどのような生き物なのかを先生に聞いていました。
飼育ケースには捕獲した生き物がいっぱいです。問題の外来種は?というと、このホタルの里の川には外来生物はいませんでした!そのおかげで毎年たくさんのゲンジボタルを見ることができるとのこと。永井先生から「自分たちの身近な自然に目を向けて、自然を大切に思ってほしい」とのメッセージがあり、最後に全員で捕獲した生き物をすべて川に戻しました。皆さんの住んでいるところの川には、どのような生き物がいるでしょうか?
撮影日 平成24年7月14日(土)
撮影場所 ホタル学校(鳥川町)にて
投稿者 やまのうち
自然との共生を「ホタル」を通して考えましょう!
Posted by 岡崎市環境部環境政策課 at 09:00
│鳥川ホタルの里(ホタル学校)